同じ会社の支社長と、入社3年目の私。
私は、過労死したお父さんの面影を支社長に見出していて、密かにオトーサンと呼んでいた。
たまたま同じ電車で、支社長を見かけたので、思い切ってカフェへ誘ってみた。
お父さんとの過去を埋め合わせるように、オト
ーサンに話し続ける私。
普段会社で見せるような顔ではなくて、優しい表情で聞き入ってくれているオトーサン。
いつの間にか、時間が過ぎてカフェの閉店時間になってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-01 23:03:26
1546文字
会話率:24%
ーあの日お会いしたのは、貴方ですよね?ー
大昔からの取り決めに従って、隣国の広大な森に住む美しい魔女、ダーナの弟子になることが決まっているリルシーユ王女。落ち込んでいた彼女は、舞踏会の晩に二人の王子、アレルとシリウスに出会う。白薔薇の
咲き誇る庭で、王子と月明かりのなかダンスをしたのは彼女の大切な思い出になった。
数年後、リルシーユは森で魔獣に襲われてしまう。彼女を助けたのは、美しい毛並みの狼を連れたシンという青年。彼は、あの月夜の王子の面影を残していた。
「俺は王子なんかじゃない」遠い土地での再会に驚くリルだったが、シンは人違いだと言い張る。彼は傭兵として、様々な依頼をこなして各地を渡り歩いているという。
ある日、ダーナの使いで街に出たリルシーユは再びシンと出会う。ひょんなことから彼に警護を依頼することになってしまったリルシーユだが、シンはなかなか自分のことを話してくれない。
やがて二人は、ある探し物をするために精霊王の住む土地へ向かうことになる。
元王女、元王子、そしてもふもふのしゃべる狼。
魔獣や魔法、魔女の森、精霊などなどファンタジー要素盛りだくさんの世界で、王族からちょっとはみ出た二人の冒険と、恋のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-27 18:51:18
30632文字
会話率:43%
私はあなたのことがあんまり好きではなかった。僕は君が大好きだった。
福田勇気はある日、引っ越しをした先の町の小学校で、高月千早という生意気でいじわるな男の子と出会った。
最終更新:2020-09-25 22:39:24
945文字
会話率:0%
主人公の宮下千涼は大学四年生。変わりない日々の生活の中に漠然とした不満を抱えていたが、ある日街中で偶然父親の姿を発見する。何気ない日常のホームドラマを描いた物語。(この作品は「アメーバブログ」にも掲載しています。)
最終更新:2020-09-24 00:15:12
2912文字
会話率:14%
王室直属の騎士団で歴代最強と謳われる女騎士団長であるハミュラン・ディラルド。
彼女は自らを犠牲に魔王を封印し、長きに渡る魔族と人間との戦いに終止符を打ち討死しーー
「転、生…だと?」
ーーていなかった。
ハミュラン・ディラルド改め出雲 縁(
イズモ エン)、十五歳。
前世の記憶を思い出した彼女は第二の人生は平和に天寿を全うしようと決める。
だがそんな彼女の前に前世での心残りだった元主の面影を持つ青年や魔王を名乗る男が現れたりと平和とは程遠い波乱の連続。
「ずっと君だけを想ってた。」
「俺様を封印した女を逃がすわけねぇだろ?」
そして彼らだけでなく、騎士団の仲間や魔獣達の生まれ変わりまで続々と現れ始める。
「お願いだから私に愛を囁くのはやめてくれ。」
最強な騎士様は果たして第二の人生で平和を手に入れられるのだろうかーー?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-20 12:52:59
9814文字
会話率:34%
剣に生涯を捧げ、二代目剣聖にまで至った男レオン・デイマーは、多くの家族や弟子に囲まれ、齢80数歳にして一見穏やかな生涯を閉じたかに見えた。
だが、当の本人には拭いきれない悔恨の念があった。
若き日々ともに剣を合わせ、ともに研鑽を積み、時に争
い、友として剣を競った男、初代剣聖レイチェル・ミッドガル。若くして命を散らしたあの男の背に最後まで届かなかったこと・・・・
レオンの強い思いを気まぐれな神々が聞き届けたのか、目を開けた彼は200年の時を超え、ケイオス・エルドバーン辺境伯の3男、レオン・エルドバーンとして生まれ変わっていた。
剣聖レオン・デイマーとしての記憶や技量を持ったまま新たな人生を始めることになったレオンは、剣のみならず魔法をも極めようと、幼き日より『黒騎士』ブルーム・ドラグノフ、宮廷魔道士クロエに師事し、今生こそはレイチェルを超えるのだと研鑽の日々を過ごす。
そして時は過ぎ、騎士学校の入学試験に臨むレオンの前に、レイチェルの面影を持つ男が現れたのだが・・・・
時を超え、最強を求め続けた男たちが、因果の輪の果てに今再び邂逅する!
