夏休みに入り、高校一年の夏を満喫していた俺、轟八一は、いつもどうりに“日常”の中で暮らしていた。だけど、夏休みのある日突然、人の血を吸って生きる存在“ヴァンパイア”に襲われちまった! んなバカな!?
俺の平凡な“日常”はこうやって終わっ
た。だがその瞬間、目の前に自称“ヴァンパイアハンター”を名乗る少女・エマが現れた。なんでも“ヴァンパイア”から俺を護ってくれるらしい。付きっきりで……マジで!? と驚く暇もなくエマがこう呟いた。
「お、お兄ちゃん。お兄ちゃんは一回『死んで』いるんだよ?」
俺が一回死んでいる!? 何をバカな……え? マジ!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-11 02:42:47
3753文字
会話率:18%