つきあい始めてからずっと続いている、麻由美の部屋で開かれる僕の誕生祝い。
今年は、今まで渋り続けていた妹の優月が参加することになった。
「優月ちゃんの婚約祝いもかねてだから」 という麻由美の誘いを、断り切れなかったらしい。
彼女は大喜
びで優月を迎え入れ、いつになくはしゃいでいる。
「今日は素敵なバースデイになるわよ」
「どうせ、優月の婚約祝いのおまけだろ」
「おまけは婚約祝いのほう。メインはあくまでも和樹の誕生日祝いよ」
主役の座を奪われてむくれる僕に、彼女は満面の笑顔で言った。
「綾子と二人で考えて、とっておきのプレゼントを用意したんだから」 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-03 21:00:00
11324文字
会話率:46%
二〇二二年、政府は晩婚化、少子化を改善すべく政府主導による結婚奨励政策の一つとして「日本お見合い機構」を設立した。かつて地域おこしの一環として地方自治体が行っていた「街コン」を全国展開したような形だ。
俺は結婚相手はお見合いではなく自分で探
そうと思っていたのだが、早く孫の顔が見たいという母に半ば強引に勧められてしぶしぶ登録する事にした。
二〇二五年十一月三日、俺の二十七歳の誕生日に自宅のノートパソコンのメールアドレス宛に一通のメールが届いた。差出人は「日本お見合い機構」からだった。
メールには誕生日祝いのメッセージとともにお見合いの日時と場所が記されていた。
※個人サイト及び他のサイトに重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-13 07:00:00
2003文字
会話率:47%
ディシベリア帝国皇女・フィグネリアへの誕生日祝い。それはあまりに怪しい“婿”だった!刺客かと疑うも、クロードと名乗る彼は何にもできない優男。婚儀の夜―早々にフィグネリアがクロードを寝室から追い出そうとすると、何故か扉が開かない。その時、突風
が部屋を駆け抜けた!驚くフィグネリアの前で、クロードが慌てて笛を吹き始めて…?
書籍の校正前なので誤字脱字、矛盾等あります。
SS類はおまけペーパーや小冊子のものと没案とになります。
投稿作版は公募受賞の時のほぼ原文ままです。
novelist.jpでも同様のものを公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-15 00:51:48
510864文字
会話率:42%
中央神殿人族神官マレイの休日。
猫、犬、兎、熊の耳尻尾付きの動物族と呼ばれる獣人と人族が暮らす世界に
世界を浄化する存在として「神子(みこ)」を神殿が保護しています。
マレイは神子デイル君の子守役。
デイルの誕生日祝いを買いにはるばる犬族地
区まで来ましたが……という話。
まだ存在しない本編(執事グリム)の脇役マレイの休日話。
某掲示板に一度投稿しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-24 20:11:10
7797文字
会話率:9%
幼なじみの拓真が死んだ。つい先日私の誕生日祝いにサプライズで花柄の鏡をプレゼントで貰ったばっかりだった。拓真のいない、拓真の部屋で私は匂いに囲まれながら眠る。そのとき、不思議な夢をミオは見る。
鏡の中の異世界『2nd World』と呼ばれ
る世界に主人公ミオは墜ちてしまう。そこには夢で見た泉とタクマと言う青年がいて…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-25 15:24:43
742文字
会話率:5%