トイレの花子さんと主人公が一緒にお弁当を食べるというお話。
最終更新:2025-07-14 10:39:13
1027文字
会話率:35%
高校生一年生の俺には、前世の記憶が断片的にある。
俺の前世はピクトさん。よく看板で道案内するイラストのアレだ。場所は忘れたけど、俺はどこかの男子トイレの看板だった。
トイレの老朽化に伴う改修工事の際、被苦人(ピクト)さんの看板の役目を終えた
俺の魂は、輪廻転生の輪に戻った。
前世の影響か、俺には厄介な特殊能力がある。それを利用して事件解決する週末探偵の叔父貴と俺を付け狙う女子高生。
秘密を抱えながらも平凡な人生を送りたい俺の高校生活のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 22:44:34
186543文字
会話率:33%
主人公桜井悠希は目が覚めるとなぜか見知らぬ森の中にいた。
戸惑う悠希の前には魔法使いのような格好をした少女が一人。
「召還魔法の練習をしていたんですけど、失敗しちゃったみたいです。テヘッ♪」
そんなことを言う少女に、テヘッじゃね
ぇ! とツッコミつつ、実はただの夢じゃないかと疑ったり、それを確かめるために少女の胸を揉んでみたりした結果どうやら夢ではないらしいことが判明する。
責任を取って元に戻せと自称魔法使いの少女に詰め寄る悠希だったが、
「召還魔法も使えないわたしが転送魔法なんて使えるわけないじゃないですか」
という絶望的な宣言をされてしまう。
一流の魔法使いに依頼すれば解決するはずだという話をを受けて依頼を試みるも提示されたのは三千万ディール(なんだよディールって)という法外な料金だった。
悠希も少女もそんな大金を支払うことが出来ず、やむを得ず魔法があったりモンスターがいたりというファンタジックな異世界で日本に帰るための資金を貯めることに。
しかし、武器も魔法も使えない悠希が紹介してもらえたのはボロアパートの管理人という残念な仕事ただ一つ。
そんなわけで家賃収入を得ながら風呂トイレ共同というボロアパートで住み込みで働くことになった悠希だったが、そこで生活していた住人達は更に残念な人種の集まりだった。
悠希を呼び寄せた張本人でありフリーの魔法使いである健気な頑張り屋少女リリアーヌ・シェスティリー(16歳・♀ 魔法使いのくせに魔法が使えないためロクに仕事が無い。ゆえに貧乏)
ドジで天然巨乳の癒し系なフリーの魔物使いソフィア・ベルストック(19歳・♀ むしろ魔物に世話をされているレベルの天然っぷりのためロクに仕事が無い。ゆえに貧乏)
超絶美少女にして我が儘ツンツンキャラでもある王国に仕えるエリート戦士レオナ・ロックシーラ(17歳・♀ そこそこ高収入だが見栄っ張りで浪費家のため基本貧乏)
寡黙で杜撰で大抵寝てるか食べてるかボーッとしているばかりなフリーの殺し屋ルナマリア・バクスター(18歳・♀ 唯一山ほど現金を持っているが、本人が無頓着過ぎて色々と滅茶苦茶)
そんな激安価格の家賃すらロクに払ってくれない貧乏住人達からどうにか家賃を回収するために必死になりつつ、日本に帰るための資金を貯める異世界生活が始まるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 01:36:28
467192文字
会話率:40%
「“それ”さえなければ、きっと恋だってできるのに。」
光彩学園に通う高校1年生、茉白由奈は、生まれたときの性別が“男”だった女の子。
中学から女子として生活をはじめ、制服も女子用、トイレも女子、親友も恋もある。
だけど、スカートの下にまだ
ある“おちんちん”だけが、ずっと心の奥に刺さったままだった。
「本物の女の子だったら、俺、好きになってたと思う。」
──ある日、想いを寄せる男子・柊くんにそう告げられ、由奈の心は決まる。
「女の子になる。ちゃんと、最後まで。」
舞台は高校生活のきらめきの中。
親友・なつきとの微妙な関係、保健室の先生(実は元MtF)との対話、
そして、手術を決意する日、クラスメイトたちから贈られた“応援の言葉”。
手術の痛み、血、涙、そして目覚めた朝の静かな幸福――
これは「男の子をやめた女の子」が、自分らしく生きていくために選んだ、
世界でたったひとつの“ありのまま”の物語。
恋をした。
恋をするために、私は、変わった。
でもいちばん変わったのは、きっと、心じゃなくて……わたしの“勇気”だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 00:29:59
893文字
会話率:18%
【午後三時、職場のトイレから戻る途中─俺は”どこか”に迷い込んでいた。】
そこは、誰もいない大学の廊下だった。
夏の日差しが差し込む快晴の午後。だが暑さはなく、不気味なほど快適だった。
遠くから聞こえる笑い声。だが人影は一つもない。
時
計は止まり、空気は静止し、存在しないはずの”気配”だけが付きまとう。
これは夢か?妄想か?
