広大なウェイス大陸を東西に走る大陸横断鉄道、ルテール特急。この特急で旅を始める珠希と辰希の双子姉弟と西洋人のリーアンの迷トリオを中心にお贈りする愛と友情と魔法の物語です。珠希は辰希の双子の姉。由緒ある魔導師一族の娘で特殊な術が使える。直情型
で時に暴走する。辰希は珠希の双子の弟。魔導師一族に生まれるが魔術は使えない。その代わりに各種戦闘術を使いこなす。基本的に穏やかな性格だが珠希を傷付ける者には容赦しない。リーアンは珠希のパートナー。西方の島国アイレントの名門魔導師一族の息子。頭脳明晰でクールだが容姿に多大なコンプレックスを持っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-03 12:00:48
76153文字
会話率:40%
氷とオーロラの国、シュベーツ。ここには、容姿端麗、冷静沈着、歯向かう奴には容赦しないという非常に冷酷且つ冷徹な皇子様がいます。彼はその性格故に、周りから氷の皇子と呼ばれていました。
そんな皇子様は今、――母上のもとへと一直線に走っていま
した。
「どうして後宮に男を入れるんですか!」「あら、だってあなたは――――‘女の子’じゃない。」
※決してボーイズラブ、ガールズラブではありません。
王子から皇子に変えました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-07 10:26:01
1365文字
会話率:48%
江戸物人情物に初めて挑戦いたしました。よろしくご購読願いします。
「何すんだよ!」
そう叫ぶと同時に志乃の右手が新之助の頬を張った。
新之助は能面のように表情を消して、志乃の上に覆いかぶさってきた。再び新之助の頬が激しい音を立てて鳴
った。何度も何度も乾いた音が響いた。衿からぐっと差し込まれた新之助の手に志乃の乳房が鷲掴みにされる。
「まったく娘みてぇな身体をしてやがる。親父は、この身体を抱けなかったことにまだ後悔してるんだぜ」
逃げようとしても上に乗られた新之助から志乃の自由は奪われたままである。
裾を割られて新之助の腰が志乃の中へ落ちてきた。「やめな!」と強気に応戦していた志乃の声が「やめて……」と哀願するように変わった。
新之助が力を込めた。
志乃は息を強く吸い込み仰け反った。
抗うのに無我夢中で時間の経緯がわからなかった。ただ下腹に熱いものが注がれて、志乃の体を嵐が通り過ぎた。志乃の頭が混乱し、心を殺されて放り出された。
「赤ん坊から腰の曲がった年寄りまで、深川の女という女たちを全員取り込んじまうよ! 門仲に目障りで邪魔っけな小間物屋があるけど、潰しっちまうよっ!」
大広間に集めた八十名の男達を前に志乃が立ち上がった。茜屋の五つ紋をあしらった黒羽二重を着た志乃の勢いに、臙脂の鮮やかなお仕着せ半纏の男達が一斉に野太い気合の入った返事で座敷の空気を振るわせた。
--でも、覚えているだろ? あたしゃ容赦しないよ。約束だ。あんたのこの店を潰して見せるからね。悔しかったらかかっておいで。
茜屋は、浅草は花川戸にある呉服商である。志乃はそこのひとり娘である。
法師蝉が時雨れた夏の終わり、越後から出てきた仙吉が茜屋で奉公を始めたのは、志乃が十になった時だった。
そして二人の夢は茜屋を江戸一の大店へのしあげることと一緒だった。しかし、はからずも志乃の茜屋は総力を挙げて、仙吉の深川に出した小間物屋を潰しにかかった。
それは志乃の生きてきた証にほかならなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-19 18:14:02
83102文字
会話率:36%
中世ヨーロッパをイメージしたファンタジー。仮面が語るは、真白いとは言い難く、漆黒とも言い難い、安らぎと赦しを与える灰色の詠唱。
最終更新:2010-03-03 10:18:14
2948文字
会話率:33%
今の心の状態を綴ってみました。お見苦しいところは、ご容赦してください。
キーワード:
最終更新:2008-01-21 00:28:03
528文字
会話率:0%
見かけも中身もまったく正反対の一卵性双生児:流と流依は、私立:北斎学園に通う高校2年生。ある日、2人が通う高校にかつて義理の妹だった杉本流羽が入学してくる。2人にとって、たとえ本当でなくても流羽は大事に妹。自分達のそばにいる限り、妹に近づく
変なやからは……決して容赦しない!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-08-03 14:22:20
13322文字
会話率:49%