地球に新たな脅威が訪れる!
凶悪な獣型の魔族がひしめく組織、『カナ・リメーワク』!
人間の恐怖を掻き立てる異形たちである。
平和を守るのは、きらびやかな衣装に身を包んだ少女たち!
立ち上がれ!魔法少女!
最終更新:2021-07-31 14:04:33
52618文字
会話率:21%
舞台は現代日本。早乙女 奏矢はある日悪の組織である陰謀団(カバル)に拉致されて改造されてしまう。
だが、改造が失敗して銀のスライムとなった奏矢は失敗作としてゴミとして廃棄されてしまう。そのゴミ溜めの中、瀕死となった悪の組織の戦闘員の『家に帰
りたい』という”願い”を叶えると引き替えにしてその身体に寄生することに成功する。そしてその願いはその本人が望む形で発現し、真っ黒な影のような戦闘員の背中には、家に帰るための銀の翼が生えていた。
組織の研究所で犬型怪人を退けて悪の組織から脱出した奏矢は“願い”を叶えるために戦闘員の家である孤児院『ひらざか園』へと訪れる。そこで奏矢は孤児院にいる少女の天野リリと出会うが、直後に奏矢たちを追ってきた犬型怪人と戦闘になり孤児院は崩壊して天野リリもまた瀕死の重傷を負う。奏矢も抵抗するが、あえなく敗れて寄生先の戦闘員は死亡してしまう。
『”願い”はあるかい?』
燃えさかる孤児院で倒壊した柱に挟まれて瀕死となった天野リリに奏矢は語りかける。大量に血を流し、辺りから聞こえる同じ孤児院の友人たちの叫び声を聞きながら、リリは小さく答える。
『自分や友達をこんな目に合わせた人たちに復讐がしたい』
そう願った次の瞬間。とうとう耐えきれなくなった天井がリリに向かって崩れ落ちてくる。リリが居た場所が一気に黒煙に包まれるが、一拍置いてその黒煙から現れる人影。ふりふりのフリルのスカートにふわふわしたピンクの衣装を着たリリが、銀に染まった眼光で怪人を見つめるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-24 18:23:35
80468文字
会話率:44%
「め、目が覚めたら女になって後宮にいた……だと!?」
いつものように酒を飲んで、気が付いたら知らない場所にいた。妙なことに目線は低いし女のような声で――胸! ヒラヒラの衣装! 長く結い上げられた髪!? 混乱するが、しかし張飛は細かいことは気
にしない。
何故なら突然、目の前に虎が現れたから。侍女らしき女も護衛も震えて動けないでいる。ここは勿論、オレの出番だろう!!
「――俺は “燕人”張益徳だ!! 虎野郎、かかってこい!」
お決まりの名乗りを上げてサクッと虎を倒したら――周囲の人間が平伏していた。
◆どうやら『燕人』というのは、この国の守り神のようなもので特別な存在らしい。
ここは妖魔がいる異界の燕国後宮。張飛は後宮妃たちと渡り合ったり皇帝に妙にキラキラした視線を送られたり、酒を飲んでたまに妖魔退治をしたり、後宮の不穏な気配を察知したり……?
一度死んだ張飛は、『燕人』として、後宮妃として、蛇矛を手に自由気ままに新しい人生を生き直す!
