「私のことが好きなノア様の下へ嫁いで、せいぜい慰めてあげなさいな」
テティスは、膨大な魔力を持ち、結界魔術師である有能な姉──ヒルダと比べられ、魔力が少ないことから無能扱いされてきた。
そんな中舞い込んだ縁談。相手は筆頭魔術師であり、公爵
でもある雲の上の存在であるノアだった。
姉のことが好きなはずのノアとの婚約に、テティスは憂鬱になるのだが──。
「君は本当に愛らしいな」「努力を続けることは凄いことだよ」「テティスが好きだ」
何故かノアに溺愛されたテティスは、不思議に思いつつも彼に惹かれてしまい、同時に何故愛されるのか、理由を知ることになる。
直後、突然の魔物の襲来により、ノアと共に現場へ向かうテティス。招集された結界魔術師であるヒルダよりも、何故かテティスの魔力が急激に増えて──?
これは、無能扱いされてきたテティスがノアに溺愛され、後天的に増えた魔力と今までの努力の成果で、結界魔術師になる夢を叶える、そんなお話です。
◆短編版 2/11 日間4位ありがとうございます!
◆R15は念のため
◆ハッピーエンドはお約束折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 06:10:00
189519文字
会話率:43%
憂鬱になると狭いところへ籠る癖がある絵描きは、自分の世界に浸り何かが降りてくるのを待っていた。冷えた身体の芯には、暖かく照らす光を秘めて現実との差に悩んでいた。夢の世界なのか、過去の記憶なのか自分を突き動かすイメージを形にするために苦悩する
。人生にはいくつか関門があって、タイムリミットまでに通過しなくては次はない。追い込まれた彼はまた暗闇に身を横たえた。精神が弛緩し、海の底に落ちていくと、不可思議な現象に身をひるがえしイメージが形を成していく。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-31 17:39:49
7329文字
会話率:17%
主人公――カヴィナのいるこの世界は、剣と魔法のファンタジーな世界……なんて生ぬるいものではない。
一応ここは、地球にあったとある物語の世界だし、確かに魔法も存在しているけど、けれど、コメントに批判の嵐が殺到した挙句、読めば鬱になること間違
いなしとまで言われた小説の世界なのだ。
カヴィナが登場人物の中で大好きな人たちは全員死ぬし、最後は世界の終わりという、ここまでする必要あったかっていう信じられないくらいのバッドエンドで終わる。
『このお話で彼は死んだ。
私がこの場に居合わせることができなかったせいだ』
『彼女は彼からの恋心に気付けず自殺してしまった。
私が此処にいたら必ず救えていたのに――!!』
こんな終わり方嫌だ。
でもこれは物語で、君たちはただの文字でしかなくて。
私は君たちに何もしてあげられないし、助けてあげられない。
なら、いっそ死んじゃおう。
親はクズの中のクズだし、学校も、人生も、大して楽しい訳じゃない。
そうしていざ飛び降りてみたら、神様に転生させてもらえることになって。
……転生とか本当にあったんだ?
やってやろう、やってみせよう。
――私は全力で、君たちを幸せにするから。
※このお話はフィクションです。実在する人物・団体とは関係ありません。
※R15は一応。ただ最近感じてきましたが、ちょっと閲覧注意かも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 23:14:49
208124文字
会話率:47%
私立御本学園に通う俺、清水海里は平凡を享受する一般人。
それなりに謳歌して、それなりに終わるはずだった俺の人生はとある転校生、成神琴音と出会うことで変わってしまう。
この転校生がなかなかの曲者で……。
「いつか神様になります!」「私と一緒に
"神様部"を作ろうよ!」
平凡は消え、舞台は目が回りそうな間違った青春へ。
これは、彼女が神様になるまで、そして神様が鬱になるまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 14:09:31
6083文字
会話率:32%
青春系キラキラアニメを見て逆に鬱になる話
最終更新:2024-03-08 01:13:11
954文字
会話率:0%
毎年この季節になると憂鬱になる、何故か、それは今日が愛した人の命日だからだ。
最終更新:2024-02-05 16:35:56
2101文字
会話率:45%
眠ったら忘れるでしょ?というポジティブ思考の人が、人生うまく行っている人には多そうだ。
眠ったら忘れる、リセットできる人とそうでない人のちがいはなんだ。
朝から憂鬱になることもある自分としては気になるところで、検証し(といっても体験談だ)気
付いたことを書きました。
同じように、落ち込みやすいタイプの人にとってなにかよいヒントになるといいなと思ってご紹介しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 10:50:33
2700文字
会話率:0%
遠く離れても繋がっていた、二人の少女の絆が生み出した奇跡の再会のお話。
昨年三月にTwitterのプライベートアカウントで載せたものです。実在する人物がキャラのモデルになっていますが、話はほぼフィクションです。
私事ですが、これを書くき
っかけと登場人物のモデルになった友人に関係を切られてしまいまして…。
この小説の存在を思い出すと憂鬱になるので、自分の中の未練などを供養するために、タイトルと本文の一部を変えて投稿しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-07 12:00:00
2843文字
会話率:28%
地球日本産の魂を持ってサイエスに転生を果たしたマクラーレン大公の孫娘ビオラは、それは大層な貴腐人でした。
三度の飯よりBLが大好き!
