片浜高校に通う二年生の水島 健二。彼の趣味は探偵ごっこで、日々ミステリーと向き合う少年である。そんな彼が、不良なのに生徒会長をつとめている三年生の柿下 桃花の秘密を探ろうと、彼女に接近するのだが・・・。ひょんなことから、桃花に告白してしまう
ことに⁉ そんな混沌とした状況が続く中、桃花はとある事件に巻き込まれ、誘拐されてしまう。そして、桃花を助けようと、健二は自称探偵の意地をかけ、桃花を救う作戦に出る! そんな、恋愛&ミステリー小説です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-28 20:56:17
30044文字
会話率:31%
東京の百貨店の外商部につとめていた須藤悠花(すどう ゆうか)27歳。
とある事情から職場に居づらくなり、実家の奈良に帰ることになる。
もともと実家を離れての就職に反対だった母からはここぞとばかりにお見合いを勧められ、それに反発しつつも今す
ぐに家を出たり再就職を探すパワーも湧いてこない。
ゆううつな気分で毎日を過ごしていた悠花に、祖母の知り合いの和カフェを手伝わないかという話が持ち上がる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-20 16:05:49
45720文字
会話率:48%
フィオレロが生まれた国では、貴族令嬢は7歳まで王都では暮らせないしきたりがあった。少し離れた都で暮らしていたフィオレロは7歳の誕生日に王都へ戻るべく馬車へ乗っていた。同乗するのはフィオレロが生まれた時からそばにいる世話役のアリフィー。2人
も久々に会える家族や主人、王都に少し浮かれていたため、馬車に近づいていた魔物に察することが出来なかった。
気がついたときには既に遅く、まだ小さいフィオレロの体は大きなマモノの手に掴まれていたが、その瞬間フィオレロは意識を手放した。フィオレロが7歳になる春のことであった。
そんなフィオレロは1年前の、6歳の誕生日から時々不思議国の夢を見るようになっていた。見たこともない服を着たオンナノコたちが楽しそうにしている。普段はお喋りだけで終わるその夢は、今回は鈍い音とともにオンナノコが宙に舞うところで終わった。
目を覚ましたフィオレロは8歳になっており、1年間自分が眠っていたことに気がつく。また、落ち着くにしたがい、自分の前世?と今の自分について考えると、まだ見ぬ自分の親友が王子に殺される、という謎な展開が答えとして導き出された。よく分からないが、何せ王都に来たばかりで友達もいないため何も気にせず過ごそうとつとめていた。しかしある日自分の親友になるであろう、また、いずれ王子に殺されてしまう通称悪役令嬢、ミスティアと出会う。
そのことが彼女にとっての人生の転機であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-14 03:35:58
1606文字
会話率:23%
室賀(むろが)剛志(つよし)、24歳。
夏。亡くなった己の祖父を引き取るために、鄙びた村へと彼は帰る。
そこで彼は運命の出会いをする。
班目(まだらめ)育枝(いくえ)、同い年の美しい女性だ。
引かれ合うようにお互いを意識する剛志と育枝。
そ
うして、2人は祖父が住職をつとめていた寺の土蔵を整理する。
そこで……見つけてしまうのだ。
呪われし、一幅の掛け軸を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-17 23:12:24
28485文字
会話率:30%
あるようでないのが意味
最終更新:2018-05-08 22:47:36
402文字
会話率:0%
西暦2037年。人類は増え続ける人口対策として、65歳に達した人々の脳を取り出し、月面につくった量子コンピューターに接続することで電脳空間に移住させていた。星野新(ほしのあらた)が定年退職をむかえた日、自宅に帰ると彼の机の上に移住申込書が
置かれていた。家族に見限られた星野は、戸惑いながらも移住のための施設に向かった。自分の体を失う前に最後の食事を楽しもうとうなぎ屋に入って、大企業の会長をつとめている飯塚和也(いいづかかずや)と出会った。飯塚は会長の地位と自分の体を捨てて移住をすると星野に語った。
電脳空間ではだれもが自分の理想とする若さと美貌が手に入った。量子コンピューターによって再現された世界はなにもかもがリアルで仮想現実であることを疑いたくなるほどだった。食材不足を嫌って名のある料理人たちがひそかに移住し、彼らをもてなした。資源が枯渇した現実社会とは異なり、なにもかもが無料でぜいたくな暮らしができた。星野と飯塚は電脳空間でであった上坂智恵(かみさかちえ)、北条月(ほうじょうつき)と共に二度目の青春をスタートさせた。
電脳空間につくられた街には警察も病院も銀行すらなかった。病気やけが、事故の心配がなく、生きるために仕事をする必要がない社会で、人々は趣味や芸術、スポーツや発明など思い思いの暮らしを満喫していた。若い体をえて、星野たちの年老いた心や言動も徐々に変化していった。
この作品は「カクヨム」「taskey」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-11 01:00:00
66847文字
会話率:42%
ライスフィールドは野々森蓉子氏がオーナーをつとめている野々森牧場で生を受けた。
2年後、競走馬となったこの馬は、関東に新たに開業したばかりの村重厩舎からデビューした。
元々体が小さく、デビュー前の評価自体は決して高くはなかったが、レー
スではそれを覆す走りを見せて、関西の実力馬を次々となぎ倒した。
劣勢の関東勢の中で、ライスフィールドの活躍は関係者に大きな希望を与え、いつしか関東の星と呼ばれる存在になった。
