SSS級冒険者ギルドに所属する勇者。シン・クロイロードと錬金術師《アルケミスト》のケビン一行は、人類にとっての〝禁忌〟とされている、勇者(人間)のクローンを影武者がわりに作り出す暴挙にでてしまう。
しかし、作り出したクローンとしては未発達だ
ったため、感情や喜怒哀楽もなく。ユニークスキルも持たない、冒険者には向かない個体が生まれてしまった。
それを見かねた、勇者シンは防御役《タンク》として使い切った上で、旅の最中、西のベルト森林で見捨てて、追放してしまう。
「さて、これから…どうするか」
追放された先の森林の奥で待っていたのは、行き倒れた聖剣の女の子だった。
「見捨てられた今、オレは一体何者になりたいんだ…オレはクローンじゃなく何者かになりたい」
これは、ギルドに見捨てられた勇者のクローンとそれに続々と集まってくる人望厚き人間、精霊たちの《何者かになるための》冒険譚。
そして、クローン人間の彼が〝真の勇者〟になるまでに人々が逆勘違いを起こす軌跡の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-01 10:32:04
7900文字
会話率:64%
望むことも無く、望まれることも無い私は何となくでとりあえず吹奏楽部に入部した。
様々な出会いをして、私は私の幸せを見つける。
これは、どこにでも居るような少女が何者かになりたい、ならなければならないと走りだす物語。
最終更新:2019-04-06 21:38:39
1066文字
会話率:0%
何者かになりたいけれど、何者にもなれないかもしれない。誰にも言えない葛藤を抱えながら、それでも生きていくしかないのかと自問自答を続ける日々を描きます。
この作品は片野朋起のnoteにも掲載されています。
https://note.mu/t
katano/m/mb90853472735
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-19 10:00:00
11196文字
会話率:71%