それとも、
誰もが一度はすでに踏み込んでしまっている、名前のない世界なのか。
記憶にないのに、どこか懐かしい。
見覚えがないのに、帰ってきたような気がする。
仕事に疲れた三十二歳の男が迷い込んだ、
「なつかしらぬ」空間を描く、静謐で幻想的な現代ホラー。
▼ジャンル:ホラー(リミナルスペース×心理幻想)
▼キーワード:折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 12:00:00
7799文字
会話率:6%
『トイレの花子さん』を徹底構築。 壮大な謎と人間の深掘り……!
最終更新:2025-07-07 08:10:59
10444文字
会話率:58%
鹿児島立夏(かごしま りっか)は、静かで目立たない少女だった。
日常の些細な幸せを信じ、仲間と笑い合うだけのささやかな毎日を、大切に抱えて生きていた。
だが、高校1年の夏休み――全ては崩れ落ちる。
同級生の男子5人組、西山勇次郎を中心とした
悪意の塊が、彼女とその友人たちを標的に選んだ。
最初の犠牲者は里奈。無理やり公園のトイレに連れ込まれ、蹂躙される。
中澤優は逮捕されるも、わずか3年の懲役。里奈はその日以来、姿を消した。
夏休みが明けると、残された3人の友人も学校から消えた。
後に知った真実は、全員がレイプされ、心を砕かれていたという事実だった。
そして、恐怖は立夏の家にまで及ぶ。
「次はお前だ。でも、簡単には終わらせねぇよ」
西山が耳元で囁いたその言葉は、腐った世界の宣告だった。
翌朝、玄関には全裸で倒れ込む妹の姿。
体には精液がまとわりつき、ガラスのように砕けた瞳が空を見つめていた。
放心する間もなく、立夏自身も背後から髪をつかまれ、地獄へと突き落とされる。
いじめに苦しむ娘を救えず、宗教にすがった末に殺された父。
壊された妹、消えた友人たち、そして自分自身――
すべてを奪われたその夜、立夏は一つの決意を胸に刻む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 02:19:08
2254文字
会話率:12%
「……腕がうずく。……来る!」
「ん? カイト。どうしたんだ、トイレか? あ、おい、どこへ行くんだ! 授業中だぞ!」
僕の名前は海乃カイト。ごく普通の小学六年生さ。……ちょっと前まではね。
ある日の昼下がりのことだった。庭に突然、空
からバレーボールほどの金属球が落ちてきたんだ。小さな地震のような衝撃と、バコッ! って音に何事かと思い、慌てて外に飛び出してみたら、その正体はなんと宇宙船。扉が開き、中から現れたのはアール人という宇宙人だった。
彼は血を流しながら僕にこう言った。『奴らを止められるのは君しかいない』――ってね。
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最終更新:2025-07-05 11:00:00
2793文字
会話率:77%
「どちらさま……あ」
「あっ、よっす」
「お前か。急になんだよ……あ、おい! 井沢!」
「悪い! トイレ、トイレ!」
「勝手に入るなって!」
「放せよ! 漏れそうなんだよ! 頼む! どこだ!? ああっ!」
「ああもう、そこのドア
!」
井沢は礼を言うや否や、勢いよくトイレへ飛び込み、バタンと音を立ててドアを閉めた。
……ああ、クソ。出るんじゃなかった。インターホンを連打され、何事かとおそるおそる出てみれば、まさか井沢だったとは。高校の頃からの付き合いで、今はフリーター。昔から押しが強くて、図々しいやつだった。だが、この家に呼んだことはなかったはずだ。なんで住所知ってんだ? ……いや、そういえば、家買う前に相談したっけな。
十五分後、ようやく井沢がトイレから出てきた。
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最終更新:2025-06-29 11:00:00
2712文字
会話率:77%
