人類は魔族を解析することによって魔法を得た。同胞を殺された魔族はその人間たちを殺した。魔族はそれ以上をしなかったが、人間は魔族を害悪と断じ、魔族を駆逐することを決めた。魔族は殺されないために人間を殺すことを決めた。――そんな時代。人間側には
、人類最強の勇者がいた。彼は人間の為に戦うわけではなかった。魔族という危険が存在しない、自分にとっての理想郷を創るために、魔族を滅ぼすと決めていた。結果として、彼は魔族を殺し、魔力を奪い、幾つもの人命を救っていた。魔族側には、世界最強の魔王がいた。魔王は人類を駆逐することを安易に是とはしなかったが、魔族全ての為を思い、人間を殺すことを決意した。これはそんな者たちの――利己主義でありながら人類全てに利益をもたらす勇者と、世界の平和を願い人類を殺すことを決めた魔王の、戦いの物語。一方にとって栄光の、もう一方にとっては、悲劇の、物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-01 21:38:00
334518文字
会話率:31%
魔族の王と人族の王女の間に生まれた王子、二つの種族の平和を担うべき子供、アーデルベルト。彼は魔族の子と共に育ち、人族に育まれ、人族の学園に通っていく。ただただ、魔王になるために。
最終更新:2014-06-11 20:08:55
107167文字
会話率:43%
アルカディア大陸で「魔族」と「人間族」との間に生まれた「魔人」の物語。彼は魔族と人間族との狭間でどう成長し生きていったのか。その戦略を描いていく。
最終更新:2013-10-08 01:25:37
393713文字
会話率:44%
とある魔界のとある森で拾われた人間の公女と、拾った魔族な彼のボーイミーツガールな話。とりあえず、三話程度(序、彼女視点、彼視点)で一区切り完結です。その後小話不定期に追加中! ※自サイトのブログで連載したものの再録作品になります。わずかです
が、R15程度の描写があります。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-07 21:40:05
11621文字
会話率:37%