◆三国志演義がベースですが、伝承から史実までごちゃ混ぜの『イメージ張飛』です。どうかお気軽に!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 21:12:22
21182文字
会話率:42%
ポリタンの孤児院に住む3人組マリー、ガイ、ニーナは15歳の誕生日を迎えて孤児院を出ていくことになった。
彼女達は自分たちを世話してくれた姉と慕う人物の影響から冒険者になりたいと願う。
姉の口添えもあり、隣町にあるというダンジョンを攻略する事
が旅に出る条件となった。
隣町ビフラーイに向かう途中、見慣れぬ衣装に身を包んで倒れている女性を発見する3人。
命の危険があった彼女を救助するために、偶々通りがかった姉経由の友人であるドラゴンのカイトに乗せてもらい、ビフラーイの街に到着する。
女性を冒険者ギルドの医務室に預けた3人は早速ダンジョン攻略の資格を得るための試験を受けることになった。
別々の部屋で個々の試験を受ける3人の前に現れたのは自立して動く人形だった。
姉の雰囲気を纏う人形の試練を突破した3人の前に現れたのは救助した女性だった。
彼女の名はカエデ・ツバキ。
カエデは命の恩に報いるために3人のPTに入る事を希望する。
ダンジョン攻略は4人である事が推奨している為、3人はカエデを迎え入れることにした。
彼女達は無事にダンジョンを攻略できるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-11 00:21:23
374028文字
会話率:33%
◎◎目次をスクロールしますと題名でネタバレしますのでご注意ください。◎◎
私は高校一年生の爆雪めぐみ。どこにでもいる普通の女の子。クラシックバレエとお裁縫が好き。左膝に軽い障害があるのでプロバレリーナになることはあきらめて将来は洋裁学
校へ行ってバレエのお衣装を作る仕事につきたいと思っている。私には母の命と引き換えに自分が生かされているという自覚があるので文句は言わない。優しいボーイフレンドが欲しいと思いつつ膝のことで乱暴な男子に虐められた経験があるので恋には今一歩踏み込めない。でもいつかは素敵な恋をしてみたい。今は町役場勤務の父と地味な二人暮らしだけど、私は人生に夢を持っている。いつか優しい彼と素敵な恋愛結婚をして楽しい家庭を作りたい。そんな平凡な生き方を望んでいた私。でも仲良しの友人 、友永理玖のバレエコンクールの応援に行ったことで大きく私の運命が変わってしまう。理玖はそのコンクールで優勝したがテレビのインタヴューで私もついでに映ってしまった。それがyou tube に転載され、たまたま視聴した人が私に一目惚れしたというのだ。その人は、百年ほど前に東欧から独立した鎖国状態の国家、メイデイドゥイフ王朝社会主義人民共和国のグレイグフ皇太子だという。共和国とは名ばかりの王朝の血を引くものだけが種々の特権を持つ独裁国家の皇太子。もちろんそんな国は誰も知らないし、日本とは当然国交はない。そんな状態なのに、皇太子妃にと望まれてしまう。皇太子の年齢は何と四十歳! ちょっと待って、それ、私のお父さんと同じ歳だよ! 私の意思とは無関係に周りの環境が大きく変化していき、友人始め世間の女性から嫉妬を受けて一時は人間不振になる。が、私の専属通訳になったレイレイ、元皇族で海外生活が長い 春美野筆子の助言を経て、私は日本国籍を捨て、皇太子妃になるべく決心するが、という話。ところが事態は二転三転し、皇太子妃どころか、私は拉致も同然に誘拐されてしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 06:00:00
417889文字
会話率:39%
さっきまでやってた18禁乙女ゲームの断罪シーンを夢に見てるっぽい?
「アルテシア・シンクレア公爵令嬢、私はお前との婚約を破棄する。このまま修道院に向かい、これまで自分がやってきた行いを深く考え、その罪を贖う一生を終えるがいい!」
冷たい床
に顔を押し付けられた屈辱と、両肩を押さえつけられた痛み。
そして、ちらりと顔を上げれば金髪碧眼のザ王子様なキンキラ衣装を身に着けたイケメンが、聞き覚えのある名前が婚約破棄を告げているところだった。
自分が夢の中で悪役令嬢になっていることに気が付いた私は、逆ハーに成功したらしい愛され系ヒロインに対抗して自分がヒロインポジを奪い取るべく行動を開始した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-02 15:32:10
15176文字
会話率:16%
両親を二年前に亡くし真神昏斗(まがみくれと)は生活費を稼ぐために、花屋を経営していた。双子の妹である昏花(くれか)は両親を亡くして以来、引きこもり生活が続いていた頃、宅急便からあるものを昏斗が受け取る。それは神(テオス)パーティーの衣装と
添えつけられていた招待状。それは神様に選ばれたパーティー。
しかしそこには昏斗の分がなかった。隠し通したがったが滅多に部屋から出てこなかった昏花に見つかり、それを受け取り部屋に戻ってしまう。何度説得しようとも昏花は言う事を聞いてくれなかった。
そして誕生日に、昏花は昏斗と話し合い神(テオス)パーティーに出席後、昏斗の元には戻っては来ないものの、昏花との約束を守るため店を開ける。
営業をしている途中でプラネットコード社に勤めている國月莉耶(くにつきりや)と出会いにより、明かされたのは神(テオス)パーティという神のパーティーは真っ赤の嘘であり、ディアヴォロスという人食い星人の食事会でもあった。
昏斗はそれを聞き昏花はそこで食されたことを知ったことで、プラネットコード社に入社し、各プラネット、地上であるディアヴォロスの世界と地下である人間の世界を行き来しながら真実を突き止めていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-26 12:00:00
447931文字
会話率:55%
注意:エロは無いですよ! 若干嫌な表現はありますけど、性描写は無いはず!
