小学3年生の少女「綾」と高校1年生の青年「燈馬」が繰り広げるひと時の夏のドラマ。
最終更新:2021-01-19 21:57:02
633文字
会話率:64%
例年に比べて長く続いた梅雨が明け、夏の始まりを報せる蝉の声が一斉に響きだした八月某日。
とあるニュースが日本全土を震撼させた。
『女優 東雲すみか(28)死亡 自宅で首吊り自殺か』
そのあまりにも早すぎる訃報はたちまちSNS
上で拡散され、多くの悲しみの声と共に夏日最初のトップニュースを飾った。
各新聞やテレビの報道番組では、彼女の死を悼む言葉と共に女優〈東雲すみか〉が残した多くの功績を称える特集が組まれ、彼女の死の真相や発見に至るまでの経緯が記事として、議論として、多くの人の目に留まった。
特別、彼女に興味があったわけではないし、強い憧れや好意を抱いていたわけでもない。ましてやファンですらなかったと思う。
彼女が普段どんな表情で大衆の前に姿を見せていたのか、どんな演技で大衆を魅了していたのか、外の世界と隔絶した生活を送っていた僕はほとんど知らない。
——だけど。
……たった一度だけ、彼女と二人きりで話をしたことがある。
木陰に響く蝉時雨。
アスファルトを焦がす夏の日差し。
どこまでも澄んだ青い空と、天まで届く真っ白な入道雲。
時折海からやって来る潮風と、幻影のように漂い続ける煙草の煙。
忘れもしない。
暑い暑い八月の、僕と彼女だけが知っている、あの夏の日の記憶——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-23 20:00:00
17915文字
会話率:33%
終わる気配のない夏。ギラギラと照りつける真夏日、その日はゲームの決勝戦だった。
もはや毎年恒例となった最高気温のニュースを尻目にコンビニへでかけた彼は、友人と遭遇して大会への英気を養っていた。友人と別れた後、すぐに大会へ出場する。激闘の末
、勝利した彼だったがそこには変わり果てた自分の姿と見知らぬ世界が広がっていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-13 21:56:36
10402文字
会話率:14%
ゴールデンウィーク明けのある休日、高館健二は愛車のGSX-R1100でツーリングに出た。
稀に北海道にある、五月の真夏日。寒さを嫌って厚着で出てしまった高館は、全く人が通らない廃校跡地の公園に逃げ込み、上下のレザーを脱ぎ捨て昼寝に耽った。
そこに現れたのは、GPZ900Rに乗る女性。二人は意気投合し、共にツーリングに出る。
女性の走りに感動した高館と同じく、相手も高館との走りが気に入ったようで、二人は前後を入れ替えながら何度も走った。
ツイッターでシェアされていた「男社会」に関するのブログを読んで思いついた、ビターラブストーリー(?)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-29 20:00:00
10062文字
会話率:27%
暑い! 暑すぎる!!
え? だいぶん前から暑かった? 夏日だった?
たしかに、三月からこっち三ヶ月が一瞬で溶けてしまったくらい暑かったね!! 三は魔の数っていうだけあるなぁ!!
少しでも涼しくなるように200文字で毎日ホラーを書いていきま
す。
三分で涼しくなりたいときに、お気軽にどうぞ。
2018年度 https://ncode.syosetu.com/n6825ex/
2019年度 https://ncode.syosetu.com/n4689fn/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-01 15:14:17
12400文字
会話率:4%
暑い! 暑すぎる!
少しでも涼しくなるように200文字で毎日ホラーを書いた、2019年度版。
三分で涼しくなりたいときに、お気軽にどうぞ。
2019年は五月末に夏日になり、さらに北海道でも35度を記録するという異常気象。九月になっ
ても暑く、終了時の秋分の日(九月二十三日)は台風17号の影響か、湿度が高く蒸し暑い日でした。
五月末から描き始めたので、SF風味のお話もありつつ、123話もあります。
2018年度 https://ncode.syosetu.com/n6825ex/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-23 17:13:06
34279文字
会話率:25%
なんちゃってホラーです。
気晴らしに企画に参加しようと思って書きました。
駅で起こると噂される怪談についての話です。
心霊現象がなくちゃホラーじゃないと、言うわけじゃないと信じています。
怪談という単語が入っていればホラーで良いんじゃ無い
かと自分に言い聞かせました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-19 06:04:03
4568文字
会話率:4%
初めて書いてみました。
暖かい目で読んでください。
最終更新:2020-07-18 23:34:53
966文字
会話率:0%
終電間近の待合室で、僕は、彼女に出会ってしまった……。
最終更新:2020-07-09 03:21:55
5593文字
会話率:49%
僕の地獄巡りをした時の話しです
夏日が凄かったな〜
最終更新:2020-06-13 18:58:39
1859文字
会話率:100%
今天気予報で明日は真夏日、
あんだって?お兄さん、さみいだよ、山の中もあちいのかね?
