こっち側 小説家になろう　作者検索

期末テストも終わり、世の中は夏休みの話一色ですね！って、学生は思うのですが、こっち側的には、「お盆」なんですよね、七月から八月、それは私たちにとって気の抜けないシーズンであります。 いや、ホント、大変なんですから。ってお話です。少し、グロい表現あります。 想像力の豊かな方は、ご注意くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ

　俺は魔王と刺し違えて死んだ。死んだとは言ったものの、魔王を倒した俺は元いた世界へと戻った。そういう契約だ。そんな俺が十年経って元いた世界に戻ると、世間は驚くくらい様変わりしていた。中でもVRMMOという体験型のオンラインゲームの存在には驚かされた。しかしそれ以上に驚いたのは、「遅いのう。待ちくたびれたぞ」　我が家に居座っていた魔王の存在だった。刺し違えたはずの魔王が生きていて、こっち側の世界に。謎が謎を呼ぶ現代ファンタジー！　ではなくそんなことはお構いなしな魔王に振り回させるドタバタVRMMOプレイな現代ファンタジー、ここに開幕！折りたたむ>>続きをよむ

おばあちゃんが言っていた――雨が降っているのに、お月さんがよく見える夜は気をつけるんだよ。『こっち側』にいない人まで見えてしまうからね――そして、そんな夜に、彼女に出会ってしまったんだ――

月がよく見える雨の夜には何かが見える。それが『こっち側』ではない『モノ』であっても…