中央の王都に隣接する八つの区域で構成されたフィーケル王国。その各区はフィーケル王国の一部でありながらもある程度の決定権を持ち独立を果たしていた。
そんなフィーケル王国の治安を守るのはフィーケル王国安全保障庁。通称FSA。FSAは中央王都に本
部を各区に支部を構えるものの支部はそれぞれの区のようにある程度の決定権により多少なりとも独立状態にあった。
そんなFSAの第六保安局刑事部に所属する四阿 哲志は自分の下にとある組織を結成しFSA第六保安局と捜査協力の契約を結んでいた。それがフィーケル王国安全保障庁第六保安局刑事部零課。
そんな零課またの名を(四阿が勝手に命名した)MaGの一員として働くこととなったエバ。彼女にはとある目的があった。それを達成するために彼女はこのMaGで働くことを決めたのだ。
※この物語はフィクションです。実在の団体や人物と一切関係はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 19:00:00
25617文字
会話率:53%
『御伽』。吸血鬼、鬼、ウェアウルフ、オーク...妖怪や悪魔などといった人ならざる者は総じてそう呼ばれていた。だが御伽と一言に言ってもその種族は様々。特殊な力を有している種族も多くその殆どが、人間と比べ身体能力が高いものの種族単位で言えば人間
が圧倒的数を誇っていた。
そんな御伽は世界にとってすでに常識でありそれ故に人と御伽は現在では共存関係にあった。だが人間を下等だと見下す種族も少ないわけではなく対立による争いを防ぐため御伽のための町も造られた。それに加え世界には、御伽を排除しようとする組織『A.I』、逆に人間を排除しようとする組織『GOD』なども存在し完璧な意味での共存は実現していなかった。またその他にもいくつもの過激派組織が存在しておりそれらに対抗すべく政府は警察とは別にEOCBという組織を結成する。
そんな世界で受け継がれ続けてきた『桃太郎』の名を父親から受け継いだ主人公。しかしその一族はただ『桃太郎』という名を代々受け継いでいるわけではなくその名と共にある意志が親から子へと引き継がれていた。それは主人公も例外ではなく彼もまたその意志を成し遂げようとしていた。
そんな意志と『桃太郎』の名を受け継いだ主人公は護衛・警備から人探しなど手広く行い御伽だけではなく過激派組織をも相手にできる企業AOFを立ち上げた。AOF設立後に3人の仲間をスカウトしてから本格的な活動は開始された。そして主人公は一族の意志の為、情報を集めながらも日々AOFに訪れる依頼をこなしていた。
※この物語はフィクションです。実在の団体や人物と一切関係はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 19:00:00
59687文字
会話率:55%
昭和期、東北の寒村に生を受けたXは〝観音様〟の声を聞いて、まったく新しい新興宗教を立ち上げる。性を教義の中心に据えたXの教団はまたたくまに巨大化するも、Xは特攻警察に目をつけられて留置所に押し込められることに。しかし、その夜、無数のB29が
襲来し……。
暗黒系昭和ピカレスクロマンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 09:10:14
60792文字
会話率:25%
悪の大富豪の唱う永遠の解とは?
出張サービス二代目店主スーザちゃんが活躍するBy-eve(ビイベ)シリーズ番外編。
今回スーザちゃんの出番はありません。
人体模型コレクタ ドン=ヘッヘルフが遺言。それを叶えたものに自分のコレクション含め財産
をすべて譲り渡す。但し、誤りや無回答の場合、命を開け渡すという条件で。招待状によって集められた親族や縁者は、その解に見合うのか。
元刑事最期の事件。大悪党今生の別れ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 21:29:29
77169文字
会話率:27%
今宵、月の下で君と。なんてね。さよなら、スーザちゃん。
出張サービス二代目店主スーザちゃんが活躍するBy-eve(ビイベ)シリーズ第5作目にして最終話。
これは予定された春の戦争。後継者になる条件は、ムダくんを惚れさせて骨抜きにすること。
元公安の対策課新人・ムダくんの過去が明らかになるとき、スーザちゃんの悲願は彼岸を渡る。
6章タイトルですが、MUCCさんの「シャングリラ」の歌詞から一部引用させていただきました。スーザちゃんのイメージにぴったりだったので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 15:56:34
112742文字
会話率:35%
君の幸せが私の本懐。
出張サービス二代目店主スーザちゃんが活躍するBy-eve(ビイベ)シリーズ第4作目。
タイトルがこれまでの3作と毛色が違いますが、今回は過去バナ。
管区内で起きた連続眼潰し殺人事件。暮れも押し迫った雪の中、彼は彼女の
ために走り続ける。一家心中の生き残りの少女。ブラックパンダの友だちのホワイトタイガーは月のように嗤う。
