陽葵《ひまり》と私は一ヶ月だけ同い年。誕プレ……そうだ、折り畳み傘にしよ! 多分、絶対鞄に入れて持っててくれるよ! 秘密で、私も同じの買おっかなぁ。おそろいだけど、私は雨の日、陽葵の傘に入れてもらえるの。
最終更新:2025-01-21 09:16:36
7340文字
会話率:15%
《第1期》 ‐餡の香りと夏の暮れ、彼岸に咲いた約束の花。‐
・あらすじ・
夏の暑さが勢いを増し始めた六月末、姉夫婦の経営する和菓子屋へアルバイトの面接に訪れたひづりはそこでなんと美しい《悪魔》二人が信じられないほど悪辣な環境で働かされて
いる事を知る。生まれついての悪党である姉の魔の手から《悪魔》たちを救うため、ひづりはアルバイトとして《和菓子屋たぬきつね》で働き始めるのだが――。
・2018年4月23日を以って完結致しました。感想、いつでもお待ちしております。
《第2期》 ‐その願いは、琴座の埠頭に贈られた一通の手紙。‐
・あらすじ・
ひづりの通う綾里高校に一人の交換留学生がやって来た。頭脳明晰、運動神経抜群、極め付けに容姿端麗という三冠王の彼女――ラウラ・グラーシャは瞬く間に学校中で注目の的となる。初めて触れ合うオーストラリア人の彼女との接し方に戸惑いつつも、同じく「本が好き」という共通の趣味からひづりは彼女の世話係を引き受ける。
未だ見ぬ何者かの企みの中に自分達が居るとも知らず、彼女達の夏、最後の一ヶ月が過ぎていく──。
・2018年10月22日を以って完結致しました。感想、いつでもお待ちしております。
《第3期》 ‐勇者に捧げる咆哮‐
・2019年1月中旬開始
○更新頻度について:毎週『月曜日の朝7時』の投稿を目安に、また余裕があれば、『木曜日』にも更新出来たらと思っています。
※追記:現在作者体調不良のため投稿間隔がかなり開いてしまっています。ごめんね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 19:00:00
1291389文字
会話率:37%
世界中を旅することが大好きな主人公アーチは、パリにいた。
カフェで相席になった男性ユーゴが持っていた宝くじを見て、パリにも宝くじある事に驚き、興味を持ったアーチは思わず『私も買ってみたいわ』と話す。
『一緒に買いに行こう』と誘われ、売り
場に案内されると、ユーゴが先に買った宝くじのうち1枚をアーチにプレゼントした。
そしてその時、彼からの提案で『もし、キミが当たったらコーヒーをごちそうして。でもオレが当たったら…オレの恋人になって』と言ってきた。
アーチは戸惑うばかりだったが、なぜか少しだけ面白いなと…ワクワクしている自分もいた。
結果は一ヶ月後…。
結果が出るまではお互いを知るためにも毎日カフェで同じ時間に会うことになるのだが…。
2人の結末は…アーチの本当の気持ちは…。
自由に生きる楽しさと、恋の両立…を考える女性のLove story♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 23:19:49
2263文字
会話率:65%
-なぜ視聴者がこんなに増えたんだ?-
人気配信者、高麗葵。
彼はワールズ(ダンジョンみたいなもの)界では指折りの名人だったし、イケメン(本人は気付いていない)だ。
しかしある日突然女になっていた。
下ネタ(1単語でぼかしてます)が嫌な方
は第一話から読んでください
この作品は「カクヨム」にも投稿されています。なろうは来る頻度少ないので更新が遅くなるかもしれません。
…はい。最近投稿頻度が落ちています。
原因としてはScratchの方で活動しまくってるからです。
ごめんなさい。
目標として一ヶ月に一回は更新します。
モチベが無いのです。許してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 18:31:40
611文字
会話率:74%
