小学4年生の夏、宗教民俗学者の兄、真尋(まひろ)に伴われ、雛姫(ひなき)が訪れたのは瀬戸内に浮かぶ小さな離島――
早くに両親を事故で亡くし、兄とふたり、慎ましくも平穏な日々を送っていた雛姫だったが、少女はそこで、はじめて自分の出生の秘密
を知ることになる。
島を統べる、ある一族に秘められた血の掟と碑文の意味。
島の伝承とそこに祀られる神。そして神を鎮める《御座所》とは……。
過酷な運命に立ち向かう、少女のひと夏の成長物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-10 18:30:13
121089文字
会話率:36%
千年以上前の日本に飛ばされてしまった青年、コマこと駒坂響一。
ある碑文を解読して欲しいと依頼され、言語学者として生きていくが
そこには知られざる日本の姿が描き出されていた。
過去と未来を探る罪はどれほどか―
最終更新:2015-08-01 23:02:54
713文字
会話率:20%
素人探偵、浅葱真を尋ねてきたのはドイツ人の女性だった。
昔ドイツで起きた連続殺人事件の解決を依頼されるも、"魔女"や"碑文"や"密室"などといった現実では到底考えられないような言
葉ばかり並べるドイツ人女性に真は呆れをみせる。
しかし、彼女が出した一冊の小説が真の心を大きく動かし、ドイツへと向かうことになった。
複雑多岐となるこの事件に真は幾重にも渡り頭を悩ませる。制限時間は一週間。素人探偵、真は難解な謎にどう挑むのか。
――そして、あなたと、真。どちらが先に謎を解くか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-12 21:00:00
254347文字
会話率:41%
闇に呑(の)まれし者、己(おの)が姿を奪われ消え去らん。
闇に立ち向かいし者、闇の使者を討(う)ち滅ぼし、闇を照らす星とならん。
これは聖地に伝わりし碑文(ひぶん)に書かれていた予言の一説。
この碑文の通り私達の世界は闇の侵食(しんしょ
く)によって、消滅の危機に瀕(ひん)していた。
闇に覆(おお)われていく聖地。人々を消し去る機械生命体。次々といなくなっていく仲間達。何も出来なかった無力な自分。そんな私が世界を救う!?
1人の少女と守護騎士が織(お)り成(な)す学園SFファンタジー!? ここに開幕!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-10 17:37:25
9543文字
会話率:37%
旧い時代の遺物。太古の遺跡から発掘された、碑文の欠片。
その一つが解読された。これは、その叙事詩の一部である。
最終更新:2012-10-22 09:16:39
492文字
会話率:0%
十年前世界に訪れた災厄、【神罰の日】――通称《|七夜の災禍《セブンスヘブン》》。天より降り注いだ小さな流星の雨は七日七晩続き、世界の各首都に巨大な碑文が現れた。神託の碑文――そこに記されているのは神から人類に対する終焉の宣告であり、救済の
ための試練が記されていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-29 23:46:32
103887文字
会話率:32%
世界の伝説碑文に書かれた歴史ページには‘かつて、彼らは一つだった’と言い残されていた。人、光と闇。それは世界創造から千年の時も繰り返される血争いにより、この世は闇の魔界、光の幻界、人の世界という三つの世界に分かれた。だが、哀れと見た神は‘時
の魔術師’の存在を創り上げ、時と共に世界を再び一つとなり、彼らの心と安らぎの平和が一つとなって戦いを終わらせた。しかし、世界の伝説碑文にはまだ続きがあった・・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2006-09-05 01:40:10
25013文字
会話率:65%