この作品はアルファポリス様でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 15:30:08
203032文字
会話率:53%
時は1942年ガダルカナル島にて、佐藤中尉率いる64小隊はかき集めの武器弾薬で米軍と交戦することになる。
険しいジャングルを抜けるとそこには戦場の面影がなくいつも鳴り止まなかった銃声や悲鳴が聞こえず静かで鳥の囀りや川の音など、戦場ではありえ
ないほどの静寂だった。するとそこえ1匹の奇怪な生き物が現れた。それに驚いて1人が発砲、同時に光が銃先から溢れ出し弾丸ではなく魔弾が放たれたのだ。
この小隊にこの先一体何が起きているのかを調べるために旅をしていくという物語です。1週間に1回くらいに投稿する予定です。いいアイディアが浮かんだら書くという方針でやっていくのでそこら辺は御容赦くださいm(*_ _)m読みずらかったりおかしいとこ、変な部分多々ありますが何分衝動で限っずったものなのですみません。
こんな雑なものですけど良かったら読んで言ってください!オナシャス( ̄^ ̄)ゞ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 23:33:45
676文字
会話率:0%
中学時代、不慮の事故に遭った見ず知らずの男女。お礼がしたくて助けてもらった女の子を探していた主人公の夏川翔。しかし、助けてくれた女の子は同級生で別の学校の夏目遥という子だった。だが、その子は遠くの学校に転向してしまったと耳にした。一時は諦め
ていた翔だったが、父の転勤によって他県に移り住むことに。そこにはずっと探していた、夏目遥の姿が。しかし翔の知っている夏目遥の面影は一切なかった。あの時から止まっていた時間がようやく動き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-28 20:58:27
10193文字
会話率:43%
ここは、帝都東京。
明治維新によって急速な近代化を進めた都市だ
明治時代においては、一貫して江戸時代の面影を感じた都市。しかし急速な発展によって市街地が拡大する
そして悲劇は起こった
関東大震災
ほとんどの建物が倒壊し、風によって火が燃え広
がり、帝都を焼き尽くした
震災から復興していく帝都。
その中に、男達の愛は生まれていった
前田実
17歳 若くして両親を亡くし
住む家もなく、なんとか町工場に飛び行って食い扶持をギリギリ繋いでいた。手が器用で頭の回転も早いので、
町工場では結構使えると評判の子だ。真面目で性格もいい
高野祐介
35歳
町工場の三軒隣に住んでる男
趣味は街観察。女房を亡くし、あっけにとられてた。因みに現在仕事探し中。一週間ほど前まで瓦礫を運ぶ仕事をしていた折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 17:34:59
6351文字
会話率:30%
サエキは、彼には知り得ない断片的な世界へ訪れることとなった。その退廃的な世界観の中に母の面影を思い出す。そんな中アサギリは現れる。「扉」は開かれ、僕と彼女は、失われた母の『残鶯』を追い求める。
最終更新:2020-08-16 22:16:14
2943文字
会話率:29%
水の神が50年ぶりに降りた地上で見つけたのは、かつて愛した女性と面影が似た娘で…。
最終更新:2020-08-08 15:12:46
1584文字
会話率:21%
昨日と同じ今日、今日と同じ明日……
変質してしまった日常でも人は犬を飼い、犬は人と共にある。
主たる人に愛された犬は、主が死してなお思い続ける。
それは人の姿を得てなお変わらない。
主の面影を見た犬は、その人間を家へと誘う。
そして、主の仇
を討ちたいというのだが……
ダブルクロス3rdEdition「GoBackHome」
『【おうちにおかえり】といって貰えますか?』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-06 00:00:00
36961文字
会話率:32%
世界一の豪商と謳われた先祖を持ちながら代々貿易商を営んでいた家系だったが…
青年キルクの代になると過去の栄華の面影もなく没落しきっていた…
なんとか自分の代で立て直そうとするが失敗ばかり…
そんなある日にとても分け前のいい仕事を回してもらう
事に…だがそんなおいしい話にも裏があり…
そして時代はどうもきな臭く金の匂いが混ざり知らぬ間に
キルク本人も国家の陰謀に巻き込まれていく…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-26 07:00:00
51158文字
会話率:79%
ディクスンという男は浮気性で不誠実だ。ふらふらと別の女性を追い掛けては、恋に破れる度にヴィルへルミナの元に戻ってくる。
初恋の面影を追う英雄。淡々と付き合い続ける異種族の女。ディクスンの幼馴染キャスリーンの帰郷から、二人の関係は変わっていく
。
全4話完結折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-15 07:28:29
24758文字
会話率:37%
魔術と科学が共に発展した世界で主人公は落ちぶれた大学生活を送っていた。ある日、夢の中で幼い頃の記憶を思い出す。その記憶の中で共に居た女の子の面影を持つ少女と出会い運命は動き出す.......
