気付けば、俺は翠色に輝く湖のほとりに倒れていた。空には満月の出ている夜だというのに虹――それも逆さまの虹――がかかっている。そして、俺は記憶がなかった。どうしてここにいるのか。どこから来たのか。どうすればいいのか。見当もつかなかった。そこ
で俺は不思議な喋るキツネと出会う。どうやら、俺の倒れていた場所は「虹の湖」と呼ばれているらしく、さらに森全体は「逆さ虹の森」と呼ばれているらしい。そして、今この森は重大な危機にさらされているということも聞いた。そうして、俺は「逆さ虹の森」を救うために、他の喋る動物たちと冒険に出ることとなる。
※この作品は、なろう企画「冬の童話祭2019」の応募作品です。企画開催期間内に未完のまま応募してしまっていたので、この度完成させて、再び連載することにしました。変更のある部分もあるため、一からお読みいただけると幸いです。
全21話! 毎朝7:00に一話ずつ投稿されます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-21 07:00:00
42692文字
会話率:30%
視界が逆さまになる水
キーワード:
最終更新:2019-04-22 00:18:21
734文字
会話率:36%
昔むかし、ある森に逆さまの虹が架かり以来、その森は『逆さ虹の森』と呼ばれるようになりました。
そんな森には言葉を話す動物や、願いをかなえる池など、フシギなことがいっぱいあります。
ある日、森に住んでいる臆病なクマは『母親に会うため』、隣の
森に来たという、ある動物に会いに行く事にしますが・・・・?
『心』と『想い』をつなぐ、そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-17 23:38:21
34010文字
会話率:32%
ある日森に逆さまの虹がかかりました。その虹の上には一人の老商人が座っていました。
最終更新:2019-01-17 11:41:06
6084文字
会話率:50%
昔々、ある森に立派な虹がかかりました。
その虹は逆さまで、珍しい虹がかかったその森はいつしか「逆さ虹の森」と呼ばれるようになりました。
その逆さまの虹の森は森の真ん中に大きな川があり、逆さまの虹はそこにかかり動物達は虹を渡り行き来していまし
た。
ですが、ある年嵐で森の食べ物が少なくなると食べものが多い西側と東側で喧嘩が起き、東と西での行き来は無くなりました。
東西とも川の向こうには恐ろしい動物がいて、川を渡ったものは誰も生きて帰れないという噂が広がり、川には近づくなということを大人は子供に言い聞かせ、仲直りすることなく何年も何年も過ぎていきました。
そして、逆さ虹もいつの間にか消えてしまっていました。
ある日西の森に住むキツネ君とリス君が東の森を探検しに行きます。
東の森で色々な動物と出会い、友達となりその友達と共に西と東の森を仲良くさせていく物語
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2019冬の童話祭の企画内イベント使用作品ですが参加表明してなかったので、そちらには掲載できておりません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-01 00:00:00
9909文字
会話率:48%
ある日のこと。
とある森にひとりの人間が迷い込んできました。
その森の名は、逆さ虹の森。
大きな森で、大きな川にかかるボロボロの橋や、願い事の叶う池や、嘘つきを捕まえる広場があり、逆さまの虹がかかる、不思議なところです。
そんな森に、何故人
間はやってきたのでしょう?
そして、その目的は達成されるのでしょうか?