しかしその栄光の先にはいくつもの壁が立ちはだかってきた。
暗闇をさまようような状況の中、果たしてこの馬の運命は…。
(この作品は僕が競走馬育成ゲームで経験したことをもとに作ったものです。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-10 16:04:31
274617文字
会話率:31%
中堅ゼネコンにつとめていた南野君は、ある日とつぜん、フィリピン勤務を命じられた。「マジかよっ!」
*基本、実話ですが、記録をとっているわけではないので、いい加減な記憶は適当に補完されます(笑)。
この作品は、カクヨムにも掲載してい
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-30 22:29:48
72972文字
会話率:19%
両手に剣を持ち戦う姿はまるで舞っているよう。瑠璃はそんな伝統武芸・双舞剣の師範をつとめている。
彼女が弟子の常盤に稽古をつけていると、同門の友にして常盤の兄である千草がやってくる。数年前に留学して剣をやめてしまった彼に、瑠璃は複雑な思いを抱
いていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-26 10:09:42
5927文字
会話率:42%
プロローグ
『ぼくのかぞく
四年二組 田中 剣
ぼくのおとうさんは、といいます。一流きぎょうにつとめるサラリーマンです。会社ではなんとかという部しょの、課長をつとめているそうです。
でも、ぼくはおとうさ
んの会社でのすがたはぜんぜんしりません。ぼくがしっているのは、ボールを見るとこうふんして、うなったり叫んだりしているところだけです。
そうです。おとうさんは狼男なのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-07 09:27:38
5742文字
会話率:45%
ライル黒沢:私立桜丘学園に通う中学3年生。ペルー人とのハーフで色が黒い。背も高いので、初対面ではたいがい怖がられる。だが本人はいたって穏やかな性格で、お人好し。ゆえに貧乏くじをひきやすい。部活動の花・バスケ部のレギュラーをつとめている。
*注意*
同性愛的描写がありますので「ボーイズラブ」のタグをつけました。話の展開上そうなりましたが、苦手な方はお気をつけ下さい。
また、作中同性愛を完全否定する描写や同性愛者を笑い者にする描写などがありますが、作者にそんな気はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-12 23:13:17
13775文字
会話率:53%
天野亮太:私立桜丘学園に通う中学3年生。赤い髪に大きな目。愛嬌のある顔立ちをしているが、その言動は勇ましく、やや乱暴なほど。だが裏表のない性格が好まれ、男女ともに友だちが多い。部活動の花・バスケ部のレギュラーをつとめている。甘いものが好き。
最終更新:2015-06-12 22:34:57
59173文字
会話率:73%
杜清照は、天香国の公主・月季の侍女として、西方の国トルクエタムへとやってきた。長年争いをつづけてきた両国の関係を改善するため、政略結婚が画策されたのである。月季の結婚相手であるヘリオスフィア王子は、荒野にある都市・絶塞の太守をつとめていた。
絶塞を間近にして、一行は偶然にもヘリオスフィアに出会う。だが彼は月季に冷淡で、清照にも敵意を見せた。
※自サイト「架空の東 空想の西」からの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-30 21:00:00
141092文字
会話率:46%
警視庁の落ちこぼれとされている捜査一課特務係に配属された十六夜凛(いざよいりん)は過去の出来事から人に心を開けなくなった。ある冬の日、捜査で訪れた臨月町で、教会でシスターをつとめている少女に出会う。少女の名前は風舞観月(かざまいみつき)。
最初、凛を警戒していた彼女は彼の優しさとひたむきさに惹かれて次第に心を開いていく。そして、凛も彼女を守りたいと思い、好意を抱くようになった。一方、風舞観月を利用して、真相を探る十六夜凛を殺そうとする男が一人。彼は十六夜凛と浅からぬ因縁があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-29 00:00:00
61472文字
会話率:43%
ケツフェチ同盟投稿作品。矢岳秀斗先生作「霧乃宮一族の滅亡」よりスピンオフさせていただきました。
最終更新:2012-10-10 20:10:25
1684文字
会話率:6%
M大写真部。ここは個性が強すぎる後輩が、むやみやたらと集まってくるサークル。絶世の美女にしか見えない一年男子とその彼女。その彼女の辛辣な女友達。ブログの女王に、鉄道マニアの撮り鉄。こんな写真部の副部長を、なぜか平凡きわまりない俺がつとめてい
る。ある日、俺に許嫁が湧いて出た。しかもその許嫁が小学生ってなんでなんだ~! 俺は自慢じゃないけど十歳年下より、十歳年上の方がいいんだよ。そんな事情で、婚約解消という名のハッピーエンドに、いざ突き進む…つもりだったんだけど、許嫁がなんだか可愛く思えて……。話が進んで、徐々に恋愛っぽくなってきている気がしましたので、ジャンルをコメディーから恋愛に変更しました。写真部のドタバタコメディー度40%、恋を感じるときの続編度35%、副部長の恋愛度25%くらいでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-14 20:40:43
146828文字
会話率:57%