オリヴィア・リッチモンドは都会育ちのお嬢さま。二人の出来すぎた兄と、絶世の美女の姉のすみっこで何不自由なく生きてきた19歳。しかし20歳を目前にして、いまだ夢見がちなオリヴィアに辟易した父は、彼女に究極の現実を突きつけた――ノースウッド伯爵
エドモンド・バレット卿との結婚だ。初対面から冷たい夫、ど田舎の領地、何だか妙に偉そうな老執事……かくして始まったオリヴィアの新婚生活は、信じられない混乱続き! 世間知らずで純朴なオリヴィアと、厳しい現実主義者エドモンドの結婚から始まる恋の行方。そして、バレット家に伝わる「呪い」とは? 【中近世イングランド風ヒストリカルロマン】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-02 21:18:24
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会話率:26%
山あいの小国アスク。アリシア王女は大国グランドール皇帝カーライルに強烈に望まれ婚約した。そして3年。17の歳になり、輿入れも半年後と間近となった時、カーライルは急死。国力の差を考えて当然、破談となると思っていたが、新皇帝となった皇弟アイルバ
ーンはそのままの日程で輿入れを望む。混乱を隠して、アリシアは輿入れを決めた。結婚から始まる恋愛物語り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-29 04:17:18
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