異世界冒険
北海道の山奥、そこに僕はいた。
一年の内、八割は雪が降っているという日々の中
寒さにも幾分なれてしまった。
今日も雪が降っている。 帰るのが憂鬱だな…。
生徒数60名、1年〜3年まで1クラス20名毎しかいない小さな高校だ。
周りの生徒を見ながら僕は帰り支度を進める。
雪の中、出て行くのは嫌だがいつもの事だ。
むしろ、雪が降っていないことのが少ない。
よし、いくか。と、立ち上がった瞬間折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-05 12:09:54
1070文字
会話率:27%
高校入学以来、帰宅部に所属している匝瑳 真(そうさ しん)は、
いつものようにホームルーム後、帰り支度を進めていた。
そこで突然、クラスメイトと共に白い光に包まれ、異世界<フェノーメノ>へと飛ばされてしまう。
飛ばされた先、王都<セイレ
ーン>の地下神殿では、王を始めとする政治中枢の面々が待ち受けており、現れた真たちに魔王の討伐を依頼する。
隣国が突如として現れた魔王軍を名乗る者達により陥落し、次第にこの国へと手を伸ばし始めているらしい。
能力や適正などを把握するため、王国から供給された真のステータス・プレートに表示されたのは……『種族:人(魔王)』!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-18 00:52:23
62423文字
会話率:25%
地下に九つの迷宮を抱える都市「ラディケンヴィルス」。遥か昔に魔術師たちが作り上げたという迷宮には、凶悪な「魔法生物」が蠢いている。しかし、そこには人生を変えるほどの「宝」も隠されていた。
一攫千金を狙う為に、はたまた己の強さを確かめるために
、今日も「探索者」たちは地の底を目指して潜っていく。
* * *
樹木の神に仕える神官戦士であるカッカーたち一行が目指していたのは、九つあるうちの第五の入口、「赤の迷宮」の最深部。五人の仲間たちは相応の経験を積んだ、最深部に辿り着くことができるであろう実力の持ち主だった。
ところがその道中、思いもよらぬ強敵が現れ、パーティは全滅の危機に直面する。
〈ヤカン杯参加作品〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-25 07:00:00
23456文字
会話率:31%