※この作品は2部構成です。
1章
夢で見る夕焼け。何度も見てしまうその夢の場所を捜す主人公。でもその夢は、心が忘れさせていた、とても残酷で、もの哀しい過去の断片だった。
消されていた、幼い頃の悲劇の記憶を辿る物語。
2章
3
年後。必然の如く、悲劇を生んだ一本の刀が主人公のもとへ届けられた。
今も生き続ける殺人者。遠い昔から決められていた運命が、二人を向かい合わせる。
生まれたわけを知り、避けえぬ運命と向かい合う物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-07 10:28:02
80987文字
会話率:48%
友達にはめられ容疑者になってしまった「真下一成」。
希望も何もかも失いかけていた彼のもとへ
女みたいにきゃしゃで背の低い男「麻野雅」が同室者としてやってくる。
一成は無実を証明できるのか?
そして雅との関係は・・・?
そんな2人を描いた、残
酷な現実、哀しい過去がありながらも
それを乗り越えて進んでいく、切なくもどこかあたたかくなる
MaGiの初投稿連載小説!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-09 01:30:27
557文字
会話率:18%
ぎゅうっとしたくなる。ぎゅうっとされたくなる。傷のことも、あの日々のことも、あと、あなたのことも。誰にも話してない痛い過去を持つふたり塚本千尋と、井上青嗣。同じ時間を過ごしていくうち、互いの哀しい過去に触れていく。彼は彼女の存在に、彼女は彼
の存在に支えられて少しずつ歪んだ過去を受け止め始めた。彼と彼女の綺麗で儚い日々のこと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-08-09 18:50:59
12163文字
会話率:15%
大学を卒業してから小さな植栽関係の会社で働いているわたしは、過ぎていく毎日に、寂しさのような、物足りなさなのようなものを感じている。ある日、わたしがいつものように植物の世話をしていると、会社の先輩が彼女に声をかけてくる。そしてふとした会話の
流れから、その先輩の口から、花にまつわる、ある少し哀しい過去が語れることになる。その先輩の話す少し哀しい花のエピソードに耳を傾けているうちに、わたしもふと過去の花にまつわる記憶を思い出す。ふたつの花の記憶は次第に重なりあってわたしの心のなかで静かな変化が起っていく・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-09-21 09:56:54
13711文字
会話率:17%