その里は星を奉り、祈りを捧げていました。
けれど里の民は祈りを忘れ、我侭をいうようになりました。
くたびれた星は、少しだけ眠ってしまいました。
星は神であり、世界であり、大地であり、草木であり、全ての命でした。
銀の砂が、とめどなくあふれて
きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-08 12:54:40
469文字
会話率:0%
世界は神が創りたもうた―――と、誰かが言った。
信ずる者、救いを求める者が集い、それは一つの宗教となった。
しかし、それを快く思わない者がいた。
邪なる神を崇め奉り、世界を悪徳に染め上げようとする者。
魅せられ、操られ、脅され、それは降臨
しようとする。
世界の敵とも形容できるそれに組する者もまた、神の敵とされた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-21 13:00:00
11950文字
会話率:31%
地方都市に住む妹思いの極々普通の少年。
神話の時代より神を奉り、その時に備え続ける一族の少女。
兄の事が大好きな快活な少女。
ある日突然に、彼等の平和な日常は終わり、闘いに身を投じられる事となる。
たしかに望んだのかもしれないが、
大いなる力を与えられた者の責務も背負わなくてはならない。
何故自分なのだろう、自分は何者なのだろう、敵の正体も目的も分からないことだらけだが、覚悟を決めなくてはならない。
逃れられない宿命だとしても、自分の闘いとする為に……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-23 21:08:44
98476文字
会話率:60%
異世界で勇者として奉りあげられた人の話。
最終更新:2014-06-06 12:09:59
1244文字
会話率:25%
東西、東西!
不弁舌なる口上な以て、申し上げ奉ります。
これより皆様のお目にかかりまするは、今より数百年ほど前のお話。
八百万の神々。祟り。呪い。―そして妖。
これらの存在が、ごく自然に信じられていた時代の御伽草子でございます。
時に神
として奉られ、ときに妖として迫害されながら、
その時代を駆け抜けた「彼等」の織り成す妖怪絵詞。
この物語を信じるも信じないも、皆様次第。
されど、もし信じて頂けるのであれば―、多くを語るのはやめておきましょう。
―僭越ながら、暫しお時間頂戴。
彼等の生き様、とくとご覧あれ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-04 15:03:06
9102文字
会話率:31%