弟の命を助けてください、というわたしの必死な祈りを聞き届けてくれたのは、神様でも仏様でもなく、悪魔だった。
悪魔と契約をしたわたしは悪魔として異世界の引きこもり魔法使いに召喚されてしまう。いや、いきなり悪魔になったと言われても、誰かを呪い殺
すとか不幸のどん底に叩き落とすとか、無理です!
けれども、この根暗でひ弱で面倒くさい魔法使いの世話を焼くうちに情もわいてきて……。
長女気質な少女と天才魔法使い(自称)のどたばたコメディとちょこっとラブ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-03 22:50:47
104114文字
会話率:46%
都会に住んでいた容姿端麗成績優秀、そしてスポーツ万能という最強の主人公属性を持っていた女の子小野田美佳は親の都合で田舎の伯母の家に住むことに……
そんな完璧な転校生の美佳にも実は、完璧だからこそ言えないオタクな趣味をしていて……
そんな美佳
は田舎でさらに変でおもしろいことに出会ったのだった。
それはある願いごとを聞き届けてくれる石に願ったことで……
まさかの男体化になる主人公が起こす、ちょっと大胆ハーレム。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-04 21:57:41
95036文字
会話率:22%
本当の願いはかなってほしい。今まで、散々な目にあわせたのだから、神様、今度こそ私の願いを聞き届けてください
最終更新:2012-07-01 08:12:19
447文字
会話率:0%
この話を知っているだろうか?
これは、“月”にまつわる話である。―だからといって本当に“月”の話ではない。
これは、“月”が“視た”物語。“月”に願った“人々”の物語。
ある昔、戦の最中に月を見上げているある国の軍人と少女が居た。
少女はこ
ういいました。
“満月の夜。空が一番見え、空に一番近い丘の下で、叶えられない願いを月に託すと月がその願いを叶えてくれる”
軍人は、少女の言葉を信じた。そして、その命が尽きるまでに空が一番見え、空に一番近い丘へと向かい願いました。
―故郷をなくす悲しみ、愛する人を失った悔しさ。どうか、この願いを聞き届けておくれ。
軍人が意識を手放す瞬間、軍人と共に居た少女が現れ少女は美しい女性へと姿を変え涙を流しながら軍人の願いを叶えました。
これは、“月”が“視た”物語。
これは、“月”に“願った人々”の物語。
これは、“涙を零し逝った哀しき亡霊”の物語。
彼らは、“語り人”。
思いを語る人々―――
これは、そんな彼ら“語り人”の語る物語である。
※この作品は、自サイトで掲載済みの小説です。一部、サイトに掲載される前にこちらに掲載した作品があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-31 19:31:34
7411文字
会話率:31%