最終更新:2020-07-13 23:17:09
15468文字
会話率:39%
角膜移植を受けた美乃梨は進学先の高校で翔悟と運命の出会いを果たす。
角膜のドナーであった綾香は翔悟の幼馴染で、二人はお互いにほのかな恋心を抱いていた。
翔悟は美乃梨に綾香の面影を重ね合わせるが、美乃梨としては当然ながら複雑な心境と
なってしまう。
話のテンポは遅いです。
色々と伏線張ります。
ゆっくりと回収するので、じっくりと読んでいただけましたら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-12 20:00:00
36224文字
会話率:46%
東京 台東区 谷中
防衛省に勤務する千葉龍也は娘の羊の卒園式に参列した後、野暮ったい女子大生と遭遇する。
だがその女子大生を良く見ると…決して忘れえぬあの人の面影が…
忘れかけていた過去が次々に龍也の胸に蘇ってくる
そして数日後、またしても
龍也の目前に彼女が…
運命の悪戯、複雑な運命の糸
現在〜過去を彷徨う龍也の心はこの先何処に向かうのだろう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-10 05:59:15
106492文字
会話率:57%
『異世界ストライズには、二人の神が存在した――』
それは、誰もが知る昔話。光と闇、二人の神が存在する世界の物語。世界を呪う《闇の神》の眷属である魔物から人々を守るために《光の神》から特別な力を与えられた、《光の守護者》と呼ばれる少年少女の
物語。
風の力に目覚めた少女はある日旅立つ。忘却の痛みと過去に交わした約束を胸に抱いて。風の少女と任務に向かうことになった炎の少年は、彼女に誰かの面影を重ねていた――
『……少女よ、お前は何を望む?』
「力を。あの人を守れるだけの力が欲しい」
――これは、守り守られるモノ達のモノガタリ。
※フォレストページで公開している作品の加筆修正版になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-10 00:24:27
27053文字
会話率:59%
侯爵令嬢シセリアは、かつて第一王子キラルドの護衛騎士を務めた親衛隊副隊長グリエの転生した姿。若くして亡くなったグリエの知識と経験を活かし、シセリアは再び騎士となる。初の女性騎士として騎士団内ではそこそこもめ事が起きつつも、騎士として務めを果
たしていく中、やたらと国王となったキラルドが絡んでくる。かつての王子としての面影を感じさせつつ、成長した姿にシセリアは戸惑いを覚えていく…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-28 09:22:20
117254文字
会話率:28%
17歳で両親と弟を失って一人ぼっちになってしまった塔子さん。転入先の高校で大好きだった弟と雰囲気の似ている柊二君に会います。彼女の深い悲しみに触れた柊二君は、大学を卒業するとすぐにその悲しみを癒そうと塔子さんと結婚しますが、事故が起きて彼は
死んでしまい、塔子さんは再び一人ぼっちになってしまいます。親友の残した大切な人と、お腹の中にいる子供のために、拓也さんは塔子さんの面倒を見ることを決意しますが……。
僕の幸せな結末までで書いたせいちゃんの話を親の側から見てかかれた話になります。最後までお楽しみいただけたら幸いです。
2020.05.16 魔法のiランド初出
2020.06.15 小説家になろう掲載
決して満ちることのない月のようだと思う。2人の関係は。
それでも、どこか欠けたままであっても、触れていたかった。掬いあげても掬いあげてもこぼれる水が、それでもいつかこぼれずに、そしていつか月が満ちると信じたかったんだと思う。この時は、まだ、自分は若かった。
柊二の物を初めてあいつから奪いたいと思っていた。
柊二は何も言わない。
あいつ、死んでからもっと澄んだ目になって、ほほえみながら俺を見ている。その目はやっぱりあの朝と同じ。あの結婚式の日の朝と同じ目をしていた。
心のずっと奥のほうに、友人の面影はやはりたたずんでいた。今も。
…本文より抜粋 by中條拓也 32歳
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-23 07:53:26
93008文字
会話率:50%