【俺はハーレムを、ビシっ!……道具屋にならせていただきます】のスピンオフ短編。
一人称の練習作品です。
【俺はハーレムを、ビシっ!……道具屋にならせていただきます
】で、ひそかな人気をはくするピンクのおっさん。
そのいでたちは 白いレースがふんだんに装飾された可愛いらしいピンクの衣装。
その襟首からこぼれる肩は、少々大柄。
ピンクのミニスカートと白いオーバーニーソックスが作り出す絶対領域からは、少々毛深い太ももがのぞく……
赤いリボンが映える美しい金髪の下には、割れた顎にむさくるしい無精ひげが青々と広がっていた。
オッサンやないか!
このオッサン……じつは、地下闘技場の無敗のチャンピオン!
漢のオッサンの人生、なにをどう間違えて、乙女になったのだろう?
そんな転換点を描いてみたいと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-25 22:07:55
11623文字
会話率:10%
茂吉から、牛谷の神隠しについて聞き出した庄助だが、紫の君の衣装を牛のしょんべんで台無しにした事実がばれて、素間に罵倒される。着物の処理を、庄助の想い人、美月に依頼した庄助は、素気なく料金をふっかけられる。
牛のしょんべんのおかげで、町から姿
を消した紫の君を案じて、茂吉はげっそりとやせ衰えた。正体を明かせぬ庄助は心痛めつつ、さらに牛谷の神隠しについて調べようと茂吉の話を聞く。すっかりと紫の君に恋煩いの茂吉は、姿を消した紫の君を神隠しと騒ぐ世間に、つい、口を滑らせる。
紫の君は、茂吉と同じく、人攫いの籠を見たに違いない、それで口封じに攫われたのだ。
素間にいたぶられ、母にお仕置きを受けた庄助は、代理でおすぎお玉興行にでる。女姿の庄助に絡んだ、破落と騒ぎになる。いきり立つ庄助に、破落戸の仲間らしき男が狙いを定める。間一髪で騒ぎを収めた素間だが、素間はどうにもその男たちが気になるようだ。
紫の君の復活を命じられた庄助は、町中で情報を集め出すが、見かけた茂吉は意外にも素気ない。牛若興行で相方となった茂吉は、紫の君を諦めたという。嫁を娶ることになったと嬉しそうだ。
牛谷の嫁取り先は決まっている。いま、茂吉に見合う娘はいないと言う素間に、庄助も合点する。そして素間は、庄助に太兵の守りをしろという。禁忌を冒して太兵は夜な夜な村を抜け出している。後をつけた庄助は毎度、足の速い太兵を見失って、素間に叱責される。
牛谷の神隠しは人攫いだと、番屋に投げ文があり、素間は庄助に、牛谷の乞食に会って訊ねてこいと命じた。人使いの荒い素間に、庄助はちょっとした悪戯をしかける。
乞食に食われそうになった庄助は、命からがら黒門に逃げ込む。恐ろしい思いをした庄助だが、全てが素間の万金丹による幻覚だと知る。
村長に呼ばれた庄助は、拝田村の童が神隠しにあったと告げられる。世間では、御師が一人、行方不明になっている。庄助の悪戯で姿を隠した素間から、拝田を救いたければいつぞやの破落戸を探れと命令を受ける。いつぞやの破落戸は、浦口家の|仲間《ちゅうげん》だ。その男の情報を求めて動き回る庄助は、破落戸の相方と思われる印地打ちに襲われる。さらにもう一人加わった敵に、庄助は刃物を向けられる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-11 21:36:24
54225文字
会話率:25%
俺はある日教室で作業をしていると足元に魔法陣が現れ白い光に包まれた。気が付くと目の前に白い衣装をまとった少女がおり・・・・・
最終更新:2021-04-15 22:17:21
3184文字
会話率:64%
協会の鐘が鳴り響く、美しく晴れ渡ったこの日。
孤児だった私を拾い育ててくれたその人は、純白の衣装に身を包み幸せそうに生涯の伴侶と笑みを交わす。
幸せいっぱいのこの瞬間、私は恋を自覚した。
涙に滲む視界の先、痛む胸を抱えて私は彼の元へ走り出
す。
報われない恋を胸に、大好きな人の幸せを願って眠りについたメイドのお話。
※不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-08 18:00:00
16336文字
会話率:12%
力と魔法が支配する緑深き大地<ガイア>
そこには人族が支配する3つの王国がありました。
数多部族が存在する中で、一番の勢力を誇ったのはヒューマンと呼ばれた人間。
武具を揃えて他部族を圧迫し、3つの王国を打ち立てたのでした。
神の眷属であ
った龍神を崇める人族の中に、信徒の少女が居ました。
彼女は15歳を迎えて成人となり、人々に教えを説く旅に出たのです。
青みを帯びたふさふさの銀髪を腰まで垂らし、シスターの衣装を纏い・・・
まだ年端のいかない少女が旅立ったのには・・・本当の目的がありました。
彼女は自分探しの旅に出たのです。
黄色いリボンで隠された・・・彼女自身の秘密を知る為に。
一体自分は何者なのかと?
