21世紀に生まれた新しい格闘技『大相撲女子ダブルス』
二人一組で戦う女子限定のスポーツは、世界中を興奮と熱狂の渦に巻き込んでいた。
突きと押しを中心に腕力で戦うスタンダー。
スタンダーの上半身を技術で守るカバー。
複雑な構えと絆を
武器に、乙女たちは頂点を目指して戦い続ける。
東京都のとある一角にたたずむ、廃業寸前の相撲部屋。その門を一人の少女がくぐった時、伝説は動き始める。
『競女』をリスペクトする筆者の、はちゃめちゃスポーツものです。三話のバトル描写を読めば、どのような格闘技なのか解ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-26 14:30:19
49251文字
会話率:55%
遊牧民の少年、アルゲレリオン・ブルトチノはライバルのオユントゥルフールを追って日本の大相撲の世界に飛び込んだ。
しかし、入門早々ブルトチノは兄弟子の久山 力(ちから)と共に暴力事件を起こした。部屋の規律違反、くび確定だった。
時を同
じくして、赤瀬部屋の師匠・赤瀬 峰夫が死んだ。
ブルトチノと久山は自分達をかばってくれた幕内力士・漣が興した五味部屋に移籍した。
弱小部屋は金銭面などあらゆる面で不利だったが、おかみ・律子の手腕が部屋経営を助けた。
ブルトチノは「狼」の四股名をもらいデビューした。
たった二人の力士は相撲漬けの環境で実力をつけて行った。
しかし、二人に壁が立ちはだかる。
久山には十両の壁。
一人前に認められる十両力士。それまでとは待遇が一八〇度違う。給料は雲泥の差、手足となって世話をする付き人がつく。
久山は東幕下筆頭にまで登り詰めた。半枚上は天国。また、あとのない十両力士にとっては久山は地獄へと足を引っ張る存在。彼らは久山を全力で潰してきた。久山の体はぼろぼろ。何とか三勝三敗で最後の相撲にたどり着いた。相手は赤瀬部屋の赤烈風。赤烈風はアマチュアタイトルを総なめにして角界入り、入門二場所で十両力士・関取になった。
赤烈風との対戦。馬力は久山に分がある。捌きのうまさでは赤烈風。両者、自分の長所を生かし素晴らしい相撲になった。最後は稽古量がものを言う。久山が赤烈風を押し出した。
久山は関取になった。
久山を追うブルトチノの壁はバータル。対戦成績、四戦全敗。歯が立たなかった。
ブルトチノはもがいた。想像を絶した猛稽古。砂まみれ、どったが顔かわからない。そんな猛稽古でも自信が沸かない。見兼ねた師匠・五味、ブルトチノに胸を出した。相撲とは押すことである。
「押せば押せ引かば押せ押せ近場押して勝つのが相撲なりけり」
師匠はこの言葉をブルトチノの体に刻んだ。
押すとは何ぞや。それは力士のコア。押さなければ隙が生まれない。投げもいなしも意味を持たないのだ。相撲は少年の狼に牙を与えた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-10 20:56:12
49907文字
会話率:56%
yahooブログ「おもいで文庫」との重複投稿です。脳梗塞を患った義父と介護する義母と鬼嫁のささやかな日常を紹介していきます。
今回は大相撲にまつわるエピソードです。
最終更新:2016-05-18 10:03:03
267文字
会話率:20%
大相撲の
とりわけ
第一人者のかたの
2015年を眺めながら
感じたことを綴らせて頂きました。
最終更新:2015-05-24 05:00:00
1539文字
会話率:22%
コンピュータとの対局について
尋ねられました
タイトルホルダー当時。
コンピュータと対局されました
経験を持つ将棋棋士のかたの
回答を聴きながら
似たような状況にあるかたいらっしゃらないかな…
と見まわしてみましたところ……
最終更新:2015-05-11 02:00:00
1223文字
会話率:7%
大相撲に体重別階級制が取り入れられた少し先の未来の話。
背が低いせいでどのスポーツでも仲間にしてもらえずすっかりグレた少年が、大相撲大好きの少女と出会い運命が変わる。
といった体の冒頭のみ。
最終更新:2015-01-28 17:24:25
3842文字
会話率:29%
日曜日の昼下がり、臨時ニュースが飛び込んできた。アメリカと戦争になるらしい。その方法は…
最終更新:2014-11-18 00:00:04
6488文字
会話率:26%
初投稿です。筆者は相撲観戦歴20年をこえる筋金入りの相撲ファンです。しかし最近の大相撲はさまざまな問題を抱えていますね。63連勝を達成した白鵬の相撲を見ていると、改めて朝青龍の存在の大きさを実感しました。朝青龍の元ファンとして、ただ一人で問
題山積の大相撲を背負う白鵬を気の毒に思わずにはおれません。その率直な思いをプチエッセイにしてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-04 12:44:29
935文字
会話率:0%