丸二日間徹夜した末に始まった告別式。
あまりの眠気に、俺はひたすら早く終わることを願っていた。
火葬場に遺骸を運び、焼き上がるのを待っていた俺を、係員が呼び出した。
口ごもりながら、係員は意外なことを俺に言った。
最終更新:2016-03-07 22:30:09
3126文字
会話率:41%
やる気のない閻魔に拾われた霊魂が「綴 記章」という体に宿って、人間界で閻魔帳書記官人間係員の1人として仕事を始める。しかし、初っ端から行きどころのない綴は、路地裏のごみ捨て場で神林文香という女子高生と運命(?)の出会いを果たすことがきっかけ
で、色々なことに巻き込まれていくが…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-06 23:33:20
3393文字
会話率:56%
カニャガーウァ王国の領海に浮かぶエノ島には、太古の昔より地下迷宮があって、最近は怪物に襲われたと思しき被害も起こっている。王国は迷宮入口に詰所を設置、近衛部領内巡察課怪物係の係員たちが、日夜迷宮の監視に当たっている。ごく平凡な「奉送士」の係
員ドイ(「僕」)は、同僚の2人である「模造士」の女(ミムラさん)、アルバイトのおばさん(タダノさん)とともに、迷宮監視を遺漏なく行うべく、大忙しである…… と言うとそれは言い過ぎで、勤務中の時間の大方は、まったり、平穏な日常であったりする。エンドレスな雑談と、ときどき緊急出動あり、謎めいた出来事あり。そんな詰所の日々を描く。この物語は、4月から社会に出る若いあなたや、異動で新職場に移ったあなた、組織で働くってどんなよ?と関心おありの方、はたまた、各職場の管理職の皆さまに捧げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-11 23:13:38
11173文字
会話率:13%
あなたは、高速道路に乗る時に係員の手に触れたことがありますか?
顔を見たことがありますか?
また、切符をはさみで切ってもらったことがありますか?
最終更新:2014-11-15 17:51:58
284文字
会話率:10%
私、死んだんですか?ここは転生前の魂の選別場所?係員さん、無視しないで下さい!
最終更新:2014-11-01 16:33:52
2830文字
会話率:42%
合同会社アルクイン拝み屋探偵事務所にようこそ。
どんなお祓いも、霊障も、呪いも、原因究明、即時解決。
料金も総本山よりリーズナブルと成っております。
ご相談だけならば料金は発生いたしません。
霊でお困りの皆様、お気楽にお電話下さい。
直ぐに係員を派遣いたします。
明細は本文でお試しください。
代表社員、ベネディクト・アルクインより折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-22 17:46:04
122147文字
会話率:30%
昔から使用人を輩出する家系に生まれた結は、幼馴染みの公爵家に仕えるのを目標に努力してきた。
高校生になり生徒会役員の幼馴染みや兄の為、入学してからと言うもの雑務を手伝う内に、正式なんだか分からない雑務係員なんてものになっていた。そんな雑務係
員が主(あるじ)な幼馴染みに恋したり、されたりしながら苦労してみる話。
暇つぶし程度で読んで頂けると幸いです。
*妄想趣味全開の和洋折衷な設定。
*突発的ネタの為不定期更新。
*なんちゃってファンタジー?
*R15は保険です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-20 02:15:00
6630文字
会話率:41%
最近、地球防衛軍日本支部のあるS県で住民達が人の力を遙かに越えた怪力によって殺される事件が多発した。
犯人らしき人物がS県にリニューアルオープンした動物園に逃げ込んだ様子から、地球防衛軍は若い隊員である「真中 猛」と「藤崎 美樹」の2名を
調査の為に派遣した。
猛は自分達に応対した動物園の管理部長、古沢と女性係員の上田に怪しさを感じるが、純真な美樹は動物園の動物達を見て童心に帰っていた。
そんな中、美樹は動物に噛まれた飼育員の応急処置を施すが、その後、猛と別れた美樹はこの動物園の秘密を知ることになり、古沢と上田から襲われ、更に恐ろしい行為を受ける事になるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-04 12:34:52
53238文字
会話率:51%
札幌市の近隣に位置する北国市役所。主人公の木村有子は、入庁五年目で初の人事異動を迎えた。事務処理は得意だが、人間を相手にする仕事には強い苦手意識を有する彼女に示された異動先は、なんと市役所職員の誰もが行きたがらない「保護課」だった。
生
活保護受給者(ケース)に対して、様々な指導やケアを行わなくてはならない保護課。係員はケースワーカーと呼ばれている。
アルコール依存症を始めとする様々な依存症や、鬱病、統合失調症などの精神疾患のケースが巻き起こす色々な事件。更に偽装離婚、車両運転、無届稼働などの違反が横行する現場。ネグレクト、DV、発達障害…困難な問題がうずまく。やくざまがいの人間もやってくる。
有子がそこで出会ったのは、単なる経済的困窮者ではなく、それぞれの事情で、家族や近隣とのコミュニティから疎外された人々だった。
ケースワーカーの仕事は、有子が予想していた経済的支援にとどまらず、本来ならば扶養義務者が果たすべきことまで要求される。遺体の身元確認や遺骨拾いまで。相手がケースだというそれだけで、ケースワーカーには何でも押しつけられる。…いいのだろうか、生活保護はこんな制度で?…戸惑う有子。
不正受給が明らかになるたびにマスコミから糾弾され、一方で水際作戦(生活保護を申請に来た人に対し色々難癖をつけて申請書を渡さないこと)により生活保護を受給できずに餓死者が出るたびに糾弾される保護課。
マスコミや世論は振り子のように大きく揺れる。しかし、マスコミにも市民にも保護課の職員の日常やケースの実態、生活保護制度そのものが正しく理解されているとは思われない。また、議員からの横やりも入る。
それらを全て受けながらも、係長や先輩たちは、ひたすらケースワークに励む。ケースの最低生活の保障と自立助長のために。
新人の有子と、彼女を優しく育て上げる女性係長の柏木。そして、有子にぞっこんだが、上手く心を伝えられない先輩の北村。同僚たち。チームで頑張る保護課西部保護係の面々の活躍と、有子の成長、そして北村との不器用な恋愛を描いたお仕事小説。これを読めば、ついでに現行の生活保護制度の実情とそれがいかに機能不全に陥っているかが分かります。
なお、本作はフィクションであり、実在するいかなる団体、人物とも関係はありません。しかし、作者はケースワーカー四年、係長四年経験者です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-11 17:20:47
155809文字
会話率:39%
あるカップルが遊園地に遊びに来ましたが、何かが原因で男と女は喧嘩をし、女はメリーゴーランドの上に籠城を始めてしまいます。たまたまそこにいた係員を巻き込みつつ、男はその原因を探りますが、そこで次々と明らかになるアレやコレ。二人の仲は元通りにな
るのか、はたまた別の方向に行くのか……。【Pixivとの二重投稿です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-26 01:15:11
7457文字
会話率:51%