五十嵐流治は歩いていた。ギーギー音がするリヤカーを引きながら。リヤカーに積まれた荷物は数十冊の本と、刀や銃等の美術品や骨董品。全て小説家である流治の祖父が、資料として友人知人から借り受けた物だ。流治は祖父に逆らえない。喝の一声と共に、祖父
の代わりに資料を返却しに出かけたのだった。面倒臭いけど、ただそれだけの事。次の角を曲がればまず最初の返却先、……の筈だった。*異世界トリップ物。ハーレムとかそういう感じのにしていきたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-12 14:12:56
13379文字
会話率:13%
俺は、伝説になると言われるほどの将来有望な剣士。呪われた妖怪の少女アイルを助けるため共に旅に出て、途中様々な困難を乗り越え……るのは面倒臭い。でもまあ病んでるけど美少女の魔女と恋に落ちたり、魔物を手なずけたりしながら冒険する。ーーっていう
このあらすじも例のアレだったりするから気をつけて。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-22 14:43:14
50016文字
会話率:23%
ダンテ・アリギエーリの叙事詩、『神曲』。「Inferno(地獄篇)」、「Purgatorio(煉獄篇)」、「Paradiso(天国篇)」 3部から成る、14233行の韻文による長編叙事詩である、有名な曲。
3部の中で、有名なのが「煉獄」。
ダンテ=「煉獄」と示せるほどである。
「煉獄」には、七つの大罪と言うものが在る。ダンテが煉獄をさ迷いながら、生前に七つの大罪をあがなった七人の死者と語り合い、七つの大罪を浄化し、天国へ至ると言う曲。
そして、その七つの大罪を。
「傲慢」「嫉妬」「憤慨」「怠惰」「貪欲」「暴食」「色欲」と言う。
人間には必ず、この七つの大罪が在ると謂われている。 この話は、その七つの大罪をあがなった者達、いや。死者達の黙示録である。 世界が不便。世界が羨ましい。世界が煩わしい。世界が面倒臭い。世界が欲しい。世界を喰べたい。世界が愛しい。
天国に至るのは、いったい、誰なのか―――
地獄へ堕ち、煉獄をさ迷い、天国へ至れ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-14 19:35:26
13731文字
会話率:48%
一章 血の疼き
―眼の焦点が合っていない。
行き成り、眼の前の男が威勢の良い声を上げて私を呼び止めた。大学生風の服装から察するに、繁華街に付き物の親父狩りかとも思ったが、その割りには眼の中に見える光りは濁っている。酒に飲まれた只の酔っ払
いとも思えるが、喋り方と雰囲気から、過去に何人も見て来た輩に近い物を感じさせる。
「おい、おっさん」
私は声を掛けられたのを無視して歩き去ろうとするが、男は執拗に食い下がって来る。
「さっきから絡んで来るが、酔っ払いを相手にして要る程暇じゃない」
繁華街の光りが眼に眩しい。私は、眼前の男に言葉を叩き付けて歩こうとするが、その私の態度が気に障ったのか、身長が高いのを誇示する様に上から私を見下ろし乍、乱暴に胸倉を掴んで来る。私は男を見上げ乍、自分の身長が180cmだと云う事を思い出した。身長は決して低くは無い筈だ。
「声を掛けているのが聞こえないのか?」
「何度も同じ事を云わせるな。悪いが、絡むのなら他を探してくれ」
「話をする時は、ちゃんと眼を見て話せよ」
「見ているさ。それとも、濁った眼では分からんのか?」
「おっさんの癖に、生意気なんだよ!」
「悪いが、坊やにおっさん呼ばわりされる覚えは無いな」
掴んだ胸倉の手首を掴み締め上げると、男は軽い呻き声を上げて手を放す。繁華街での喧嘩は見慣れているのか、誰一人として立ち止まる者は無く、私達を避けて通り過ぎて行く。
「て、てめえ」
「絡むのを止めれば、手を放してやるよ」
軽い挑発。この手の輩は、中途半端な対応をする方が面倒臭い。
「調子乗ってんじゃねえよ!」
男が叫び声を上げると同時に、空いている手で殴り掛かって来るが、喧嘩慣れしていないのか、大袈裟で無駄な動きが多い。私は軽く顔を背けてパンチを交わし、脛をつま先で思い切り蹴り付ける。
「ぐぁ!」
男が短い悲鳴を上げてその場に座り込み、見下ろしていた立場が逆に成る。
「用事は、もう済んだか?」
「この、糞親父が!」
「余り大声を上げない方が良い。警察が来て困るのはお前さんだ」
「その前に、手前をぶっ飛ばしてやる!」
男は足を抱えた侭で睨み付けて来る。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2012-02-05 15:58:54
2948文字
会話率:53%
異世界召喚冒険もの。気がつけば異世界に勇者として召喚された俺、このまま流されていけば面倒臭い事になるのは目に見えてる。誰が連中の思い通りになってやるもんか……。同じく召喚された女の子と共に、逃げ出そうと思う。
主人公は最強と云うよりもチート
です。テンプレ、ご都合主義あり。
初めて文章を書きます、練習も兼ねておりますので、拙い面も多いと思いますが、それでも宜しければ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-11 20:03:27
84622文字
会話率:35%
『図書室クラブ』、それは学校から認可を受けていない、『存在しないはず』のクラブである。杉下 桂、斎藤 一輝、山本 沙羅、高坂 美優の四名で構成されたそのクラブの活動内容とは、ただ集まって本を読み、お喋りをするだけ。今日もただ集まって本を読む
、それだけのはずだったのだが……。桂のことなどお構いなしについに迎えた文化際当日。ただでさえ面倒臭いことは嫌いなのにひょんなことから話はまたまたおかしな方向へ。だらけることは許されない! 図書室クラブの明日はどこだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-12 04:21:46
162900文字
会話率:56%
全てがただひたすら悲しかった日々。そんな人生を終わらせようとしていた。
だからその前に何か残しておきたかった。
例えば、すごく綺麗な絵を描いておくとか、書きっぱなしの小説を完成させるとか。
なんだか面倒臭い。
あら。
もっと良いのがここに。
どうせ何も残せないならば、あの醜い豚を消しておきましょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-07 17:09:30
15680文字
会話率:18%
不必要な描写と不必要な説明を省いた結果、底に残った不必要な塊。
最終更新:2009-12-15 10:34:25
966文字
会話率:62%
つまらない日常にいろんな意味で癒しを!ローテンションな面倒臭いが口癖の主人公をクラスメイトに部長、ニートや転校生が引っ掻き回す!だらったらでぐだぐだなハートフルコメディー!
最終更新:2009-03-23 02:49:22
28023文字
会話率:53%
鈍感なマイペース女と、いろんな意味で面倒臭い男との、一年間の格闘の日々である。
最終更新:2007-08-25 08:23:44
608文字
会話率:0%