暗殺組織『女王蜂』の構成員、東郷冴一(ゴイチ)。極めて優秀な暗殺者である彼は相方であるスティンガーと共に難しい任務をこなす手練れの暗殺者である。
と同時に、彼にはもう一つ別の顔、学園の生徒としての顔がある。さらに、夜眞あずらという恋人が学園
内にいて、さらに同居までしているのだ。
そんな彼の元に暗殺の依頼が舞い込む。演劇の最中、死神を演じる演者を狙撃するだけ。彼にとっては単純かつ物足りない依頼だった。事も無く暗殺を終える冴一。確実にその命は尽きた。しかし、その暗殺相手とは、自分の恋人である夜眞あずらであったことをスティンガーに聞かされる。驚愕するが、その冴一の前に殺したはずの夜眞あずらが現れる。いつもと一切変わらないままで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-21 06:14:43
6632文字
会話率:52%
愛や恋に形はない。ルールだってない。
外では蝉が競うようにして鳴きあっている。
大人の期限が圧倒的に短い、蝉たちは一体どんな恋愛をするのだろうか。
花火ような刹那的な熱い恋、なかなか沈まない夏至の太陽みたいな、ゆっくりと時が流れている成
熟された恋。
私には2人の男がいる。
どちらを選ぶのが正解なのかは分からない。
正解なんて存在しないのは分かっている。
それでも私は正解を求めて彷徨ってしまうのだった。
夏が終る頃の私はどこでどうしているのだろう。
梅雨明け宣言もされていない、7月のあたま。
夏の終りなんて、ベッドの上でただスマートフォンをいじる私には想像することも出来なかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-16 20:40:05
12112文字
会話率:17%
クラスに1人はいる強い支配者。
支配者の周りにはたくさんの人がいる。それをみて、友が少ない人は羨ましく思うこともあるのではないだろうか。
この強い支配者というのは実は孤独で脆い存在であり、成功した反乱者こそが一番強い存在である。
日常にいる
人を分析した本。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-30 15:32:51
520文字
会話率:0%