そこはこの世界とは違う、魔法が存在する別の世界。人々はこの世界をグランティエラと呼ぶ。グランティエラには、古くから語り継がれるおとぎ話がある。太古の昔、聖なる光の神と、邪悪な闇の神が存在した。闇の神はグランティエラを悪の力で覆い、グランテ
ィエラを荒廃させ、魔物の世界を作り上げようとした。それを阻止するために、聖なる光の神は、稀有な力を持つ「光の子」とその仲間とともに、邪悪な闇の神に勝負を挑み、勝利して、世界に光を取り戻した。しかし、その勝負で大いなる痛手を負ってしまった光の神は、その姿を止めることができなくなってしまった。そこで、光の神は荒廃しきったグランティエラの緑、海、大地となり、この世界に輝きを取り戻した。そんな光の神の姿を見て、光の子たちは彼をこう呼んだ。万物の源「オリフェン」と。その後、光の子たちは何処ともなく姿を消したが、世界は平穏となり、今の豊かな世の中がある。このような話を聞いて育った主人公、自然豊かな辺境の村、ナタル村のレオンには、光の子と同じく稀有な力があった。魔法が使えたのだ。レオンはその力を正しく使ってナタル村の害獣駆除や警察を司り、村に貢献していた。レオンは未だ17歳ながらも村長をはじめとする村人たちからの信頼を得ていた。幼馴染としていつも一緒に育った、村長の孫娘であるフロールからも友人以上の関係となっていた。そんなある日、村長が何者かに殺されてしまう。どう見ても魔法が使われた痕跡があったために、真っ先に疑われてしまうレオン。村中の人々だけでなく、これまで長い時間を共に過ごしてきたフロールからの信頼も揺らいでしまったレオンは単身村を飛び出し、真犯人探しの旅に出るのだった。村長の死が、迫り来る闇の世界の予兆であることも、レオンの旅がそれを止める大冒険になることなど思いもよらないままに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-14 00:24:26
7472文字
会話率:64%
ようやく一の姫の手がかりを得た3人は、聖なる光の塔へ向かうことになった。
そして、全ての謎が明らかになる。
最終更新:2018-04-30 16:59:51
29744文字
会話率:49%
西暦2045年5月11日
世界の半分を焼き尽くした第三次世界大戦の終わりが告げられた。
化学兵器によって一瞬にして崩壊する都市。
ミサイルによって惨状と化した森。
そして何より戦争中に出現した異世界との『扉』
世界は混沌に満ちて
いた。
死者は少なく見積もっても40億人。人々が悲しみに暮れる中、世界各地に99の金色の光が突如として降り注いだ。
その光を人々は『聖なる光』と呼び、それを浴びた者達は異能力という、常人ではあり得ない力を手にした。
その中でも最年少である異能力者 天原翔太
そして平和維持を目標として掲げる異能力組織
『world police』
異能力とは一体何なのか?
『扉』とはなぜ開かれたのか?
今、真実を知るための戦いが始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-05 22:11:03
144670文字
会話率:47%
神話の時代。人々は悪魔による災いにより、苦難を強いていた。神々は世界を人々を護り、救済すべく戦っていた。闇を決して逃がさない聖なる光のごとく。
そして、いつか人々が笑って暮らせる世界のため、悪魔との最後の戦いがいま始まる。
最終更新:2016-12-18 23:05:38
15247文字
会話率:48%