20××年、突如日本各地に現れた巨大怪獣の群れ。
その力は自衛隊の攻撃をものともせずに猛威を振るっていた。
このままでは日本は壊滅する。
日本国民の誰もがそう思った。
だがそこに突如一人の巨大ヒーローが現れる。
何処からとも無く現れたその超
人は、暴れる怪獣を退治すると颯爽と空の彼方に去っていったのだ。
そしてそれ以来、新たな怪獣が現れるや否や、超人は何処からともなく飛んできて退治していった。
いつしかその輝く勇姿から、超人は「クリスタルマン」と呼ばれるようになっていた。
誰が呼び始めたのか分からないが、多分某テレビ局が命名したのだろう。
そんなクリスタルマンと怪獣との戦いの後、俺は近くの公園でそれを目撃した。そして俺のちょとした好奇心は、俺の身にとんでもない事をもたらした。俺はある美少女になってしまったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-31 23:18:05
5953文字
会話率:39%
<僕達には、希望がある>
文明が発達した古代の地上界。地上界には人間を喰らう巨大な怪物が闊歩していた。しかし,古代人の叡智と技術を結集して作られた巨大兵器"巨人"のおかげで,人類は希望の光を得た。
だが、
巨人はいつしか忘れ去られ、時代の闇へと消えていった・・・しかし、長い年月を経て,"災厄"は目を覚ましてしまう。だが、それに呼応するかのように"巨人"も、再び地上に姿を現す。
"巨人"は、戦いの中で人間に何を見せるのか、人間は"巨人"を見て何を思うのか・・・・
少年の心を忘れてしまった大人達とヒーロー初心者に送る巨大ヒーロー小説、ここに見参!
※第0章、連載開始しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-29 21:59:08
127669文字
会話率:46%
金城響は宇宙人である。しかし、特に宇宙人らしい出来事もなく、このまま地球人と何らかわりのない生活を送って普通に生涯を閉じると思っていた。
しかし、その考えは日食の日に起こったある出来事によって完全に打ち砕かれることとなった。
※pix
ivとマルチ投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-08 00:10:44
10772文字
会話率:41%
「何のために戦っているんだ?」
勇一は振り返った。しかしそこには誰もいない。ただ夜の闇だけがそこにある。
「誰だ、僕に喋りかけている奴は」
「誰? 君の心の声だよ。君も気付いているはずだ、もう戦いたくはないと」
不気味な声の主が嗤(わ
ら)う。勇一の脳裏に温室の風景が。と、その緑が一瞬で赤に変わる。何か言いようのない恐怖が勇一を包み込む。
勇一が海岸で倒れているのが見つかったのは紀伊半島のとある町。病院の一室で目覚めた彼には記憶がない。勇一はそこで坂田比呂子という看護師と出会う。記憶のない彼にとって彼女の笑顔が救いとなっていく。
勇一が比呂子の兄の食堂で働く事になったある日、彼の住む町に怪獣が現れる。逃げ遅れた勇一の手に青い炎が見る。すると勇一自身が巨大化し、まるでヒーローのような姿で怪獣と対峙。死にたくない一心で戦う勇一。しかし怪獣は強い。そこに怪獣の弱点を教える心の声が。勇一は青い光線で怪獣を撃退する。世間では巨大ヒーローをシルバーマンと呼び称賛する。
そんな中、里子と名乗る美しい女性が勇一の前に現れる。彼女は彼の妻だと言う。怪獣出現場所に必ず現れる彼女は敵か味方か。やがて怒りを持つ人たちが次々と怪獣となって勇一を襲う。戦う事が自分の特殊能力であると諦め、傷つきながらも戦い続ける勇一。
窮地の時に聞こえる声の主は誰なのか、勇一の記憶は戻るのか、そして比呂子との平穏な日々はやって来るのであろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-17 17:00:00
239790文字
会話率:34%
|仲埜瞳《なかのひとみ》は、着ぐるみ大好き女子高生。
ある日着ぐるみのアルバイトをしていた瞳は、恐喝現場に出くわしその仲裁に駆けつける。
だが血の昇った相手は拳銃すら持ち出し、瞳は空から降ってきた男に助けられた。
男の名は|坂東士朗
《ばんどうしろう》。彼は独立行政法人宇宙怪獣対策機構の隊長だった。
坂東の前で、たぐいまれな着ぐるみセンスを見せた瞳。
坂東はその瞳を仲間へと誘う。
そしてその時謀ったかのように、宇宙怪獣が十年の沈黙を破って襲撃した。
反物質。フェルミオン。グルーオン。ダークマター。粒子加速器。
瞳はよく分からない単語を聞かされながら、対宇宙怪獣用兵器――キグルミオンで立ち向かった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-14 07:42:50
68758文字
会話率:46%