今から10年前の新暦777年。
この年の7の月7日の雲一つない夜空に様々な色の流星が降り注いだ。
そしてその翌日、一瞬で世界は変わった。
世界の各地に様々な謎の鉱石が突如現れた。
突如現れた鉱石はただの鉱石ではなく、熱を発する石
もあれば光を灯す石等、様々なエネルギーを発する鉱石であることが聖なる都市にいるとされる神の代理・巫女様の言葉によって判明する。そして流星の夜から一ヶ月後、この鉱石はこの世界の重要なエネルギーの一つと認定される。
人々は万能鉱石を"奇跡の石"と崇め《|奇石《きせき》》と名付けた。
そこまでなら良い話だ。残念なことにこの話はこれで終わりではない。
《|奇石《きせき》》が発見されていく中、極稀に体の一部に鉱石の様なものが生える者が現れた。それは《|奇石《きせき》》と同じものであり、本人の意志でその《|奇石《きせき》》に備わる能力を使えることが後に判明する。最初こそ奇石を身に宿す万能者の誕生かと歓喜の声が上がった。だが何故身体から急に|奇石《きせき》が生えたのか。人体に及ぼす影響も分からない、感染の危険性すら分からない事実による不安感は、歓喜より恐怖を煽る結果となった。この謎の病は後に《|奇石病《きせきびょう》》と名付けられるが、未だその病について詳しいことは判明されず、患った者の末路さえ不明とされている。
だが、この世界で神の様に崇められる巫女様が発した言葉により、人々の恐怖は薄れることとなる。
『この|奇石《きせき》が人々の体に現れた事にも全て意味がある。恐れるものでは無い、脅える必要は無い』と。その一言を皆が信じる程、この世界にとって巫女様は偉大な方とされている。
それがこの世界の現状で、この時の僕が知っている全てだった。
当時の僕はそれに抗うことも原因すら深く考えることはなかった。――――彼らと出逢うまでは。
これから語ることは今から7年前、新歴780年。僕の人生を変えることとなる出会い・初めてライラと出会った時の話。
そして、それから5年後の新歴785年。僕と彼ら《ミシラバ旅団》が初めて一緒に旅をした時の話。
――――――出会いと始まりの物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 00:00:00
158400文字
会話率:60%
子宮筋腫から一ヶ月……来ました生理! 待ってました!
最終更新:2025-01-12 10:43:39
244文字
会話率:0%
あらすじ:
クラスの美少女・椎名莉緒(しいなりお)と付き合うことになった相馬湊(そうまみなと)。しかし、夢のような日々は一ヶ月も持たず、あっさり振られてしまう。絶望の中で出会ったのは、同じく失恋したばかりのクラスメイト、恋伊瑞小和(こいず
いこより)。互いに心の傷を抱えながら、友情とも恋愛ともつかない曖昧な関係を育んでいく。失恋から始まる、ちょっと不器用な青春ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 22:44:38
116073文字
会話率:44%
婚約者が失踪した。
今回で三度目の結婚になるシエンも結婚式の一ヶ月前に婚約者が消えたことはなかった。彼女が置いていったメモ書きには、「式は最北の雪の降る街で挙げたい」と書いてある。
彼女の失踪の『真意』とは。
彼女を探す旅路に、シエンが
感じた『人間』とは。
無関心だった『彼女』を辿り、過去の自分と向き合う異世界ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 18:45:30
27223文字
会話率:45%
丘野柚希がある日を境に、原因不明のままにフロネシス人(異世界転移者)になった。情報収集のために妖魔のうろつく廃墟に行ったが、魔物に包囲され、危うく殺されそうになるところで、とある魔法使いの少女に救われた。行く当てもない柚希は、こうして十一歳
