三尊(みたか)光輝は、ごく普通の生まれの平凡な高校生だったが、これまでの人生は三つの不思議と共に生きて来た。
一つ目の不思議は、守護霊のような何者かに守られて、本物の危険からはいつも遠ざけられていたように思えること。二つ目は、光輝自身には感
じられなかったものの、光輝の後上方に常に暖かい何かがあるらしく、光輝が背中を向けると暑いと感じる友人が何人もいること。そして三つ目は、学校でも近所の商店街でも異様なまでにみんなに愛されている隣家の美少女奈緒が、幼い頃から毎日、高校生になった今でも光輝と一緒にお風呂に入りに来ることだったのだ……
*とっくに完結してた話ですが、ご指摘を受けてジャンル変えました。なんかジャンル定義も変更されてましたけど、今さらです。以前は『SF』でしたが、第5章までSF出て来ないですからねぇ。
それで『現代ファンタジー』にしました。
でもエルフも魔物も出て来ません。もふもふもハーレムも無いです。すいません。
ただ、読者様の読後感がいいものになることだけを思いながら書いてたんです……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-31 21:00:00
917512文字
会話率:20%
8月の暑い日
瑠乃は偽書蒐集家の曽祖父の残した別荘に居た。
特段用がある訳でも無い。
ただ懐かしい夢に駆られ別荘で昼寝でもしようと思ってやって来たのだ。
天文5年-
栴岳承芳は物思いにふけっていた
「この夢は何であろう?」
こ
の夢は生涯に渡り彼を苦しめ遂には苦い死を与えるのだ。
戌、猿、雉、を従えた波旬に首を撥ねられる夢だ。
何かの先触れか?兄上方は私の命を狙っているのか・・・それとも・・・
第六天魔王・・・
そんなモノがこの世に存在するとでもいうのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-30 13:44:03
221文字
会話率:13%
こんにちは、高野真です。また、お会いしましたね。
京都をはじめ上方では、8月にお盆の行事を行います。
盆の明ける16日に行われる「五山の送り火」は有名ですな。
何や最近は観光行事みたいになってますけど、
盆の入りのときには、その家その家で仏
さんをお迎えします。
お迎え火焚いて、お精霊馬用意して、お供えもんつくって。
さぁ、今日は盆の入り、亡くならはった人があの世から帰ってきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-23 20:45:07
3248文字
会話率:19%
じわじわと地盤沈下を続ける大阪の状況に危機感を感じ、日本橋のメイドさんが動き出した。自分たちが主役となって大阪を大いに盛り上げよう。そんな崇高な志から美香と理沙はメイドクロスと呼ばれる交差点でパラパラを踊りだしたのであるが・・・。
最終更新:2011-10-14 12:01:29
55627文字
会話率:42%