活字万歳な隠れオタクだった彼女は、化学ではなく魔法が発達した世界に生まれ変わり、言葉を覚えるまでに五年の月
日を要した。
知恵遅れと認識されていた彼女は、日常会話が雑音だと認識していただけで知能が高く、賢者と匹敵するくらい魔法適正があった。
そんな彼女は、大の乙女ゲーム嫌い。
召喚系のラノベも大嫌いな歴女です。
何故嫌いかと言えば、勝手に誘拐して他力本願で「世界をお救い下さい」とか言えちゃう馬鹿も、それに乗っかる主人公もヘドが出るほど嫌いなのです。
しかし、サイエスも例外ではなく聖女召喚という魔法があった。
ただでさえ、王命で第一王子と婚約させられ辟易しているところに、召喚された聖女のせいでビオラの生活は更に憂鬱になる。
バカ王子を調教しても、現れるヒロイン候補のせいで元に戻ってしまうを繰り返す。
そして、とうとう取返しのバカ王子が卒業式で取り返しのつかない事をやらかしてくれた。
聖女曰く、ビオラは悪役令嬢なんだそうです。
歴代のヒロイン候補も同じことを言っていた。
この世界の悪役は、魔物や魔王だろうに。
宜しいその喧嘩買いましょう。
※小説家になろう・カクヨムでも投稿してます。
※『お前は、ヒロインではなくビッチです』を加筆修正したもので、設定の変更もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 00:00:00
7516文字
会話率:24%
結婚できないししたくもない大五郎であったが、それでも結婚指輪を見ると劣等感で鬱になるのであった。そんな大五郎が劣等感を誤魔化す為に取った方策とは!?
最終更新:2022-06-08 22:10:53
4688文字
会話率:45%
涙も出てこない……情けなさすぎて……
最終更新:2022-06-06 11:31:27
1313文字
会話率:0%
たまに鬱になる私は大体これを考えている。
最終更新:2022-04-17 00:03:51
768文字
会話率:0%
子爵令嬢シルヴィアは十五歳の頃に、家政ギルドのギルド長オリヴィアに拾われてから二年半、家政ギルドで働いている。
十八で成人になるため、残り半年の間に自立のための目標金額を稼ぎたいと考えており、そのために住み込みの働き口を探していた。
そん
な時、オリヴィアから破格の料金が提示してある依頼書を渡される。
なにやら裏がありそうな値段設定だったが、結局その依頼を受け依頼人の元に。
やってきた屋敷は気持ちが憂鬱になるような雰囲気の、古い建物。
シルヴィアが扉をノックすると、出てきたのは長い前髪で目が隠れた、横にも縦にも大きい貴族男性。
しかし、彼は肩や背を丸め全身で自分に自信が無いと語っている、引きこもり男性だった。
*** ***
※ヒーローはうじうじ系(くよくよ系? めんどくさい系?)男子です。はじめからスパダリ的なかっこいい男性をお求めの方は避けた方がいいでしょう。
※この話には後半に少しだけ「ざまぁ」展開が入りますが、味付け程度です。
※設定などいろいろとご都合主義です。
※感想欄は開いておきますが、感想を読むのは本編終了後に行う予定です。(突っ込み、批判的意見なども書いていただいて構いませんが、利用規約に従ってお願いします)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-02 22:30:14
239158文字
会話率:34%
「中途半端な魔法使いは嫌いなのよ」
幼い時に母に言われたその言葉は四季島碧(しきしまあおい)の魔法使いとしての才能を奪っては、まだ幼い彼女の心すらも壊してしまった。
母を喜ばせようと魔法を勉強していたが、その言葉をきっかけに簡単な魔法す
らも上手くいかなくなってしまう。
魔法学校に通っていたが、魔法が上手く使えない為にクラスメイトから心ない陰口を言われ、次第に学校での居場所がなくなり魔法が嫌いになってしまった碧。
そんな碧を見ていた祖母は“ある提案”をした。
「あおちゃん、もし良かったら東京の学校に行くと?」
それは碧にとって新しい希望の光。
東京にいる従姉妹が通っている学校に転校して気分を変える……母の愛を感じなくなり傷付いた心を癒す為に。
「うん……私行くよ、東京に。もうここに私の居場所は無いから。ごめんね、お婆ちゃん。駄目な孫娘で……中途半端な魔法使いでさ」
祖母を心配させまいと必死に平静を装うが、瞳から涙を流して謝る碧に祖母は優しく抱き締めて魔法の言葉をかけた。
「あおちゃんは駄目なんかじゃない。この世界はあおちゃん次第で七色が輝く世界になる。晴れの日が気分が良いと思えば良く思え、雨が憂鬱と思えば憂鬱になるんだよ。だから自分を嫌いにならないで」
祖母から言われた魔法の言葉を胸にしまい込んでは、母に壊された心と言う名のキャンバスを再び色を塗る為に碧は東京に向かう。
全ては昨日の自分よりも一歩前に進む為に。