自分に課せられた運命とは?
少女は謎の鍵を握る人物を求めて旅を続けるのでした。
遥か・・・遥か遠い最果ての国を目差して・・・
少女が旅の途中に出逢う事になった少年<アイン・ベート>
少年との出逢いが、彼女の運命を切り開く事になります。
魔物が徘徊する世界<ガイア>で。
少女と少年の遥かなる旅が続きます・・・
※転載はご遠慮下さい。
谢绝转载。
Please do not reproduce the contents and do not share it with any 3rd party.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-19 20:16:31
162125文字
会話率:33%
近世〜近代ヨーロッパ風世界観の作品を描く上でちょっと気になる衣装や舞踏会に関するメモです。
最終更新:2021-03-17 21:00:00
5762文字
会話率:3%
最近よく行くペットショップにやや小さめの、水が張ってある衣装ケースに入れられている、値札もないミシシッピアカミミガメの大人。(おそらくメス)
僕のくだらない実話をここに書き記します。
最終更新:2021-03-17 00:23:18
914文字
会話率:0%
決めゼリフと共に仮面令嬢ルナが今夜も悪い子を裁きの杖で撲殺&洗脳して良い子にする!
かつてネタ枠として一部に知られていた魔法少女もの乙女ゲームの世界に日本人二人が転生した。
一人はかわいらしいフリルの付いたピンクの衣装が似合うヒロインに、そ
してもう一人は悪い笑顔が似合う悪役令嬢に!
ヒロインはサポート妖精と共にゲームを攻略するノリで悪い子を浄化していく。
一方、悪役令嬢はヒロインの活動に危機感を抱いて撲殺エンドを回避するために動いた。
悪役令嬢は魔王の残滓である悪霊を共通の敵とすることでヒロインと共闘を持ちかける。
連携はうまくいき、ゲームで敵役だった王子、侯爵家三男、伯爵家長男と対峙するところまで進んだ。
そしてついに、悪役令嬢とヒロインは苦労しつつも悪霊の影響を受けていた三人を倒すことに成功した。
ところが、直後にヒロインが苦しみ、暗い笑みを浮かべて裁きの杖を悪役令嬢へ向けてくる。
悪霊がヒロインに取り憑いてしまったのだ。
勝つのは、悪霊に取り憑かれたヒロインか、妖精にとりあえず変身させられた悪役令嬢か?
奇しくもゲームとは立場が逆になった二人の結末は!?
己の生存を賭けた戦いが今始まる!
約18,000字(10話)で10日間毎日0時更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-08 00:00:00
17817文字
会話率:51%
「確かにクレープもサンドイッチも美味しいと思うわ。だけどユリィは、闇魔術師なの。この街に魔術…つまり呪文を唱えないと味わう事の出来ないグルメがあるのよ!」
呪文を唱えないと、食べれないグルメ?何だろう、確かに興味が沸いてきた。
「うん、分
かった。じゃあ、ユリィにお任せしようかな。」
「ありがとう!沙織ちゃん!こっち!こっちだよー!」
ユリィに手を引っ張られて、路地裏の小さなお店にやって来た。
「さあ、入店前に大きな声で呪文を唱えるよ!それが合言葉だから。私の真似して唱えてね♪いくよ!ヤサイマシマシ、アブラコッテリ、ハリガネコナオトシ、ニンニクスクナメ。」
何だって?
「ほら真似して!」
よく聞き取れなかったけど、こう言ってたかな。
「ヤサイムシムシ、アブラカタブラ、ハリガネコケオドシ、モウソウスクナメ。」
‥‥‥大丈夫かな?