の彼女と一緒に暮らすようになった。
魔法適性の測定ではゼロ、まったく異能の使えない柚希は、鑑定術の使える彼女に鑑定されたら、自分はある謎のスキルを持っていることを知った。そして一ヶ月が過ぎ、いつも通りの変わらない日常、いつも通りの生活だったが、その時の二人は、この世界はどうなっているのか、まだ知らない……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 08:00:00
73239文字
会話率:33%
“理術”と呼ばれる精霊と通わせ、自然を操り、あるいは思いを形に創造する魔法に似た術が存在する。そしてその理術を善良の心で極めた者は天使へと転生し、未練や悪意を持ったまま死んだ魂は悪魔と化する異世界。その世界に住む、肉体と心を癒し治す事が出来
る聖女の称号を持った、この世界で誰よりも心優しい見習い癒療師のラティナが、人間に苛められ、裏切られた過去から生きながら悪魔の力を得て魔獣と恐れられる様になった人類の敵であり、人間不信で記憶喪失の青年リゼルと出会った事により、彼の心を癒しながら同じ心闇を持つ者や困っている人々を救う冒険の旅に出る事になった。天使と魔に堕ちた者達の思いが交差する愚かで優しき物語。残酷でダークな話もあれば笑い話に少々のお色気や最後にハッピーエンドだってあるダーク&ライトファンタジー、開幕。
※本作世界の名作「美女と野獣」をモチーフにした主人公達をメインに一部、童話や偉人をモチーフにしたキャラクター達が登場します。
※去年に公開していた同名を設定の見直しとエピソードを再編修したものです。
※本業の都合によって一ヶ月に1~2話を目安に投稿します。
※「カクヨム」、「ノベルアップ+」でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 23:18:46
207029文字
会話率:53%
王都公園を訪れている人々の表情は、隣国との戦争が終わってから一ヶ月も経っていないということを 感じさせない。
最終更新:2024-12-28 07:29:03
1000文字
会話率:35%
遥か昔、魔族、エルフ族、人族、ドワーフ族、獣人族が争う世界では、巨大な魔力を秘めた魔石を巡る戦いが続いていた。
王子ロイ・ラインハルトは、魔族の王が魔石を使って他国を侵略しようと画策していることを知り、各国の代表による一騎打ちで決着をつけ
る案を提案する。
一ヶ月後、各国の代表と魔族の幹部が激突する戦いが始まり、三日三晩の激戦の末、勇者が魔王を倒し魔石を破壊した。
しかし、勇者も命を落とし、見届け人のロイ王子は帰国後、争いを招く貴族を排除し、魔族と人族を統一したライン王国を建国する。こうして多民族国家が成立し、平和が訪れた。
それから五十年後、ライン王国は繁栄し、争いのない世界が築かれていた。
その中で、リズ・ヴァートリーという少年が勇者に憧れ、祖父と共に旅をしながら、将来の夢に向かって成長していく物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 21:19:06
20135文字
会話率:23%
高校一年生になる黒川悠は今日から陰キャぼっちを脱出しようと画策していた。
しかし登校初日、目の前の女子高生がバイクに突っ込まれそうになっていたのを見て、咄嗟に彼女を庇いバイクに衝突されてしまい、足を骨折することに。
一ヶ月学校に通えなか
ったため、高校デビューどころではなくなった悠だったが、登校初日、ある女子生徒が男子生徒からの告白を断り腹いせに手を出されそうになっている場面に遭遇。悠はそれをなんとか止め、女子生徒と会話したのだが、なんとそれは庇った女子高生である佐鳥飛鳥だった。
しかも飛鳥は学年でもトップクラスに可愛いと言われている美少女だった。多大なる恩を感じていた飛鳥はそこからグイグイと悠に迫るようになるも、実は中身が変人で——!?