これは、僕が人を殺したときの話だ……。
いや、いきなりそう言われても話が頭に入ってこないかもしれないが、人を殺したこと自体は、そんなに重要じゃない。もし気が進まないなら、そいつはとんでもなくクソ野郎だったとでも思ってくれればいい。実際、
人間なんて大抵、誰かにとっては“クソ野郎”だ。僕は芸能人なんかみんなクソ野郎だと思っている。お金を持っていて、大勢に愛されているからだ。
それはさておき、問題は人を殺したそのあとだ。
死体の処理の話ではない。もちろん、それはそれで大きな問題だが、どこかの山奥に捨てるとか、風呂場で薬品を使って溶かし、少しずつトイレに流すとか、方法はあるだろう。ネットで検索してみるといい。僕は調べたことがないから知らないけど。知らないということはつまり、僕は死体を処理していないってこと。
じゃあ、死体をそのまま放置しているのかというと、それも違う。順を追って話すことにしよう。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-13 11:00:00
3611文字
会話率:2%
・・・夏風邪?
鼻水が止まらん! くしゃみが止まらん!
トイレの回数も止まらん!
何なんジャー! 変身するぞ!!!(笑)
なにに!?笑笑
キーワード:
最終更新:2025-07-04 19:14:08
1056文字
会話率:10%
めちゃめちゃ乾燥肌だから、体中が痒い!
特に背中! 背中が手が届かないから、モヤモヤ。笑笑
痒いな~痒いよな~猫の手が欲しい!(笑)
しかし? 寒すぎて、夜起きてしまう。
トイレも近いし、回数も多い。笑笑
いつか? お漏らしする日が来るの
だろうか?笑折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-17 19:29:06
996文字
会話率:10%
もうかなり寒い!
着こまないとめちゃめちゃ寒い!
あと眠気に負けて、夜トイレで起きなくなった!
寒いから布団から出たくない!(笑)
冬を感じる。
キーワード:
最終更新:2024-12-27 19:04:19
998文字
会話率:9%
午前二時。
薄暗いトイレの中。
目の前のドアを──
たら……たら……
滴り落ちていく一滴のしずく。
そして──
ドアの向こうに、感じる誰かの気配。
ドアの向こうに──
たら……たら……
ぽたん──
最終更新:2025-07-04 15:00:00
5101文字
会話率:5%
板口捜査官はある事件の解決依頼をされた。
それは、トイレという完全な密室で男が殺された事件。
そこで、彼はいつもの霊視とは違う、異様な恐怖体験に遭遇することとなった。
最終更新:2025-07-04 02:32:48
5520文字
会話率:11%
夏の終わり、幼馴染の美咲と彩乃は懐かしい川辺のキャンプ場で過ごす。連日の豪雨に包まれた夜、ぽたぽたと落ちる水滴の音が二人の周囲に不気味に響く。古いトイレから聞こえる水の音、人影、そして地元に伝わる龍神の伝承――。
やがて彼女たちは、川の
底に沈む若い女性の魂が大雨の夜に現れ、訪れた者を呼び寄せる恐怖の真実に直面する。消えない水音に導かれ、深い闇と悲しみが静かに二人を包み込んでいく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 19:55:21
2084文字
会話率:39%
【水・夏のホラー2025】
最終更新:2025-07-03 00:35:25
1912文字
会話率:26%
主人公(自分視点)が見た 夢のメモ書き
最終更新:2025-07-01 01:44:22
4529文字
会話率:14%
八木原勇吾、26歳。
都内の本社で営業職として働いていたが、ある日突然、香川県丸亀市にある地方支社の「管理課」へ異動を命じられる。
スーツが当たり前だった日々から一転、待っていたのは――
草刈り、トイレ修理、社用車の管理に、地域のソフトボ
ール大会への強制参加!?