それがどんなに小さい一歩でも、他人に大したことないと言われる一歩でも昨日の自分に胸を張って向き合えるから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-08 20:55:23
160267文字
会話率:43%
これでもかと言わんばかりに人類の歴史をディスる話。
この時代は鬱になるにも丁度いい。そんな世界から抜け出して悪役令嬢に転生でもしないとやっていけないかもしれない。
※作者の意見が大半な作品です。
最終更新:2022-02-05 04:35:21
9112文字
会話率:0%
サノバビッチは、夏が来ると憂鬱になる。始まる前はワクワクするのに、バカンスが近づき、大勢のそれを楽しみにしているひちたちが周りに溢れかえると、そわそわやざわざわが始まり、耐えられない自分をなだめることでやり過ごすしかなかった。
バカンス
の人たちは皆んな親切で、サノバビッチはのお手伝いをしてあげているのに、彼は長く暗い夜が続く季節よりも孤独を感じた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 06:16:59
8205文字
会話率:12%
どうしても憂鬱になる電車の中から。
最終更新:2022-01-03 20:34:38
400文字
会話率:0%
「進路固めなきゃな…」もう高3の6月の中旬。なかなか決まらない進路のことを考える度に私は憂鬱になる。
「大丈夫だよぉ!つっきーの成績なら、結構どこでもいけるって‼︎」
「そうだよ。私だってつっきーより成績悪いのに決まってないんだから。」
私、相田美月はお昼の弁当を一緒に食べながら、2人の友達に励まされていた。そんな時、普段昼休みに来ない担任の先生が教室に来たかと思うと、私の方に寄ってきて、
「美月、放課後ちょっと生徒会室に呼ばれてるから行ってね。」
生徒会室・・・?あの言い方だと、先生が直接私に用があるわけではないようだ。進路の事ではないんだな、と謎の安心をしたのもつかの間。なんで生徒会室なんだろう?と疑問に思った。生徒会に所属している訳でもないのに。。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
毎日退屈過ぎる時間を過ごしている。俺、佐々木優斗は世間一般にいう陰キャだ。まぁ本当はこんな性格ではないのだけれど…自分がこうなりたくて、わざわざこのキャラで学校生活を過ごしているんだ。なんの苦痛でもない。誰にも話しかけられない平穏な日々を送っていた。
なのに何なのだろう。いきなり廊下で先生に呼び止められ、放課後生徒会室に呼び出された。何で職員室じゃないんだろう。なんかやらかしたかな俺⁉︎
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ー放課後。
「2人には7日間同棲してもらいます。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
注):
本文は1つの話につき、話を2部構成に分けています。女子の美月目線と、男子の優斗目線で2話ずつ投稿していく予定です。
例:
【0-美月 “7日間同棲してもらいます。” 】の場合→美月目線。
【0-優斗 “7日間同棲してもらいます。” 】の場合→優斗目線で同じ話。
と言った感じです。
ずっと同じ目線でのみ楽しみたい方は、○-美月 or 優斗でお読み下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-09 08:00:00
13475文字
会話率:12%
これは地下に住むもの嘆きだ。これを読んだ者は鬱になることを覚悟して読め
最終更新:2021-11-25 00:39:35
658文字
会話率:0%
アンソニーは長髪の美男子である。
王太子の専属護衛もしているため、地位もあり、貴婦人たちは彼を熱いまなざしで見ていた。
それなのに、アンソニーは愛猫スティラに夢中で結婚する気などさらさらない。
婚期を逃した彼は王太子とただらなぬ関係にあるの
では!?と周囲に誤解されてしまう。水面下で二人のムフフな本まで出てしまう始末。
その事態にキレたのは王太子だ。
彼はアンソニーに命令をくだした。
「お前が泣いて喜ぶ相手を見つけた。アンソニー、結婚しろ」
命令をうけて渋々結婚したアンソニーだったが、妻となったベアトリスに目もあてられないほど、夢中になってしまうのだった。
猫好き騎士と、ツンデレ妻の溺愛ストーリー。
※この話は、Twitterの「文芸リレー」から発想した話です。残念イケメンと猫という神シチュエーションを与えてくださった方に感謝します。
※薔薇(BL)、ブロマンスの雰囲気がある話です。
※猫の可愛さを全面にだしたものです。
※おまけが本編です。
※「ノベルアップ+」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-24 08:34:36
45111文字
会話率:32%