これは事故から始まるちょっと頭がおかしい二人の高校生男女による、イチャイチャあまあまなラブコメである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 01:09:40
18658文字
会話率:40%
『アステリア・クエスト7』。気付いた時には俺が大好きなRPGゲームの脇役キャラ『カストル』に転生していた。
俺にはこのゲームに推しキャラがいた。それはとあるパーティに所属する美少女剣士の『エステル』。ゲーム序盤、勇者を逃がすため身代わりと
なって魔王軍幹部である中ボステジャトと戦うことになるが、それは負けイベントだった。その後パーティごと魔王軍の採掘場へと奴隷送りにされてしまう。
俺は推しキャラであるエステルを救うため、彼女たちの下へと駆けつけ、なんとか全員で生き残った。しかし俺は背中に大きな傷を残し、目を覚ましたのは一ヶ月後だった。
「——カストル様カストル様カストル様カストル様カストル様っ!!」
目を覚ますとベッドの前で泣きついて俺の生存を喜んでくれた推しキャラ『エステル』だった。
「——一生あなたに尽くします!」
しかし、推しキャラを救ってしまったことにより、俺は後に少しだけ後悔することになる。それは彼女の愛が異常に重すぎることによって——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 12:33:03
27277文字
会話率:31%
この物語は暴力に満ちた街で正義を守る青年の戦いの物語である。
2022年11月 『東京連続殺人事件』から一ヶ月、東京の治安は崩壊した。暴力と麻薬が蔓延する街では、腐敗した警察の信頼は存在しない。
十一年前の事故の影響で超人的な五感
に覚醒した松笠遥はその力を使い、覆面のクライムファイター『ビジランテ』として夜な夜な悪を裁く。
警察は『ビジランテ』を追うなか、裏社会の支配者『新宿帝王』も動き出す。三つ巴の抗争が街に混乱をもたらす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 17:16:07
14584文字
会話率:43%
「今こそ、立ち上がる時が来た!」
梁国皇帝宋江はそう叫んだ。
念願の全土統一へ向けて動き出した。
先代から使える謀臣の呉用の策で先代の皇帝武帝が亡くなり、皇太子劉弗陵がまだ国王の座についていない時にと祝いとして無理に招致し、受け入れられよう
が断られようが迎えと称して兵を出すつもりだった。
漢は寛容な善政を敷いているが異民族を討つ事に集中しすぎて国力は弱い。
だからこそ、最初はただの集まりだったこの国が強くなれた理由でもある。
各地の有能だが燻っている物たちを引き抜き、今や中華を二分する勢力である。
呉用は言う。
「あちらの有能な戦士はほとんど引き抜きました。首都陥落も時間の問題でしょう。」
一ヶ月後、代国は滅亡した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 10:33:00
684文字
会話率:0%
マニヨウジとの戦いからおよそ一ヶ月。
ズーケン一家はラ―ケンの墓参りの帰りに寄ったショッピングモールで、霊能力者の女と二人の僧侶に出会う。
この出会いが後に、ズーケンを、その友人達を再び戦いへと招くことになる…。
最終更新:2024-12-19 18:02:19
8330文字
会話率:68%
人類の希望。
魔王によって滅びゆく世界を救う救世主。
『勇者』と呼ばれた少女がいた。
彼女は人類を救う為に奮闘し、魔王軍の最精鋭である四体の怪物を倒し、魔王討伐まであと一歩という所まで来ていた。
しかし、勇者は最後の戦いで魔王に敗
れ、人類は再び奈落の底へと落とされる。
とある田舎村に住まう少年『アラン』は、勇者と呼ばれた少女の幼馴染だった。
彼は大切な幼馴染を奪った魔王に復讐を誓い、特別な才能のない無才の身でありながら、尋常ならざる努力で格上殺しの剣術を編み出し、遂には勇者との戦いで満身創痍だった魔王と刺し違える事で復讐を果たす。
しかし、仇を討っても彼女は帰って来ない。
悲しみと喪失感に支配される中でアランは命を落とし……気づけば幼馴染が勇者として戦場へ連れて行かれる前の時間へと逆行していた。
絶望の未来を知ったアランは誓う。
復讐の為に得たこの力で、今度は、今度こそは大切な幼馴染を最後まで守り抜いてみせると。
◆◆◆
日間ハイファンタジー4位!
日間総合7位!