まるで“会社版サバイバル実習”のような業務に、戸惑いと汗と情けなさが止まらない!
「俺、いったい何しにここへ来たんだ……?」
最初は逃げ腰だった八木原。
だが、口の悪い課長・藤巻や、地元出身の明るい経理・大島、
どこか訳ありな同僚たちと接していくうちに、
“数字では測れない仕事の意味”や“誰かを支える働き方”を少しずつ知っていく。
この町の風、この会社の空気、この管理課の雑務――
その全部が、何もできなかった自分に「役割」を与えてくれる。
これは、「働くとはなにか」を見失った若者が、
汗と泥と味噌汁で、もう一度「社会人」を始めなおす物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 12:57:54
57120文字
会話率:27%
PV。
僕は最初、この言葉を聞いた時に何かのプロモーションビデオかと思っていた。テレビや、映画を見て欲しくて1分くらいに映像をまとめて編集した、そういう作品だと思っていた。
でも、そうじゃなかった。
PVってのはページビューの意味だと知った
のは随分と後の話だ。
ページビューってのはネットでクリックしてもらった回数なのだとか。
つまりは、その数の多さがSNSでは戦闘力を決めると言っても過言ではない。
何で、そんな話をするのかって言うと、
僕が今見てるサイトでは、PVが2億を超えてるからだ。2億。文字数ではたったの2文字だが、
その戦闘力はとてつもないものだ。
日本の人口が1億人だと聞いたことがある。
なのにだ、その1億を超えてるということは、
海外の人からも注目を浴びてるということ。
日本だけでも凄いのに、海外の人すらも動かすその人物とは”高橋日向”
ナイスバディで巨乳の姉さん。
好きなものはアイス。
昔からモテる人。
いつも人の中心に居るような輝かしい存在。
文武両道。
恰好はジャケット+ホットパンツ+へそ出し。
身長168cm。
体重59kg。
暇なときは髪の毛を噛むことがある。
そんな人。
ちなみに僕が大好きな人でもある。
彼女は天才美少女ラノベ作家として、
ラノベ作家としては珍しく顔出ししてる人だ。
その効果もあってか、
かなりの顔写真が出回ってる。
小説家としての才能は勿論だが、
その美貌に人々は釘付けだ。
そして、SNSでは異常な盛り上がりを見せる。
彼女がコメントを発するたびに、
SNSでは様々な人たちの文章が飛び交う。
その中でいくつか抜粋しよう。
綺麗だ、エロい、可愛らしい。
小説で心が動かされた、読みやすい、思わず泣いた・・・そんな風に彼女を称賛する声が多い。
中には嫉妬の文章も無くは無いが、
それすらも彼女のPVの養分にしかならない。
もう、日向(ヒナタ)の勢いを止められるものはラノベ業界には居ないだろう。
僕が好きな人は、本当に・・・凄い。
それに比べて僕はと思う。
今何処に居るか?
それは公衆トイレである。
公衆トイレにしては金がかかっており、
まるで高級ホテルの一室かのような美しい所。
僕はそんな所に居る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 10:47:41
92803文字
会話率:48%
ある日、トイレの壁に、奇妙な穴を見つけた。
五百円玉ほどの小さな穴は、ただそこに在るだけなのに、なぜか目を離せない。
塞いでも、次の日には元通り。誰にも話せず、見なかったことにもできない。
穴の向こうに、"何か"がいる
気がした。
いや——"誰か"が、こちらを見ている。
少しずつ崩れていく日常。取り戻せない記憶。
穴の奥に隠されたものに、目を逸らし続けることは、もうできなかった。
——そして、「私」は、それを見た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 00:54:52
9657文字
会話率:3%
おしっこ、パンツ、女子高生。
思春期男子の理性は限界寸前!
笑って、焦って、惚れられて!?
