奇書 小説家になろう　作者検索

「わが国十何万の精神病者はこの病を受けたるの不幸のほかに、この国に生まれたるの不幸を重ぬるものというべし」の言葉で有名な、明治の代表的精神医学者、呉秀三博士。古文書にある怪異譚の中から精神医学的現象を探った彼の著書『磯邊偶渉』を現代語訳してみる。 　なお本書は日本探偵小説三大奇書のひとつ『ドグラ・マグラ』と関連が深い事でも知られ『夢野久作ドグラマグラ幻戯』にも抜粋が載っている。折りたたむ>>続きをよむ

少年少女の色々諸々でございます

これは推理小説です。 『推理』出来るものならね……。 物語の舞台は、ある田舎町。 ４月、新学期。町唯一の中学校に転校生が来る事になった。 何の変哲もない田舎町。だが、その認識は徐々に崩れる事になる。 中学校三年。それが、この町では一つの分岐点となる。 彼らは少数のグループを作り、町の秘密である“大神様”を探る事になる。 学校全体を巻き込み、果ては町全体を巻き込んだ競争が今、始まる――。 注意：ただし……これは『奇書』です。 何が起きているかをアナタ自身が推理する物語です。 どの時点でその“真実”に気付き、全てを理解するかはアナタ次第。 理解不能な展開に混乱し、精神に支障を来たしたとしても責任は取れませんのであしからず……。 折りたたむ>>続きをよむ

ふとした偶然から奇書ネクロノミコンを手に入れた私 それを読み進めていくが、あることに気がつき……