こんな二人が主人公です。
登場人物
高倉沙織 ゲーム好きの女の子。人見知りだが、ゲームの世界ではお喋りで活動的。最近のオススメゲームはフォームナイトでウサギのパーカーを愛用している。高校1年生。
ユリィ 片側だけの翼を持つ堕天使。漆黒のゴシックロリータ衣装に身を包んでいる。沙織と一緒に旅をしている。
山代百合 本が大好きで、拗らせている沙織の友達。高校1年生。
マスター 深層心理侵入ゲーム(サイバーDIVE)の開発者。サイバーDIVE中に意識不明となる。
ブックマークや評価を宜しくお願いします♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-05 19:00:00
91235文字
会話率:63%
平凡な生き方を信条としている高校二年生の池田瑞希は、偶然立ち寄ったジャンクショップの老人に鍵型のメモリーカードを渡された。そのメモリーカードを端末に差し込むと真っ白い世界と白い衣装の少女が現れ「たすけて」と言っただけで姿を消した。瑞希の幼
馴染で親友の阿部里子は、その話を聞いて単身ジャンクショップへ乗り込んだ。老人は話の最後に「これは運命だ」と言った直後突然現れた少女に切り倒された。何とか逃げだした里子は、助けてくれた後輩の工藤美香が自分の身代わりになったため、敵を討つと決意した。
日本のネットワークが十二台のメインフレームを中心としたシステムに移行してから、そのオリジナルメインフレームYUKIは、自ら思考し進化するためのプロセスを停止させられ、長い間「眠り姫」と呼ばれてきたが、メインフレームを監理するユキシステムズの急進派は、「眠り姫覚醒プロジェクト」を強引に推し進めようとしていた。
その勢力と対抗し、覚醒を阻止するために、田澤佳奈は地元の管理会社の新人山下紀子とともに、YUKIの設置されている市立大学へ向かった。
一方、推進派についた杉中涼子と合流した瑞希と里子は、臨時で設置されたサーバーを使いYUKIへのハッキングをはじめる。YUKIのファイアーウォールを守る上田京子との激しい戦闘の最中、推進側の工作員である山口によりYUKIの周囲を固めていたサーバーと外部への回線が遮断され、瑞希たちは直接YUKIの部屋へ向かった。
YUKI部屋で里子は美香の仇を討つべく京子と戦かっていたとき瑞希は紀子の説得をはじめた。しかし紀子は突然考えを変え、YUKIの覚醒のコマンドを入力した。
当たりが真っ白になって現れたYUKIは、瑞希に将来の選択をせまる。今のままがいいと叫ぶ瑞希にYUKIは同意し姿を消した。
すべてが終わったあとで、瑞希は「平凡に生きること」を再確認する。
2004年第4回スパーダッシュ小説新人賞 1次選考通過作品です。
設定や登場人物で他の作品と異なります。舞台は函館です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 00:37:42
68780文字
会話率:45%
義姉(予定)は個性の固まりだった
最終更新:2021-02-25 17:00:26
3013文字
会話率:57%
義理の姉(予定)は、いろいろとすごい人でした
最終更新:2021-02-19 16:13:04
2477文字
会話率:57%
突然現れた「時間公安」と名乗る黒ずくめの衣装の3人組に、僕の時間を勝手に決められてしまう。
そんなバカな話があるのかと、夢を見ている気持ちで、外へ出ると、今まで気が付かなかったが、既に、日本中で、それぞれの個人の時間で、社会が回りだしていた
のだった。
しかも、その決める方法が、多数決なのだ。
僕たちは、時計が決める時間を、それが正しいものだと信じて生きて来た。
時差も、あって当然だと思っていた。
しかし、時間とは、もっと曖昧なものだったのかもしれないのだ。
人それぞれに流れている時間。
僕は、街にあふれている自分の時間が、怖くなって家に帰ると。
玄関のチャイムが鳴る。
ドアを開けて、そこにいたのは、またしても黒ずくめの3人組だった。
大人の童話
エブリスタとカクヨムにも、同じものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-18 11:31:38
6416文字
会話率:41%
探索者達は、金山香織という女性に誘われ、深山村に行くことになった。
そこでは、十年に一度、村一番の美人に巫女の衣装を着せ、巫女の舞いを舞うという風習があり……
リプレイ動画だけは大量に見てきたものの、コミュ症過ぎて誰ともTrpgをや
ったことのない私が、ついに作ってしまったクトゥルフtrpgのシナリオ。
試しプレイとかしました?
とか
これ書いた人trpg経験あんの?
って言われたら泣く自信はあります。
これで遊んでくれたら嬉しいな〜
制作時間は四時間程です。おかしなところがあったら参考意見をくださると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-06 23:40:37
6671文字
会話率:7%