笠置博明は一見ごく普通の田舎の海辺近くに、祖母と共に暮らす高校一年生。だが、彼には奇妙な夢を白昼夢を見るという特技があり……。
超人よりも凡人寄りの博明が次々に遭遇する「人肉食」「爆破」「発火」「強盗」「殺人」事件。
日常に遠いようで近いと
ころに潜む恐怖と、それらとは裏腹の平和で平穏な学園生活を描く。
恋愛要素はほぼ皆無。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-28 20:00:00
34265文字
会話率:53%
草食性でも、肉食性でも、雑食性でもない。人肉食だなんて、それこそ鬼のような食性じゃないか。――羨望と失望が交錯した結果、少女の中に禁断が芽生える。友人の腕を持ち去ってしまったその日、少女は二人の高校生と出会った。
最終更新:2011-06-13 23:01:49
71573文字
会話率:33%
カチカチ山に住む、独りぼっちのタヌキ。タヌキの楽しみは満月の夜に月を眺めること。そこには大好きなウサギの姿がありました。ある満月の夜、タヌキは真っ白の美しい本物のウサギに出会います。タヌキは山の麓に住むおばあさんにやさしくしたのを、お月様が
見ていてくれてご褒美に本物のウサギの友達に引き合わせてくれたのだと思うのですが……実はこの兎はとんでもないウサギだったのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-01 10:48:16
66926文字
会話率:38%