架空の名古屋が舞台なので、お詳しい人にはすぐにわかるかと。
このシリーズは5作目で最終話を迎えます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 12:58:44
96381文字
会話率:30%
この物語は異能力が使える世界でのある事件の話である、、
最終更新:2024-05-12 20:00:00
82666文字
会話率:91%
日本は異界より"魔神侵攻"を受け、怪異色の強い日常に変わった。
某県にあるモルグ市も甚大な被害を受けた地で、消えた神社の跡地に魔神博物館が建設される。
主たる展示物は魔神の死体。
惑羽イチトと真道シガヤは博物館の出向『回
収員(コレクター)』だ。
展示物の確保のため、そして平穏な日常のため、ふたりのまどうは魔神を殺す日々を送る。
「ご来館ありがとうございます、モルグ市の復興にご協力お願いします」
◆登場人物
・惑羽一途(まどうイチト)…主人公。堅物マジメで高圧的な青年。皇都警察所属
・真道志願夜(まどうシガヤ)…主人公2。ノリの軽いブレイン役。皇都大学所属
・枕木巾来(まくらぎハバキ)…回収員1班、短気な男。バイトあがりの正職員
・村主(スグリ)…回収員1班、ピンク色の髪をした奇抜な少女。自称神様
・不座見ヤマヅ…回収員1班、博物館の副館長。皆のまとめ役
イラスト等はこちらにまとめています
https://www.pixiv.net/users/40945548折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 18:44:00
240573文字
会話率:53%
小高海斗は、高校卒業からずっと自分の部屋に引きこもっているニートだった。人間関係を築くのが苦手で、学生時代からなるべく人との交流を避けていた海斗だったが、そんな彼にも唯一幼稚園から付き合いがある同じ年の女子がいた。海斗にとっていわゆる幼馴染
と呼ばれる存在のその女子、戸石かなは、そんなニート状態の海斗の部屋に定期的に上がり込んでは、学生時代から変わらないお節介を焼きに来ていた。かなは大学を卒業して2年目の警察官で、学生時代から周りに好かれやすい性格も相まって、忙しいながらも順風満帆な生活を送っている。そんなかなに対して海斗は劣等感を感じながらも、ニートを謳歌していた。
だが、そんな引きこもりの海斗には、かなにも言えない裏のビジネスで儲けており、このビジネスが後々二人を巻き込む大きな事件に繋がっていく―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 17:04:17
49763文字
会話率:32%
作品の構想は、魔法少女と探偵の物語を描きたいと考えています。おそらく『おジャ魔女どれみ』と『名探偵コナン』のような感じになるでしょう。しかし、本質的には本格派の推理小説です。
電子の歌姫のミントは、今や多くの人を魅了する新世代のア
イドルであり、誰もが仮想アイドルソフトウェアを使用して楽曲を制作できるため、彼女の人気は一層高まっています。さらに、オンラインで行われるコンサートなども彼女を大いに人気化させています。
しかし、コンサート中に、世界中のネットユーザーが仮想アイドルが殺害されるのを目撃し、犯人はその後3日後に仮想アイドルミントの訃報文を公開し挑発してきました。しかし、それはあくまで一部の映像であり、実際の殺人ではないため、警察は何もできませんでした。コンサートを観覧していた少女、紗希とマリーナは、自身が魔法少女としてアイドルに変身できる力を持っていることを活かし、謎を解明しようと決意します。
小説は2010年に執筆されました。初音ミクが隆盛となった時期であり、従って一部の技術は既に時代遅れとなってしまいました。驚くべきことに、まばたきする間に十余年が経過しました。
私は香港の作家であり、日本にはほとんど知識がありません。現在、ChatGPTを使用して自身の小説を日本語に翻訳しようとしています。もし何か問題があれば、指摘していただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 17:00:00
143932文字
会話率:56%
ある日、弟のゆうちゃんが遊びに出掛けたまま帰って来なかった。
必死に探し回ったけれど見つけられなかった。
友達にも学校にも警察にも必死にお願いして探してもらった。
そして、見つかった時、ゆうちゃんは頭だけになっていた。
最終更新:2024-05-12 11:35:43
122199文字
会話率:56%
数々の事件に関わり解決に導いてきたトレンチ刑事。最後の大きな事件「服役囚拉致逃走事件」から 4年後、その功績から、異例の出世を遂げノンキャリでは最高位の警視正となり西新井警察署長となる。一方、筑波山にて 育ての父と異父兄を亡くした本村 一は
、こちらも 異例の出世をとげ、警部補として尊敬するトレンチ署長の元、西新井警察署にて勤務していた。今や、警視庁トップとなった御手洗警視総監が、全ての事件の黒幕であり、「ファミリー」の開発者とは、知らず、、。そんな中「大規模テロ爆破予告」が西新井警察署へ届く!
