近世中期、華やかな時代は遠く昔、文学や芸術を初めとする文化そのものすべてが中途半端。鎖国は外国文化をもの珍しい見せ物にし、医学も技術も発展が殆どない。ただ同じ日々が過ぎていくだけのまさしく色のない時代。
ある素性も知れない男、佐村源四
郎は興味本位から文学研究をして日々食い詰めながら、文化の世界で名声を得ることを望んでいたがしかし、現実はいつもと変わらぬ日々、代わり映えのない風景に嫌気がさしていた。ところがある日、巨大な凧に乗って空を飛ぼうとする男が目の前に現れて、そのまま凧は長屋に突っ込み失敗したが、源四郎はその瞬間、このおかしな男に着いて物語を書いて行けば、世界に色がつき始めるような、そんな気がした。それが源四郎と、後の本草学者で、発明家で、文学者で、芸術家で、西洋画家で、蘭学者である平賀源内との出会いだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-28 23:00:00
1766文字
会話率:0%
何処の街もそうだろうが、何となく全体が縮小されていく中、イタズラ葉書に乗せられて、作り上げた凧で喧嘩凧大会に出るのであった。
最終更新:2016-05-30 20:26:11
5676文字
会話率:4%
異世界転生して俺THUEEEEEな話
最終更新:2016-01-05 23:47:34
5025文字
会話率:31%
拝啓
除夜の日明けを越し、童達が羽根つき凧上げる三ヶ日となりました。皆様この頃はどうお過ごしでしょうか。お怪我などなく、煩うことなき良いお日頃を楽しまれますことを願います。
これから冬の当たりは厳しくなるかと思いますが、寒さに負けずに皆様
頑張ってください。
敬具
P.S.粗筋が自分で書いときながら何言ってんのか分からなくなってます☆
小説の内容は題名通り「冬の到来」です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-03 05:27:35
1109文字
会話率:8%
鳥は、身を守る為に地上を捨てた。
独りでは寂しい大空も、仲間がいれば心強い。
遠く遠くを目指した一羽は、やがて疲れて、独り木の枝にたどり着く。
楽園は、どこにあったのだろうか。
最終更新:2015-12-04 01:33:19
979文字
会話率:27%
俊一と綾子は、同じ病院で働く同僚。職種の違いはあってもチームで仕事を重ねるうちに、お互いへの信頼や尊敬が一緒に仕事をしていないときでも形を変えて継続していることに気づく。ふたりとも若くして結婚し、幸せな家庭とこどもを抱える親であり、心から夫
や妻を愛している。恋ではない。愛でもない。なにか始めたいわけでもない。
それでも、傍にいられる時間がかけがえのないものに感じられた瞬間、ふたりの思いはひとつにつながっていく。その存在が、許されるものでなくても、悪でない未来を祈って。
以下、本文より抜粋。
一番でなくてもいいという言葉を、妥協しないで使うことがあるとはじめて知った。すれ違う瞬間に、日ごと視線を交わす時間が増えた。ともに戦い、お互いをねぎらう機会が増えるにつれ尊敬を覚えた。私も、彼も、どこかでそれが途切れることを願っていた。だから少し距離を置いたりもした。きっと彼も、同じことを感じていたとわかる。糸の切れた凧のように、縁が切れてもどちらも追わなかった。それがまた、自分のところに舞い落ちてくるとは夢にも思わなかったから。
なにか不満があったか、想像に夢膨らませるなにかが、起こるべくして起こったかと、何度も考えた。だけど、それは私たちふたりにとって不慮の事故でしかなかった。避けることのできない、もう戻すこともできない、そして後悔もできない、それが一番問題だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-08 14:59:36
1662文字
会話率:30%
ザ・フライング・カイト
最終更新:2013-10-26 02:55:46
1219文字
会話率:2%
嵐の過ぎ去ったあとの海辺を散歩する「私」が公園から揚る凧たちに見たものは、phobic kites(恐怖症の凧たち)。けれど「私」はそこを超えテンペストの結末をつかむ。 (重複投稿作品)
最終更新:2013-10-10 15:39:07
546文字
会話率:0%
強くなりたい、どうすればいいんだ?
そんな風に悩んでいた人の話
最終更新:2013-10-04 14:35:14
8250文字
会話率:26%
日本国は死刑制度の存続国である。だが、わたしはその制度に反対するものだ。理由は様々あるのだが、そうしたことを考える機会になればと思ってこの小説を書いたしだいである。人間の持つ能力のなかで、何が一番行使しづらいかといえば「許し」であろう。そう
した葛藤を乗り越えるために何が必要なのか。そうしたことを自分自身に問いかけながら書いた作品である。賛否両論は覚悟のうえでもある。無関心。これこそが一番恐ろしいと考えるからである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-30 04:28:50
4722文字
会話率:28%
明のとある皇帝の第三公主、如如にまつわる歴史小説。
最終更新:2010-03-20 11:27:42
5073文字
会話率:37%
読んでも何の得にもなりませんよ?
最終更新:2009-12-17 15:43:02
1534文字
会話率:0%
全然表現できてませんが、康本雅子特集をテレビで見て書いたものです。
シチュエーションは微妙に(全く)違うと思います。
最終更新:2009-12-02 17:35:18
1099文字
会話率:11%