ぼくたちはまだ子どもだった。だけど記憶が鮮明だったことをうれしく思う。その瞬間こそ、ぼくがこれまでもっとも大切にしてきた光景だったのだから。
この地上に何十億の恋の花が咲いてもぼくには興味はなかった。
体中の毛が生え揃うのを待ちわびていた。
何かひとつでもきみに近づきたかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-05 01:06:26
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大人たちからしたら、まだまだ子どもでも、色々考えているし恋だってするんです。そしてそれが、私の背筋を伸ばしてくれる。
最終更新:2006-06-24 14:42:32
2245文字
会話率:50%