高校生の沙羅は幼い頃、実母を自殺によって亡くし、実父、継母と義理妹と四人で暮らしている。表面的にはうまくやっているつもりでも、ことあるごとに彼女の心は歪んでいく。涼子、加奈は、小学校以来の友人。彼女たちもそれぞれ違った痛みを抱えて生きている
。三人は、ただビートルズの音楽に心酔し、そこにいろんなことを閉じ込めている。悲しみも焦りも友情も。生活の中で、憔悴しきった彼女たちは、ジョン・レノンの死をきっかけに自ら死を選ぼうとするが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-08-13 09:30:48
78108文字
会話率:37%
図書室で借りた一冊の本。が、それには意外なオマケがついていた。出てきたのは一冊の古びたノート。どこにでも売っているようなものだけど、ずいぶんと年季が入っている。少しだけの期待と不安を胸に、上杉七緒(うえすぎななお)は表紙をめくる。色褪せただ
けの、空白のページが出迎えた。ただ一つ、片隅に書き残された誰かの一言。――wecannotfly.全てはそこから始まった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-07-30 12:42:00
118244文字
会話率:25%
決して語られることのない者達の戦い。数多くの仲間との出会い、そして別れ今、少年は仲間の強い思いを胸に剣を振る
最終更新:2007-04-23 14:19:50
1512文字
会話率:23%
ファミレスの片隅で、私は言われた。対外的な彼女だったと。ちょっと変わった別れ話。
最終更新:2006-04-18 17:00:53
1226文字
会話率:48%
神と魔王の間で、戦争が繰り広げられる世の中。ゴミの中から食べ物を掻き集め、イラついた大人達から暴行を受けるのが当たり前であったスラム街での日々。その片隅でいつも少年は蹲っていた。生きる価値は無いのだろうか。だが、僕にはこの治癒の能力がある。
僕は世界を救うために生まれてきたのかもしれない…。一匹の三毛猫に導かれ少年は世界を救う旅へと出た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2006-03-21 21:44:32
9534文字
会話率:29%
神秘は神話の時代の遺物。幻想は片隅に追いやられた時代。夢幻を追い求め、古文書学に打ち込む少年ユレミトは、国一番の学校にドベの成績で入学した。地方の村から上京したユレミトは、『空飛ぶ人間がいる』という妙な噂を聞きつけ、裏路地をふらふらしていた
。そのとき通り魔に襲われた彼を助けたのは、脈絡もなく空中を漂っていた半陰陽の魔法使い、キラだった。それ以来、ユレミトはキラのことが気になり初めて……。‘ゲテモノ、恋愛、ファンタジー‘折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2005-11-09 15:37:59
9766文字
会話率:41%
みなさんにも『子供の頃の思い出』があると思います。それも立派な物語だと、僕は思います。
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最終更新:2005-08-09 12:45:25
580文字
会話率:35%