恋の矢印が乱れ飛ぶ、中学生たちの熱い夏休み、プラスアルファ。
プロの囲碁棋士を目指し囲碁に夢中な女の子、閃(せん)に、本の虫の光佑と、光佑の親友でイケメンの隆は、同時にひと目惚れしてしまう。
隆には美人な彼女がいるのだが、それでもモテ
モテ。そんな隆に長年の片思いをこじらせている幼なじみ理沙と、ひっそりと片思いをしている閃の親友りっちゃん。
行動派の隆を横目で見ながら、初恋に翻弄されてうじうじしている光佑は、なぜかりっちゃんと仲良くなり、囲碁の全国大会に出る閃の応援へ一緒に行くことになる。
そこで光佑は囲碁の棋士たちとひょんなことで知り合う。囲碁界の重鎮のおじいちゃんプロ、美人女流棋士向坂プロ、向坂プロに恋する囲碁界のプリンス十六歳の田代晃プロ。
理沙は思い余って、隆に告白まがいのことをしてしまったあと、隆から花火大会に誘われて喜ぶが、そこで友人を紹介したいと言われてしまい大ショック。
気持ちを切り替えて行った花火大会で、理沙はプロ棋士の晃と出会う。隆への思いを抱えたままで、理沙は晃と親しくなっていく。
一章の初恋なんて信じないは光佑目線、二章の初恋なんていらないは理沙目線になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-07 21:34:22
69949文字
会話率:44%
「ペルデ、愛してる。どうか私と結婚してくれ」
片膝を床に着くのは王の御前のみと教育されているにも関わらず跪き、相手の左手を取る女、ルクスの求婚を、
「別に良いけど。でも、俺、お前のこと別に愛してないぜ?」
無感動、無表情で了承しておき
ながら愛無しと言い切る男、ペルデ。
「かまわねぇよ、私が永遠にお前を愛し続けることに変わりは無ぇからな。んで、これで結婚が成立したってことは私達は夫婦。ずっと側を離れず何からでもお前を守ってやるよ」
応えてくれた嬉しさに大体の他人が見惚れるほどの満面の笑みで誓う。
「そうか。ありがとうルクス」
強く美しい伴侶の愛を向けられ、「あんたのシャツアイロンかけておいたからね」と母に言われておざなりな礼を口にする男子高校生みたいな反応を示す男ペルデに対して恋に落ちていたのは女であるルクスただひとり。長年の片思いという訳だ。
このお話は女々しいヒロインもかっこいいヒーローも不在な感じです。でも、ちょっと暴力出てくるから多分R15。時々直すか、上げ直すかもしれません。来年までには完結させる予定です。よろしければお付き合いくださると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-24 20:48:20
9787文字
会話率:54%
夏休みのある日、ヘタレ少年の一間 悠は長年の片思いであった少女に告白する。
返事は――
「悠とは一生友達でいたいと思ってる」
その晩、悠は慟哭し、「僕が女の子だったらよかったのかなあ……」と呟きながら、眠りに落ちる。
次に目覚め
たとき、悠は少女となっていた。
愕然とする悠へ、母は告げた。
「悠。こちら側へ――夢魔の世界へ、ようこそ」
これは、異性の精気を吸収しないと生きていけなくなった、元・男の子の物語。
※4/27 信じられないことに第四回ネット小説大賞二次通過しました! ありがとうございます。
※イチャイチャメイン。あんまりエロくない……はず。
※誤字脱字があればご報告ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-24 19:03:13
260738文字
会話率:26%
長年の片思いが一瞬にして崩れ去った女は自殺を決意する。
自殺サイトを開くとそこには「毒芹」というハンドルネームの人が
いつも居た。
知らぬ間に絡み合って居た運命を前に、
女は最後に全てを知る。
最終更新:2014-08-26 00:17:23
4582文字
会話率:1%
ようやく十六になった見習い騎士カリサは、長年の功績が認められ、ついに正騎士へと昇格が決まった。就任については成人の儀終了の届けが必要で、かくて証書を取得するため、十年ぶりの帰郷を許される。
そこで待っていた再会は、幼馴染で、命の恩人でも
ある、長年の片思いの相手、アスカルディだった。
中編です。キーワードは王道とがんばる女の子と女装の口説き魔です。 すばやい展開、さく・さく・さくと進みます。ちょっとの空き時間の暇つぶしに、ぜひ。カテゴリーは、恋愛ものです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-31 18:08:55
19984文字
会話率:43%