「生身ということ」
実存とは存在の人間的理解のこと、人間というフィルターを通さなければ、それはただ在るだけ、実存化したいのは生命の行為、生命の神秘、生命の探究、私というものの意味付け、私というものの確認、実存の確認とは私に接続さ
れたものとして見られるとき発生し、私の身体との関連において初めて成立するもの、全て実存を確認することの根底には自己が宇宙に結ばれていることの何らかの経験かあってのことであり、形而上学としての魂の問題である、人の受肉とは形而上学の核心となる所与である、死という事実は見い出されてはいるが、理解されてはいない、説明も全く出来ない、私は私の死を言い表す事が出来ない、何故なら私が居ないのだから、私という無が何事をも判断出来ないという論理、従ってどこから来て何処へ行くのかも、私は判断出来ないこととなる、コギトの前と後ろの地点、それは事実ではあり、現象ではあるが、生命、意味、本質は何も解らないことに属している、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-26 03:07:43
17876文字
会話率:0%
不登校で運動神経はあるが、勉強が全く出来ない白石優はトラックに轢かれかけ目を閉じると見たことがない城があった。そこでエリ・エル二ールと出会う。
優はエリに案内をされ学校に来た、そして学園長のミカ・フールに出会い、ここが異世界だと知る。ミ
カのアイデアで異世界の学校に入学をすることになった、入学をするには契約を結んだパートナーがいなければいけないらしく、優は銀色の髪をした少女と契約を結ぼうとするが条件を出してきた。その条件は六人の義妹の一人を探し契約を結べというものだった。優は条件を呑んで仮契約を結ぶ、そして学園の四つの対抗戦に出ることになる。はずが四つの対抗戦は中止になり予想外の対抗戦が開始される。
これは、最強の契約者になる少年とそのライバルになる少女の三年間の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-08 02:14:30
44494文字
会話率:39%