——ほら、耳をすませてみてください。
コマドリが歌を歌っていますよ。
『はじめまして、みなさん。こんにちは。
ようこそ。「逆さ虹の森」へ——』
***
冬の童話祭2019の参加作品です。
他にも2作品書いたのですが、1つはこの設定を使わずに書き、もう1つはあまり設定を活かしきれなかったので、設定を目一杯使ったお話が書きたいと思い、書きました。
楽しんで頂ければ幸いです。
中川あき折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-31 22:00:00
37394文字
会話率:33%
ここは、逆さ虹の森です。
遠い昔、この森に立派な虹が架かりました。その虹は逆さまの虹でした。そんな珍しい逆さまの虹が架かるようになった森はいつしか、逆さ虹の森と呼ばれるようになりました。
端っこが上を向いている逆さまの虹は、空が笑っている
ように見えます。なので逆さまの虹は、幸せの虹とも呼ばれるようになりました。幸せの逆さ虹を見ると幸せになれると伝えられる逆さまの虹は、毎年、冬の寒さが一番厳しい日にかかります。
今年も寒い冬がやってきました。森の動物たちは、一番寒い日だけ架かる逆さまの虹をお祝いするために準備をしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-30 08:58:52
6128文字
会話率:33%
冬の童話祭り2019対応作品だと思われます。
森の仲間たちが、逆さまの虹を見るまでの物語です。
感動物のつもり。
受付期限切れてた!でもせっかくだから、気分だけは参加!お邪魔でしたら削除しますので、運営さま、お手数ですがご一報お願いいたし
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-29 16:21:27
4934文字
会話率:40%
「違う、違うクマ。嘘じゃないクマ!」
「嘘リス! クマは嘘をついてるリス!」
「クマは嘘つきヘビ!」
「そうだそうだアライー!」
みんなから嘘つきと言われてしまっているクマさん。
一体どうしてそんなことを言われているのでしょう。
「
クマは嘘をついているリス! 端っこが地面にあって真ん中が高い空にある虹なんてあるわけないリス!」
「そうだそうだヘビ。端っこが空にあって真ん中が地面にある、空から滑る滑り台みたいになってるのが普通の虹ヘビ!」
「いつも見てる逆さ虹以外の虹なんてないに決まっているアライ! 橋みたいな虹なんて、逆さ虹の逆さまの虹を見ただなんて、クマは嘘をついているアライ!」
ここは逆さ虹の森。
両端が空高くにあって真ん中が地面一番近い、そんな逆さまの虹が空にかかる森。
だからみんなそんな虹しか見たことがありません。
クマさんは本当のことを言っているのに。
「嘘じゃないクマ……、本当に見たんだクマ……」
ポロポロと涙を流すクマさん。
これは恐がりで泣き虫なクマさんと、森のみんなと、逆さ虹の逆さまの虹のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-20 14:47:52
5732文字
会話率:42%
わたしは中学二年生の女の子です。おじいさんは、人形つくりをしています。そのおじいさんが、十歳の誕生日にプレゼントしてくれたモモ色のドレスをきたかわいいぬいぐるみの女の子、トキ。わたしの宝物です。
ところが、ある夜のこと。わたしが、その人
形のトキになってふしぎな冒険をした物語。
魔法使いの笛の音をきいて人形のトキになってしまったわたしは、空想のなかで血わき肉おどる『いのちのリズム』を感じましたが、カーテンのすきまから庭をのぞくと、夜空には三角形のお月さまがどっかりと腰をすえていました。
「やい、お月さま。おまえは、ほんとうにお月さまか? 」トキの挑戦的なたいどをみて、月はおこったように三角のほっぺをふくらませました。なんてバカなお月さま。まるで逆さまのハートです。陽気になってにらめっこをくりかえしているうちに、トキの日常の感覚は、すっかり三角月色に変ってしまったのです。
そこではベッドが犬のように走り出すような、物が生き物のように生きている世界でした。
三角月夜の夢物語はここからつぎつぎとふしぎな展開をみせますが、トキは人間にもどるために三角月へと冒険にいくのです。そこで見た世界は、とてもすてきな小人の国でした。
そこで起こった巨人と竜との戦い、トキは小人の国を守るため巨人を追い払おうとするのですが、さて、トキ(わたし)は、ぶじに人間の世界にもどれるのでしょうか? 最後は読んでのお楽しみに(笑)
この物語は「カクヨム」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-07 22:00:00
15588文字
会話率:20%
ある所に「逆さ虹の森」がありました。
雨上がりになると必ず、森に逆さまの虹がかかるのです。
ところがある日、雨上がりなのに虹がかからなくなってしまいました。
