荒廃した町の一角の寂れた派出所。勤める人は一人だけ。男は日記を書いているが、特に書き記すことの無い日が続く。で、今日も特に書き記すことでもないことが起こるわけで、って、え?血だらけの女を担いだ男来たって?派出所に浮浪児がすみついてるって?今
日も虚空から声が聞こえるって?ここらを仕切ってる団体に命を狙われたって?死神と戦ったって?小人のお願いをかなえたって?しゃべる植物を見つけたって?知り合いができたって?????書けよそういうこと!!!そんな日も日記には『特に書き記すことは無い』と書かれるわけだ。いやはやまったく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-01-26 23:18:53
1207文字
会話率:47%
死を迎えようとしている人間の前に現れ、その死を見届けるのが私の勤め。死を前にした人間が作り出す物語。そんな話。
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最終更新:2006-11-26 10:29:34
8831文字
会話率:50%
離婚後、侘びしい独り暮らしを始めた俺。ある日、たまたま立ち寄ったクリーニング店で一人の女に出会い、一目で好意を持った。菜美。パート勤めの人妻だった。決して許される恋ではなかったが、菜美は俺の好意を受け止めてくれた。そこから、夢のような時間が
始まった。二人は共に出会えた喜びで、お互いに夢中になっていった。・・・だが、幸せな時間は、長くは続かなかった。菜美が何の前触れもなく俺の前から姿を消したのだ。「いったい何故だ?」俺は幸せの絶頂から、突然、失意のどん底に落ちていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2006-11-17 00:48:59
16481文字
会話率:14%
単調でつまらない仕事だけど、『アレ』が使えることだけが何よりもの楽しみなんだ。ある時代、ある研究所に勤める真面目気質の研究員と、のん気者の相方の日常風景。さっくり読めるSFもどき。
最終更新:2006-09-21 13:59:00
2126文字
会話率:48%
広告代理店に勤める池森には悩みがあった。先祖だと名乗る土方歳三の幽霊に昼夜問わずつきまとわれるのだ。──ビジネス小説+幕末÷コメディ。全てのサラリーマンと新撰組ファンに捧ぐ、エンパワ小説
最終更新:2006-09-07 22:27:29
16449文字
会話率:48%
俺は小学校の時、悪童達と共に悪戯ばかりして、親父から大目玉をくらう事が多かった。そんな馬鹿な俺は大学を卒業し、小学校の教師となった。俺はそこの学校に真面目に勤めるが、次々と学校で問題が起こる。
最終更新:2006-08-05 22:25:56
6204文字
会話率:36%
場所は現代の日本。世界各地では人知れず『能力者』が誕生し続けている。探偵である友人からの情報で、自分の彼女が殺人鬼の思念にとりつかれたことを知った主人公は、なんとか元に戻そうとする。探索の末、思念の元となった殺人鬼を殺し、彼女と再開。そして
彼女もまた能力者となったことを知った主人公は、その力をなんとか役立てるために、彼女と共に友人が勤める探偵社へと入社する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2004-11-23 10:49:01
11417文字
会話率:34%