“事故”から始まる、恋と下着の放課後ハーレムコメディ♡
あらすじ
ある日の放課後――
「トイレ、間に合わなかったんだ……」
そんな衝撃告白ととも
に、俺の前で“やらかして”しまったのは、クラスでも清楚系で通っていた美少女・七瀬ことり。
涙目で震える彼女。
濡れた制服。
そして俺の足元には……水たまり。
あの日から、なぜか俺は“濡れたヒロインたち”に囲まれるようになった。
「責任、とってよ……! 見たでしょ、私の……///」
「ひゃ、これはその……パンツじゃなくて、これはスポーツ用のインナーだから! パンツじゃないから!!」
「ねえ、今度は……どんな柄が好き?」
青春の香りが、ちょっとしょっぱい!?
“パンツ×おしっこ×恋”で繋がる、
予測不能のラブコメディが今、はじまる!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 13:38:12
215956文字
会話率:25%
四コマ漫画のような短編小説集です。
急な転勤でとある地方都市に引っ越しをする事になった三上龍之介。
引っ越しシーズンを外してしまい、会社に通勤距離で空いていたのは、曰く付き物件ただ一部屋。
しかし、意外に綺麗な部屋に気にせず引っ越した龍之
介は、驚きの曰く付き体験をする。
それはトイレが異次元、用を足す度に渋谷のスクランブル交差点の真ん中だったり、国会だったり、宇宙だったり。
しかし、周りから見られているわけではなく、自分だけが周りを認識する現象と言う曰く付き。
脱出するためにはただただ、排便をするミッションをクリアーすれば良いだけ。
今日はどこに出現するのか?
そんな不思議トイレのコメディ物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 19:00:00
141191文字
会話率:18%
人間最強と謳われたレオン・ガルバルドは、20年間やってきた勇者を引退した。
人間と魔族が和平を結び、平和になった世で、普通の暮らしをしてみようと小さな家を購入。新生活を送ろうとした矢先、雨の中、ひとりの少女を拾う。
家出少女だと思っ
たその女の子は、なんと、勇者時代の宿敵である魔王ロレッタだった。
彼女はどうやら訳アリで、魔王城から家出してきたらしい。
実は人見知りで、陰キャ気質だった魔王ロレッタは、20年間も自分に挑戦し続けたレオンのことを「無愛想な自分に、いつも会いに来て構ってくれる友達」と認識していた。
他に行くアテのない彼女は、唯一の友達であるレオンのもとに押しかけてきたのである。
宿敵ではあったものの、因縁や憎しみがあったわけではない。
レオンは訳アリの彼女をなんだかんだと優しく受け入れる。
しかしふたりとも、料理も家事も下手。ロレッタに至っては、買い物の仕方すらわからない。
加えて、二人暮らしするには家は狭い。トイレもお風呂もない。ロレッタには服すら足りない。
大変だけれど、ふたりはなんだかんだ新たな生活を満喫していく。
人間最強と魔族最強のふたりが、時に四苦八苦、時にのんびり、時に無双しながら送る、ハートフルなセカンドライフ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 12:50:00
97105文字
会話率:53%
現代の日本国の真ん中辺り。長野県茅之原市の築30年のアパートに、突如として異世界の扉が開いた。
ボロアパートの薄い壁を3枚もブチ抜いて現れたのは、スクイン王国から転移してきた『規律と平和』を愛する筋骨隆々たる副騎士団長マルクス。
立ち塞がる
言葉の壁、細かすぎるゴミの分別、複数の意味を持つ謎の呪文「スミマセン」などなど…。規律を重んじ、冗談一つ通じない彼にとって、この“異世界”は理解不能な謎で満ちていた。
所持していたブロードソードは長野県警に押収され、手元に唯一残ったバックラーは、中華鍋や猫のトイレにされそうになる始末。丸腰の絶望的な状況下の異世界で、騎士マルクスは何を見つけるのか。
本作は、現代日本の真ん中の辺りで「規律と平和」を真剣に追い求め、不器用ながらも真面目に生きた一人の騎士が綴った異世界滞在記と、彼を優しく見守った者達が語った記録を纏めた、そこはかとなくハートフルな物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 22:48:00
10414文字
会話率:39%