2026年、日本。
ロストテクノロジーである思念資源《アカシック・レコード》の使用が実現化された日本は、かつてない他国からの脅威にさらされていた。
敵国の攻撃部隊は現実の次元からディメンジョンシフトしており、姿も見えて触れることもできる
が、大けがをさせる・破壊すると言った大きな干渉は出来ない。
そのため通常兵器はほとんど効果がなく、相手の攻撃も、思念資源を奪う以上の破壊行動にはつながらなかった。
日本は自衛隊を出動させるが、①相手が国民を傷つけることが可能な武器を持たない。②実際に拠点を攻撃していない。との理由から、それには専守防衛の観点より、国民の、そして国際的なコンセンサスを得ることが出来ない。
窮した日本国は、民間機関に助けを求めた。
そこに現れたのが「ご当地防衛アイドル」を擁する、「ウィザード・オブ・オズ」と言う名の独立行政法人であった。
彼らは遺跡から発掘された「銀の靴」と呼ばれるオーパーツを元に、敵国のESP兵器とは別の技術により、人間に思念エネルギーを装填する「ドロシーシステム」を作り上げる。
ドロシーシステムによりESPを強化された少女たちは、日本を守るために敵軍と戦うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-18 00:19:12
13185文字
会話率:41%
自然豊かなここ、北海道は"留萌"・・・。
ここには、海上自衛隊第5護衛艦群の総監部が置かれている。
5艦群旗艦のやくも艦長の任を与えられたのは、寺井崎 護 2等海佐。
前任は、海上試験艦「あすか」の副長。
やくものクル
ー達と、日々国防の任務に就いている・・・。
続く領海侵犯、潜水艦事件に揺れるやくもクルーたち。
潜水艦事件での総監部からの指示を無視したことが、
指揮系統混乱を招いたとして寺井崎は処分されることに……。
それらに忍び寄る影、第7章は『安穏』を巡る争いか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-09 23:11:27
130564文字
会話率:35%
領土を四方海で囲まれている国、日本。
憲法を根拠とする「専守防衛」に阻まれる自衛隊。
実際に起こりうる「有事」の際、日本はどう動くのだろうか?
自衛隊はどうなるのだろうか・・・?
最終更新:2010-03-31 22:35:34
5454文字
会話率:18%
美人だけど近寄りがたく、無愛想で恋愛下手な女の子・神月夕陽(こうづきゆうひ)。
そしてどうしようもない女ったらしだけど根は純情で一途な色男・門真敏生(かどまとしき)。
彼等は何を隠そう、海上自衛隊が誇る空母「いずも」の艦載機・F35B
の若手精鋭パイロット。追いかける敏生と初心で慌てふためく夕陽。すったもんだを繰り返しながらも幸せな時を過ごし、やがて二人は将来を誓い合う。
だが、幸せの絶頂にいた彼等を中国艦隊の放ったミサイルがどん底に突き落とした。
尖閣諸島沖で護衛艦が撃沈され、防衛大学校時代の親友と後輩を失った敏生。悲嘆に暮れ、涙する二人。それでも必死に憤りを鎮めて前を向き、平和を願う彼等を時代の荒波が容赦なく襲う。
忍び寄る世界恐慌の影の中、不況による困窮のはけ口を求めていた日中両国民は憎しみの連鎖に蝕まれ、やがて両国は小さな島を巡り紛争へと突き進んでいく。
ささやかな幸せを必死に願う二人にとっての真の敵は中国ではなく、憎しみに我を失い彼等を戦いへ送り込もうとする、彼らが守るべきはずの全ての日本国民だった。
何があっても絶対に夕陽を守ると心に誓う敏生。
頼みの米国が経済的な結びつきの強い中国との狭間で態度を明確にしない中、ついに戦端が開かれるが、真珠湾攻撃の誹りから未だ逃れられない日本は、あくまで専守防衛を貫いて反撃を躊躇い、次第に追い詰められていく。
そんな中、敏生は夕陽と仲間達を守るため、自ら盾となり南洋の空に若い命を散らす。
彼の死に絶望し、命令を振り切って中国艦隊に特攻をかける夕陽。しかし運命は彼女が死ぬことを許さなかった。土壇場での米国の参戦により、紛争は日本の一方的な勝利に終わる。
