はじめまして、Miyuと申します。
この話は、性的虐待を受けて育った私の実体験を書き連ねたものです。
けして気持ちのいい話ではありませんし、ただの実録です。
私自身恐怖心は消えておらず、今でもキーボードを打つ手が震えてしまうほどなのですが
、『なかったことにしたくない』その思いで書いております。
願わくば、私の体験が誰かの為になりますように…。
[この作品は、エブリスタ・カクヨムでも重複投稿しております]
R15用に編集しておりますので、直接的な表現は重複投稿先より少なめにしております。
◆ 追記 ◆
閲覧していただきありがとうございます!
多くの作品の中から私の作品を見つけていただき、更に読んでくださる皆様に感謝の気持ちがいっぱいです。
優しいお言葉や応援ひとつひとつを拝見させていただき、胸が暖かくなる思いと、弱虫な私に書くことの勇気が湧いてきます。
文章力や語彙力が足りず読みにくい所もあるでしょうが、これからも頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-30 14:22:49
52197文字
会話率:9%
遊牧民の少年、アルゲレリオン・ブルトチノはライバルのオユントゥルフールを追って日本の大相撲の世界に飛び込んだ。
しかし、入門早々ブルトチノは兄弟子の久山 力(ちから)と共に暴力事件を起こした。部屋の規律違反、くび確定だった。
時を同
じくして、赤瀬部屋の師匠・赤瀬 峰夫が死んだ。
ブルトチノと久山は自分達をかばってくれた幕内力士・漣が興した五味部屋に移籍した。
弱小部屋は金銭面などあらゆる面で不利だったが、おかみ・律子の手腕が部屋経営を助けた。
ブルトチノは「狼」の四股名をもらいデビューした。
たった二人の力士は相撲漬けの環境で実力をつけて行った。
しかし、二人に壁が立ちはだかる。
久山には十両の壁。
一人前に認められる十両力士。それまでとは待遇が一八〇度違う。給料は雲泥の差、手足となって世話をする付き人がつく。
久山は東幕下筆頭にまで登り詰めた。半枚上は天国。また、あとのない十両力士にとっては久山は地獄へと足を引っ張る存在。彼らは久山を全力で潰してきた。久山の体はぼろぼろ。何とか三勝三敗で最後の相撲にたどり着いた。相手は赤瀬部屋の赤烈風。赤烈風はアマチュアタイトルを総なめにして角界入り、入門二場所で十両力士・関取になった。
赤烈風との対戦。馬力は久山に分がある。捌きのうまさでは赤烈風。両者、自分の長所を生かし素晴らしい相撲になった。最後は稽古量がものを言う。久山が赤烈風を押し出した。
久山は関取になった。
久山を追うブルトチノの壁はバータル。対戦成績、四戦全敗。歯が立たなかった。
ブルトチノはもがいた。想像を絶した猛稽古。砂まみれ、どったが顔かわからない。そんな猛稽古でも自信が沸かない。見兼ねた師匠・五味、ブルトチノに胸を出した。相撲とは押すことである。
「押せば押せ引かば押せ押せ近場押して勝つのが相撲なりけり」
師匠はこの言葉をブルトチノの体に刻んだ。
押すとは何ぞや。それは力士のコア。押さなければ隙が生まれない。投げもいなしも意味を持たないのだ。相撲は少年の狼に牙を与えた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-10 20:56:12
49907文字
会話率:56%
昨年7月、誰もが知っている最強の格闘家『トンスル・カンミン』が死んだーーー
ジャンル問わず、数々の格闘技で優勝を総なめにし、国民的スターにまで上り詰めた無敗の王者だ。皆が口にしただろう。『最強』だと!
生前そんな最強の男トンスルに、インタビ
ューをした記者がいた。「貴方に勝てる奴はいますか?」と、記者は冗談混じりに聞く。「そんな奴ぁこの世にいない」誰もがそう答えが返ってくると予想し、次の質問を選んでいるとーーー「いるぜ・・・」彼は静かに答えた。「だ、誰ですか?」失神しそうな記者が精一杯の力を振り絞り声を出す。そして、トンスルはゆっくり足を組み、溢れる笑顔で「そいつの名はーーー」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-15 02:38:54
720文字
会話率:43%
顔とスタイルはそこそこなのに熱血ドジな新人編集者赤川麗子は入社二年目の24歳。10年前、当時17歳の若さで新人文学賞を受賞し世間一体を総なめにした少年・碓水聡明に憧れこの業界に入って初の担当を任されることに。
しかし陰気で卑屈で神経質な
ことからこれまで匙を投げた編集者も数知れない曰くつきの作家(通称・編集崩し)の異名を持つ彼こそ、10年前、赤川が恋い焦がれた碓水だった。
「書いてください、続編!」
「却下」
「エッ」
かつての有能小説家は、自信喪失と明けないスランプに陥っていた。
果たして、新米編集者赤川は小説家碓水の創作意欲を呼び覚ますことが来るのか?
父との確執、祖父との約束、元恋人との連鎖、未来を語り合った友人…すべてが織り交ざったとき、小説家は動き出す。
熱血編集と、卑屈な小説家の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-27 22:25:55
6004文字
会話率:70%
投稿済み小説『まうまうっ!』の
主人公の幼馴染みである『カリス』の話です。
『まうまうっ!』がなんだか1話のページが多くなっていたので
こっちは文字数少なめにしています。
というか試行錯誤中ですー。
===============
意識の混濁
想いの揺れ
自分はいったい何者なんだろう
自分の目線の先にいる
大切だと思っている相手は
本当に大切な相手なんだろうか
それが解るのが怖い
いつか自分に気付いてしまいそうで
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-17 16:34:43
17976文字
会話率:31%
七界神樹の用心棒(ユグドラシルのようじんぼう)
世界を転々として生きてきた桜井創(さくらいはじめ)は、命の尽きる間際に妙な声を聞く。それに応えた瞬間、創は見知らぬ土地へと転移させられてしまう。そこはなんと魔法の存在する異世界だった。
最初は
戸惑う創だが様々な出会いや事件を通して次第に新たな世界に馴染んでいく。
しかしやがて喚び声の導きによって、世界の行く先をも左右する大きな運命に巻き込まれていく。
主人公が現代知識と魔術を使って戦い、その過程で仲間を増やしていくお話です。
出来るだけ読みやすいように、1ページ当たりの文章量を少なめにし、難読漢字はなるべく使わず、常用漢字以外は振り仮名を振っていきます。
何かご指摘等ありましたら、どんどん感想に書き込んでいって下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-18 06:06:47
29015文字
会話率:45%
身体能力を高める有人ロボットに乗り込み、オリンピックならぬマシリンピック。そこで行われる競技の一番人気のある競技でタイトルを総なめにしてた人物がいた。だが、それは昔の話。とある事件をきっかけに、この国でマシリンピックと言う単語を聞く事も有人
ロボットを乗り回す人も少なくなった。
そんな中、とある事件をきっかけにある異名を手にする事となった、少々身長にコンプレックスを抱く少女が、有人ロボットと出会い、その魅力に引き込まれていく。・・私は、カイボーなんて・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-02-07 03:29:48
98277文字
会話率:57%