まさかの、投稿開始から一ヶ月ちょっとで書籍化決定!
ありがとうございます!
◆◆◆
ハーメルンにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 12:26:39
556634文字
会話率:22%
私、オリヴィア・アドコック伯爵令嬢が十歳になったばかりの頃、病によって母が亡くなった。
それから一ヶ月もしないうちに、父が義母と義妹を屋敷へ連れてくる。
なんと、父は他所に愛人を囲って子供まで産ませていたのだ。
──この瞬間から、私の奪われ
る日々が始まった……。
家族の中での居場所を奪われ、離れに一人追いやられると、気心の知れた使用人たちとの日々も奪われてしまう。
それから5年が経ち、魔力判定の儀式で私は聖魔力に目覚め、聖女として認められる。
そして、我が国の慣習として第二王子セドリックとの婚約が結ばれた。
すると、義妹チェルシーがセドリックに近づいて……。
※奪われ続けた令嬢の逆転劇です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-17 21:00:00
12599文字
会話率:37%
学校の文化祭用で書いてた長編作品です。
が、メンバーが締め切りになっても作品を提出せず。終わらなかったから伸ばしてくださいと言われて第二締め切りも設けたにも関わらずまた提出せず。
文化祭一ヶ月前にやっぱ辞めます、と。(製本の時間も考えると一
カ月はギリギリです)
五人いて出来上がったの私だけです。結局文化祭用で作れませんでした。一人だけなので。ピャー
色々ムカつくしせっかくなので作った作品ここで消化させてください。
学校用だったのでルビなど振られていません(印刷の都合上ルビの/《》が使えなかったからです。今になっては意味ないですが)かぎかっこ表記になってます。
読みにくいかも知れませんが、どうぞお手柔らかにお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 16:00:00
73163文字
会話率:55%
ある日、雑魚モンスターであるゴブリンしか召喚出来ない召喚士のルイド・アッカーサーは、所属しているパーティーである『永劫の剣』から、お荷物だとして追放されてしまう。
どうにかして生活費を稼ごうと考えたルイドは、近くのダンジョンに入ってゴブ
リン達と共にモンスターを倒していたのだが、戦闘をしている際に転移型トラップを踏んでしまい未到達の階層まで飛ばされてしまった。
とんでもなく強いモンスターに殺されそうになりながらも、ゴブリン達と共に何とかそのモンスターを倒した……が、辺りには戦闘音に釣られてやってきた大量のモンスターがおり、ルイドは死を覚悟する。
だがその時、モンスターを倒した事でレベルが大幅に上がり、新スキルを獲得したという声が聞こえ、急いで確認すると、どうやら召喚士を召喚出来るらしい。
何を言っているのかよく分からないこのスキルに一か八かを賭けてルイドはそのスキルを発動したのだが、それで丁度ルイドのMPは尽きてしまい、気絶してしまう。
そして目を覚ますと、後頭部にもちもちとした感覚があり、あっ、これ死んだんだなとルイドは思ったが……
「お目覚めになられましたか?」
という言葉が頭上から聞こえ、ルイドは思わず飛び起きる。
振り向くとそこには、絶世の超絶美女が正座して、上目遣いでルイドの事を見つめていたのだ。
誰なのかとルイドは質問すると、彼女は自身の事をエリシアと名乗った。
次に自分を囲んでいたあのモンスター達はどうなったのかと尋ねると、暗闇の奥から一体の大きなモンスター、キマイラが現れた。
そして何とそのキマイラはエリシアが召喚したモンスターらしい。
つまり、自分を囲っていたあのモンスター達は、このキマイラが倒してくれたという訳だ。
ルイドは、エリシアとキマイラにお礼を言い、この二人と一匹でダンジョンから脱出する事を決める。
そして約一ヶ月後、ダンジョンで沢山の経験を積みながら何とか脱出したルイドは知らなかった。
自分が、最強の冒険者になっていた事に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 12:00:00
165153文字
会話率:59%