なぜ虹が無くなったのか、動物たちは相談する内に、ケンカを始めてしまいます。
虹がま
た現れるように、それぞれが出来る事をやるしかありません。
動物たちは虹を取り戻す事が出来るのでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-07 11:00:27
3058文字
会話率:35%
ここは逆さまの虹がかかる不思議な森
そこに住むどうぶつ達と、毎年のやって来るコマドリさんのお話
ある年にコマドリさんが、森のどうぶつ達にプレゼントをあげました
そのプレゼントで森はさらに楽しい場所になっていきます
何気ない言葉に傷つ
きーー
何気ない言葉に救われるーー
そんな、純粋などうぶつ達のおはなしをお楽しみください。
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これは冬の童話祭2019に向けて書いた作品です。
舞台設定やキャラクター設定につきましては公式サイトをご覧下さい。
https://marchen2019.hinaproject.com
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-18 13:00:00
7741文字
会話率:30%
織原千絵は自殺した。
“日記”によって明かされていく自殺の原因と、徐々に浮かび上がってくる不審。
彼女は一体、どうして自殺したのか。
最終更新:2018-11-11 19:00:00
14312文字
会話率:48%
【重複投稿作品】
ぐんぐんと、にょきにょきと。
枝葉を繁らせ、どこからか森がやってくる。侵蝕してくる。
空の向こうから。
ずっとずっと高いところから(成層圏の彼方から?)森が降りてきて、まるで天上から地上に向かって生えるよう
に、逆さまの森が僕の頭上に蔓延るのだ
やがて僕から見える空はすべて森に覆われて、長い長い「閉ざされた日々」がやってくる。
それはどこかの遠い国にある「極夜」というものに似て、一年の三分の一くらいのあいだ僕らから陽の光を取り上げてしまうのだけど、だけど僕らはいつもそれほど絶望的ではなかった。
…………………
そらにはびこる森の下に暮らす少年と、そこに訪れたとある願いを抱えた少女の物語。
この作品は、2017年2月開催のイベント『コミティア119』にてサークル『宇宙の森』が頒布した、『宇宙の森文芸部サンプル集 コミティア119版』に収録されたものです。
【重複投稿作品】
この作品は、小説投稿サイト「カクヨム」と「エブリスタ」でも公開をしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-04 15:07:12
11589文字
会話率:27%
「大っ嫌い!!」
小学5年の時に、終わったと思ってた初恋が高2で、再び動き出す!!
最終更新:2017-06-11 00:25:20
1356文字
会話率:40%
黒実 音子の作る皮肉と風刺を書いたラテン詩です。
ラテンバンド「墓の魚」で歌っています。
(バンドの公式サイトでも掲載しています)
最終更新:2017-04-25 11:06:45
636文字
会話率:0%
黒実 音子の作る皮肉と風刺を書いたラテン詩です。
ラテンバンド「墓の魚」で歌っています。
(バンドの公式サイトでも掲載しています)
最終更新:2017-04-25 11:05:17
476文字
会話率:0%
黒実 音子の作る皮肉と風刺を書いたラテン詩です。
ラテンバンド「墓の魚」で歌っています。
(バンドの公式サイトでも掲載しています)
最終更新:2017-04-25 11:03:46
953文字
会話率:16%
幽霊なんて、作り物だ。
俺はただ、疲れているだけだ。
最終更新:2017-03-25 22:57:33
1747文字
会話率:2%
逆立ちしてから逆立ちしてから逆立ちした
キーワード:
最終更新:2016-08-27 04:47:47
381文字
会話率:0%
ユウ君と主人公による、なかなかの日常。
キーワード:
最終更新:2016-02-02 07:51:57
1610文字
会話率:29%
五つの大陸が逆さまの十字架を描いているように見える事から《逆十字世界》と呼ばれる世界。その世界に作られた魔女を育てる学校・《ムーンライト学園》という女子校に1人だけ入学してきた男子生徒アルベルト。右手を封じられた彼は自分に眠る秘密と世界の真
実を探るべく勉学に勤しむ事になる。その中で明らかになる自分に眠る七体の竜や竜と人の間で起こった争いに帰結する勇者の悲劇。人類が封じた空白の歴史に刻まれた真実を求め、アルベルトと彼を慕う少女達の物語が今幕を開けようとしていた。
※この小説はpixivでも連載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-27 22:57:23
666542文字
会話率:60%