太平洋戦争緒戦以来の戦勝に湧く日本国内。政治に疎かった夕陽にもその危険な雰囲気は感じとれた。 いつか聞いた軍靴の響き。それは彼が決して望まなかった未来。
今度こそ確かな未来を取り戻すため、夕陽は立ち上がる。彼女が対峙するのは内閣総理大臣、そしてその背後にいる全ての日本国民。彼女のお腹には、彼が遺してくれた希望が宿っていた。
それから二十年余の東京・新国立競技場。夕陽が見つめる先には、フットボール界のスーパースターとしてピッチを縦横無尽に駆け巡る息子・和生の姿があった。
※本作品は平成26年5月~8月にPixivに掲載した作品を改稿したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-24 20:00:00
131114文字
会話率:37%
大東亜戦争終結。栄華を誇った帝国海軍連合艦隊は壊滅し「艦魂」達は死に絶えた。あれから60年近くたった日本には海洋防衛のための軍団「海上自衛隊」が組織されていた。これはその護衛艦たちの「艦魂」と人の物語。<要注意事項>この小説における「艦魂」
という存在は筆者である火星明楽が諸説とは別に創作したものです。原初正しい艦魂設定を愛する方には不快な部分が多々ありますのでご注意下さい誤って読んでしまったとしても一切の責任はとれません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-13 21:00:00
807786文字
会話率:56%
バイオヴォーグ……サイボーグの発展型と言える生命を司るバイオニクスと人工生体であるサイバネティック・オーガニズムを掛け合わせた造語。
時は未来。自衛隊は解体され、さらに強力に推し進める専守防衛専門の部隊として国防院が設立されたが、少子高
齢化に伴い国防に従事する人間が少なくなったと杞憂した国防院は、いくつかの極秘計画を立てた。
その一つにサイボーグを発展させた「バイオボーグ計画」頭文字をとって「B計画」と名付けられた。
航空事故により瀕死の重傷を負った神室七恵|(かむろななえ)は、朝倉、西村と専従チームにより、数メートルの壁を難なく飛び越え、時速百キロの走力の走力を持ち、左目に高倍率のスコープ、右目に暗闇でも物体を的確に掌握する暗視装置を着装するようになった。
ここにこれから先数奇な運命をたどる女性が誕生した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-01 22:11:40
26372文字
会話率:53%
(概要)汚れた火を吐く大怪獣の出現に、アメリカは滅亡の危機に迫られる。かつてない脅威に対抗するためアメリカは在外米軍を世界中から撤退させる。国防の穴をつくように、北朝鮮が日本に宣戦布告、専守防衛を国是とする日本は抵抗もできず、総理大臣以下、
閣僚と官僚は国外逃亡、国土の大半を失陥してしまう。
北海道まで撤退させられた自衛隊は独自に反攻作戦を開始、高い練度をもって朝鮮人民軍を駆逐し、ついに東京を解放する。
苦肉の策として北朝鮮が核攻撃にふみきるが、航空自衛隊の奮戦により発射施設を破壊。完全な勝利をつかみとる。
時をおなじくして、アメリカを壊滅させた大怪獣が東京湾にせまっていた。多大な犠牲を払いつつも、満身創痍の自衛隊は総力を結集、これに対処する。
日本にとっての長い夏が、ようやく終わった。
「とや松さん」さまが弊作の二次創作を執筆してくださいました。
http://ncode.syosetu.com/n0389ds/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-26 18:20:53
844420文字
会話率:30%
20XX年春、北朝鮮は日本に向けて2発の弾道弾発射を予告した。
「嫌なら金と食い物を出せ」
「断る」
弾道弾迎撃に動いた日本。
自衛隊はどう戦うのか。
最終更新:2012-05-18 22:41:27
5658文字
会話率:71%