「あのじじい、いつも砂浜掘っているんだ。どうしてだろうな?」
勇作と満は興味本位で調べ始める。その理由には歴史の裏側があった・・・。
最終更新:2011-07-29 03:22:23
1040文字
会話率:36%
みんなは夜桜が美しいと想ったことはないだろうか。オレはそんなことからっきしも想ったことはない。なぜなら、それは必ず春に咲き乱れ、名残惜しいまま散っていく。
毎年律儀に蕾を出し、咲いて、人間に見られて、散っていく桜なんかに嫌気がさしている
んだ。なにが楽しくて短い命を咲かすのかわからん。
運命とやらに敷かれたレールの上をゆっくりと進んでいくアイツを理解することは出来ない。
こんな平凡な世界にいてもなんも面白くない。毎日同じような日々に飽き飽きした。
だから、自殺した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-19 20:00:00
23754文字
会話率:41%
君があの世に行った。でも、僕の心には残っているんだ。
最終更新:2010-07-25 20:02:39
285文字
会話率:0%
僕の部屋にかかったままの青いレインコート。
小さい頃の思い出が詰まっている。
でも、そのほかにもっと大事な記憶の証が刻まれているんだ。
もう手放せない。
このレインコート。
最終更新:2010-05-12 13:03:06
4630文字
会話率:49%
思い出の中で、彼は言うのだった。
「そこには、呪文が刻まれているんだ。魚たちだけが読むことのできる呪文が」
無邪気な声で、言うのだった。
思い出の中で、彼は言うのだった。
「その奥には、精霊が眠っているんだ。この森の守り神だよ」
無邪気な
声で、言うのだった。
そして彼と離れてから長い年月がたち、また再び、彼と再会することになる。
無邪気だった彼は、いまも無邪気で、彼の周りの風景も、思い出のままだった。
でも、誰も思い出のなかには帰れないんだ。
振り返れば、そこでは、新しい物語が始まっていたのだから。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2010-05-05 19:18:10
927文字
会話率:72%
死ぬ事とは絶望に近いものなのか。それとも絶望そのものなのか。この世界が嫌になったら、もう死ぬしか行き場所はなくなってしまうのか。そんな僕等は何を光にして闇と交わればいいのだろうか。僕等は皆死にたがりで、それでも死なずに死のうとしている。世界
の終わりは静かに待っているんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-02-06 21:37:42
5245文字
会話率:6%
僕達は常に帰る場所を探している。
自由な旅に出ている中、常に自分の居場所を探している。
目をキラキラと輝かせて大地から離れた一歩は
足底の柔らかさと固さを感じて、また大地に戻る。
同じ大地に戻りはするけど、その位置は踏み出す前とは違うん
だ。
同じ毎日、同じ瞬間なんて在りはしない。
同じように見えて、君は毎日一歩ずつ歩んでいるんだ。
裸足で駆け回ったあの頃のように、その一歩には輝く未来が待っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-11-12 22:17:08
307文字
会話率:0%
僕たちは昔、恐いもの知らずで、弱い人を助けて、楽しく過ごしてたんだ。高校2年生になってもそう。僕たちはずっと一緒でいるんだ。そんなある日の、神社でおみくじを引いてたころからのお話
最終更新:2009-06-30 22:06:01
64040文字
会話率:50%
僕は君の事が好きだよ。言葉が通じ合えなくても、いつも君の涙をぬぐいたいと思っているんだ。そんな僕の朝のワンシーン。
最終更新:2009-06-20 18:11:05
855文字
会話率:10%
僕はシロ。秋田犬だ。お父さんとお母さんと、そして光君と一緒に暮らしている。僕はもともと死ぬ運命にあった。そこから救ってくれたのが光君だ。僕は自由と幸福を得ることが出来たんだ。光君を、とても愛しているんだ。でも、光君は大学に入ると同時に家を出
てしまった。それから、少しずつ家の様子がおかしくなっていって…何度も何度も「シロはいいな」と光君は言うのだけど、僕の何がいいんだろう?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-05-09 09:43:09
7309文字
会話率:17%
ぼく(佐沼結人)は、今年中学に入ったばかり。絵が大好きな僕は、中学生になったら絶対美術部に入るって決めているんだ。だけど、ある先輩のせいで文芸部に入ることになってしまい……。
最終更新:2008-10-05 21:49:54
70212文字
会話率:27%
「異世界から悪い奴らが攻めてくるの!お願い、力を貸して!」可愛らしいデザインの杖にまたがり、ファンシーな衣装を着た栗毛のかわいい美少女。もし、その美少女が宙を浮いていなかったら。僕はきっと携帯電話にその姿を納め、学校への道をスキップで急いだ
だろう。「わ、悪い奴ら?力を貸してって、いったい……」「話は後!来るわ!」そういった彼女の視線の先。僕が振り向いたそこには、空中に起こるはずのない波紋が広がっている。あらわれる手。出て来たのは、いかにもヒーロー戦隊物の雑魚戦闘員。いったい、何が起こっているんだ。戸惑う僕に、魔法少女が手渡したのは、なぜか金属バットだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-08-18 17:06:23
563文字
会話率:12%
ねえアニー、僕はいつだって、君のことを愛しているんだ。
最終更新:2007-06-14 23:55:54
10812文字
会話率:34%
アイドルの恋愛物語ともうすぐ高校を卒業する女の子の恋愛物語を同時に書いていくお話。いろんな出会いが無数にあり気づかない出会いもある。運命もからくりで出来ているんだ。
最終更新:2006-12-05 22:52:38
95文字
会話率:0%