から続く旦那様ネタ、ボヤキのエッセイですのよ、ホーホホホ
最終更新:2020-06-01 20:07:05
870文字
会話率:17%
私がかつて学校に通っていた頃。
転校先の学校は、夏日が続くにもかかわらず、ほとんどの人が長袖長ズボンの厚着をしていた。
汗だくで授業を受けているのに、誰も服を脱ごうとしない。
とうとう涼し気なかっこうをするのは、クラスに私ひとりだけとな
ったのだけど……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-29 21:47:23
3479文字
会話率:6%
むかしむかし。あるところで、冬だというのに夏のような陽気が続いた日があった。
過ごしやすさと野菜の育ちに感謝する一方で、奇怪な事件が起こる。
とある集落の人々がこつ然と姿を消してしまったのだ。
しかもそこの土は、耕地とあぜ道を問わず、真っ
黒になってしまっている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-13 20:08:28
3972文字
会話率:10%
テーマは「哀愁」です。
最終更新:2020-03-17 17:35:26
291文字
会話率:0%
吉屋衛司は目立たず騒がずの典型的なクラスカースト下位層のラノベオタクだ。
そんな彼に、ぶっちぎりでクラスカースト最上位の陽キャ美少女――二宮姫子が好意を持って絡んでくる。
ある日衛司は偶然、姫子の裏アカを知ってしまい、彼女が自分の事ばかり呟
いているのを見てしまった。
【今日もいつもの男子に突撃したよ! これからも毎日攻めて攻めて攻めまくるぞ~!】
「どこの誰かは知らないが、二宮さんの裏アカで呟かれていたラノベ男子は幸せ者だな」
この物語は、コミュ力カンスト陽キャ美少女がどれだけ積極的に迫っても、裏アカで心情を漏らしても、コミュ障を拗らせた主人公は中々恋心に気付いてくれない――甘々すれ違い系ラブコメである。
※ジャンル別日間・週間ランキング1位、月間ランキング3位ありがとうございます。
※カクヨムにも掲載を始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-24 12:10:46
133992文字
会話率:52%
僕の心が見えてるのなら、
誰にも秘密でそっと教えて。
最終更新:2019-09-14 02:00:00
200文字
会話率:0%
「くれぐれも、兄弟仲良くな」
にこやかに言って頭を撫でる父帝(桓武帝)が、実の弟を無実の罪で殺したことを神野は知っていた。朗らかであでやかな母乙牟漏と、十二歳年長の兄で皇太子の安殿。彼らの愛情を信じてはいても、周囲で次々に起きる不吉な出来
事は、幼い神野の心に暗い影を落とす―――
☆
後の嵯峨天皇(神野親王)の幼少期からその死までを描く創作歴史小説です。兄である安殿(平城天皇)への複雑な想いや、臣下となる藤原冬嗣(北家)、良峰安世(異母兄)、藤原三守(南家)らとの友情がメイン。二部構成で長編ですが、お付き合い頂ければ幸いです。
【主な登場人物】
〇桓武天皇
冒頭時点では53歳。後に現在の京都、すなわち「平安京」への遷都を行なう。果断の人。
〇安殿親王
平城天皇。桓武の長男。冒頭時点では東宮(皇太子)で、年齢は十六歳。
子供っぽく手が焼けるところがあるが、同母の弟妹、神野、高志のことはとても可愛がっている。
〇神野親王
嵯峨天皇。安殿の同母の弟。冒頭時点では四歳。本作の主人公。
後に「三筆」の一人に数えられた能書家で、芸術家肌の人。
〇大伴親王
神野の異母兄弟で同い年。後の淳和天皇。神野の同母妹、高志内親王を妻とする。
〇良峰安世
神野よりも一歳年長の異母兄。第二章で登場する。神野の友人となり、
その生涯を支えた。
〇藤原冬嗣
安世の異父兄。藤原北家出身で、父内麿は桓武に、兄真夏は安殿に仕えている。
神野の第一の腹心となり、藤原北家繁栄の立役者に。
神野とは持ちつ持たれつの盟友のような関係。
〇藤原三守
安世の学友。祖父が反逆者藤原仲麻呂の弟で、乱に連座して処刑されており、
その影響もあり非常に謙虚な人柄。神野の最も忠実な臣下となる。
姉の美都子は冬嗣の妻。自分の妻は橘嘉智子の姉、安万子。
〇藤原薬子
安殿が寵愛する女官。「薬子の乱」で有名。
〇藤原仲成
薬子の兄。安殿の部下で野心家。
【第一部構成】
第一章 春霙哀歌 -相次ぐ死-
第二章 夏日逍遥 -友との出会い-
第三章 行春散華 -桓武帝の死-
第四章 新帝即位 -平城天皇-
第五章 登極 -嵯峨天皇-
第六章 野分前夜 -二所朝廷-
第七章 疾風迅雷 -薬子の変-折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-12 21:31:57
146723文字
会話率:48%
夏日、縦と呼ばれる縦肆丸と平塚は列車に乗って田舎の駅で降りる。少し離れた隙に縦は平塚と逸れ、地元の少年たちと出会う。少年たちは縦の力に期待し、彼らの秘密を打ち明ける。縦はシュシュを使って少年たちの秘密と相対する。
※舞台の一部イメージは大分
県。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-26 23:24:07
11016文字
会話率:33%
ナオトはある日、バイクの転倒事故で入院した友人であるトモヤの見舞いに訪れた
その病院で出会った入院患者の少女
ナオトは少女にどこか既視感を感じ……
最終更新:2019-07-14 12:05:52
4478文字
会話率:34%
各地で夏日だ。毎年暑く、暑くなっている。雨乞いをしたくなる。ゲリラ豪雨は勘弁だが、雨乞いをしたくなる。
最終更新:2019-06-04 20:14:45
229文字
会話率:0%
真夏のようにうだるような暑さの五月の土曜日、僕は補習のために学校へ来ていた。
最終更新:2019-05-28 20:51:12
3586文字
会話率:45%
眠れなくなった僕がある五月の日曜日の朝に出会ったのは。
最終更新:2019-05-26 08:10:51
649文字
会話率:23%