高校一年の紫野原幸太はあるコンプレックスに悩んでいた。
ある日勢いよく来た自転車に引かれ死んでしまう。
自転車をこいでいたのは神様で責任をとるためもう一度生きることとなった。
目覚めた転生先は異世界だった。
最終更新:2014-03-31 00:07:40
5646文字
会話率:72%
久しぶりに幼馴染と喧嘩して、
地元を飛び出して辿り着いたのは見知らぬ寒村。
僕はそこで少女と出会う。
鬼のように美しい彼女と
鬼のように情けない僕。
幼馴染からは逃げ虫と呼ばれ、
自称探偵からは賞賛され、
村人からは救世主扱いされ、
少女からは初めての友達と呼ばれた僕。
右手の手錠を揺らしながら
僕は無視をする事にした。
「東ってどっち?」
「あっち」
僕は少女に礼をして雨の中
東へ。
僕は鬼にはならない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-16 19:17:28
3727文字
会話率:1%
私はきょとんとすることができない。いつも3秒早く気づいてしまう――
複雑な家庭環境で育ったため、醒めた目を持つ紫野。“研修中の新入社員”という中途半端な立場を持て余す彼女は、同期のなかにうまく居場所をみつけることができない。義理の兄・隆之介
との関係も保留気味。そんなある日、かつて暮らしていた町へ研修で赴くことになり、貧しかった過去の自分と、恵まれている現在の自分とのギャップを目の当たりにして心揺れる。
『さよならお兄ちゃん』の後日談です。ストーリー的には独立した話となっていますが、前作を読まれたほうが人間関係などわかりやすいかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-06 06:31:32
27063文字
会話率:37%
結婚寸前で、婚約者が謎の失踪を遂げた。その15歳の妹・紫野を引き取って暮らし始めた23歳の青年・隆之介。兄になかなか心を開こうとしない妹と、妹にどう接していいのかわからない兄。それでも、残された者同士の絆はゆっくりと育まれていく――。
そして7年が経った春の夜、ふたりは「最後の晩餐」を迎える。紫野から静かに明かされる秘密。それは、15歳だった彼女が生きるために選ばざるをえなかった、悲しい嘘だった。
カテゴリは一応純文学です。ほのかに恋愛要素も含まれますが、基本的には兄と妹の、ぎこちない家族の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-11 08:50:39
38519文字
会話率:40%
本編『陰陽伝』において、突然の嵐のごとき苛酷な運命に耐えつつも真実の愛に巡り合う、主人公・紫野(しの)。その紫野や仲間たちの、幼き頃の昔語りの物語。紫野に凌辱の限りを尽くした超絶の悪たる男でさえ、その過去には悲しみを背負っていた…。
本年元
日より、『陰陽伝』連載始めました!よろしく~(*^-^*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-03-30 00:18:24
337647文字
会話率:27%