僕には幼い頃からの婚約者がいる。
彼女は僕のことを男として見てくれない。
僕は隣で彼女の憧れの殿方の妄想話を聞くばかり。そして、なぜかその憧れの殿方の相手役の姫君は僕。
それでもいいんだ。たとえ僕のこの想いが一方通行でも。
最終更新:2019-06-13 23:02:27
3099文字
会話率:25%
クラリス王国の王女、アンナ・ロワ・クラリス。
容姿端麗、頭脳明晰な彼女にはとある婚約者がいた。騎士団団長の一人息子で、公爵子息でもあるアレン・デュアリスである。そして、その婚約者はアンナの唯一の弱点であった。アンナは普段誰にもばれぬよう猫を
かぶって完璧を演じているのだが、幼い頃からの婚約者で喧嘩ばかりしているアレンの前ではつい素がでてしまう。アンナの素はかなりのアホで、それのせいか学園の生徒からはとても生暖かい目でみられている。そんなアンナの最近の口癖は、「お前いつか不敬罪で処刑してやるわ!!」だ。とても物騒である。
アンナが無事(?)婚約破棄できる日はやってくるのか。これは、そんなアンナと婚約者アレンの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-09 22:00:00
315文字
会話率:100%
幼い頃からの婚約者である王太子に、婚約解消を言い渡されたアリーティア。王太子が選んだのは、幼い頃からの同志であるアリーティアではなく、平凡な子爵家の令嬢だった。
アリーティアの婚約解消とその後の顛末。4話くらいで終わります。
最終更新:2018-07-22 22:00:00
15047文字
会話率:10%
子爵令嬢ヴィオラ・グリントは車椅子の人だった。けれど、幼い頃からの婚約者であるネイト・ワーズワースと共に、幸せな日々を送っていた。そんなある日、とある出来事によって次男だったネイトが伯爵家を継ぐことになってしまい、体に支障があるヴィオラは、
将来の伯爵夫人にふさわしくないと周囲から圧力をかけられてしまう。ヴィオラは考え抜いた末、ネイトに別れの手紙を書くことにした―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-03 00:00:19
23472文字
会話率:25%
伯爵令嬢エミリア・セドラーシュは幼い頃からの婚約者から婚約破棄を言い渡される。彼の隣には可愛らしい少女。エミリアは知っている。この世界が乙女ゲームに類似した世界であるという事を。エミリアが担うのは悪役令嬢。しかも、恋に破れたあげく狂気に奔り
最後は必ず死ぬ。エミリアは運命を変えるため、婚約破棄された場で静かに微笑みを浮かべた。【本編完結】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-24 00:01:09
100742文字
会話率:32%
公爵令嬢アネットは、ある日幼い頃からの婚約者であったジュリアス王太子から、皆の前で婚約破棄を言い渡される。王太子の背後には、健気な腹黒男爵令嬢。
でもアネットは『これで本当の自分に戻れる』と内心大喜び。
半年後、舞踏会で再会した彼女の姿に驚
いた王太子は……。
(めっちゃテンプレです。暇つぶしにどうぞ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-31 17:39:01
4891文字
会話率:45%
退場シリーズ、番外編。
幼い頃からの婚約者から婚約破棄を告げられるのだと、弟からの情報提供で知ることが出来た春乃透子。婚約破棄の理由は、彼に愛する恋人が出来て、彼女と婚約する為。
今まで、彼の妻になるからと努力を重ねてきたのに…。
透子は
狂おしい程の悲しみと覚悟を胸に、従姉である前橋彰子の助言を胸に、婚約破棄を正々堂々と受け止める。
※退場シリーズとは少し毛色が違うかも知れません。
ですが、良家の婚約破棄ってこういう結末もあるよなぁと思い考えました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-22 22:43:25
110741文字
会話率:25%
海運成金の三男坊、グランには幼い頃からの婚約者がいる。爵位を望んだ祖父が借金を肩代わりした伯爵家の娘、セルリアだ。
家業を手伝う傍ら、毎週婚約者の屋敷に顔を出すのを習慣にしていたグラン。
しかし、セルリアの17歳の誕生日を前にした『お願い』
に頭を抱えてしまう。
「初めて会った日に、わたしとした約束を、もう一度聞かせてくれませんか?」
頬を染めたセルリアに、覚えてない、などと言えるはずもなく。
誕生日までの二週間、グランは必死で約束を探す。
十年前、自分は彼女と何を約束したのか?
思わず背中がこそばゆくなる、ほのぼのラブストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-03 21:51:06
9543文字
会話率:55%