「勇者様!」
「うるさい!私は忙しいの!」
「そんな、勇者様しかいないんです!」
「だから、私は勇者になった覚えも記憶もございません!」
ある日、若い男と出会った。そして何故か勇者にされた。いやいやいや、何でそうなるの?私の人生は私だけのも
の。夢だってあるんだから誰にも邪魔なんてさせない。でも魔王を倒さないと未来が…って、本当にムカつく!面倒事押し付けてくれちゃって!私は私の人生を真っ当に生きるため、その魔王を視察しに…え?倒さなきゃ駄目って?もうやだ、勉強させて…。
「勇者様、早く行かないと魔物が…」
「黙って。今勉強中だから」
「ベンキョウなんかより、早くしませんと街に被害が…ゆ、勇者様、苦し、い…!」
「黙ってねーとこのまま締め落としてその首落とすぞコラ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-18 06:17:36
11595文字
会話率:46%
「王子、後宮に側室を!」
「誰でもいいからとりあえず見るだけでも!」
「うるさい!私に結婚などまだ早い!」
かたくなに結婚どころか令嬢と話をする機会さえ持とうとしない王子。
それは、王宮の一部の人間しか知らないある理由が原因だった。
最終更新:2012-01-03 23:48:21
4490文字
会話率:53%
魔王が勇者を倒すお話。「え、待ってくれ。俺はそんな大層なものじゃ-」「うるさい!黙って倒されろ!」
最終更新:2011-03-18 18:17:24
10256文字
会話率:48%