※登場人物※
◯トレンチ刑事...一年中トレンチコートを着ている。西新井警察署長へ昇進した。数々の事件を推理し解決へ導いてきた敏腕刑事。「勘」が命。44才。現場に拘っている。合気道の達人。歴史が苦手。
◯本村 一 警部補...本村 優子と不倫相手木村 元の息子。壮絶な幼少期を過ごすが、警察官となる。24才。射撃の名手。キノコが苦手。
◯御手洗 孝一(本名 一)警視庁警視総監...
偽名を使っている。「ファミリー」の開発者にて、全ての事件の黒幕。亡くなった山田 一の実父。59才。全てを極めている。泡盛が好物。
ー過去の登場人物ー
◯本村 孝...本村 一 の育ての親。優子の夫。身代わりの服役中に、義理の息子 山田 一と逃走し、筑波山にて自害。享年50才。
◯本村 優子...本村 一 と、山田 一 の実母。孝の妻。自己顕示欲と色欲の強さから、実の子、山田 一に刺殺された。享年40才。
◯木村 元...本村 一の実父。恵の夫。呑む、うつ、買うの三拍子にて、普段の不満から偶発的に妻により、毒殺されてしまった。享年60才。
◯木村 恵...木村 元の妻。幼い頃の本村 一のSNS仲間。誤って夫を殺害してしまい自首しようとするが、本村 優子により絞殺された。享年60才。
◯山田 一巡査部長...御手洗 一 と本村 優子の間に出来た子供。本村 一の異父兄。幼い頃施設に預けられるが、義理の父、孝からの愛情を受け取り警察官となった。実母 本村 優子を刺殺するも、孝が身代わりとなって服役。死刑判決が出ているメールを 匿名を名乗る御手洗から受け取り、孝を助けたい 一心にて拉致、逃走。覚悟を決め、孝と共に筑波山にて自害した。享年30才。
※本日より朝8時頃毎日公開予定です!全6話になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 08:05:07
9894文字
会話率:67%
推理小説好きの少々偏屈な男性医師・来栖幸喜(くるす こうき)。定年を迎えた翌朝心臓発作を起こし、謎のチェンジリング現象によって精神だけが異世界の人間の体へ。
新しい体は、連続殺人事件の犯人として死刑になったばかりの少女、マリオンのものだった
。
転移した先は、科学も魔法も発達している世界で、幸喜(コーキ)が保護されたアルグランジュは、特に科学の発展した近未来民主国家だった。
知識チートの余地はなかったものの、マリオンの義弟アルフォンス(エリート警察官)と同居しながら、趣味の推理小説をライフワークにして気ままに生活の基盤を築いていく。
そこにもたらされた不穏な招待状。
マリオンは、【チェンジリングの王】と呼ばれる伝説的な人物の、莫大な遺産を相続する権利を持つ候補者の一人であった。体とともに権利も引き継いだコーキは、十五年ぶりに開かれる一族の遺産相続人選定会に、アルフォンスとともに乗り込んでいく。マリオンが犯人とされた十五年前の選定会での殺人事件の真相を、明らかにするために。
そして一族が集まったいわくつきの館で、再び惨劇の幕が上がるのだった。
死のゲームを仕掛ける復讐者『女王の亡霊』の正体とは?
一族とは無関係を公言するコーキは、障害物(人)を排除しながら、外部と切り離された館からの生還を目指して暗躍する。
※主人公は時折脳内で毒を吐きますが、あくまで偏見に基づく個人的な考察であり、間違った思い込みである場合もございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 20:03:21
549609文字
会話率:23%
日本で最も頭のネジがぶっ飛んでいる探偵、羽柴正爾(はしばせいじ)。精神病棟の奥底で、強制的に安楽椅子探偵を余儀なくされる程の危険人物として有名だった彼は、たまに外に出たりしながら数々の事件を傍若無人に自由奔放に解決してきた。
その結果、
警察と政府公認の自由を得て退院してしまい、愉悦と快楽のためなら手段を選ばない狂気の探偵「アンフェール」という都市伝説的存在として警察や世間の陰で事件や謎を追っていた。
「そうだ!人殺しとか犯罪がダメなら、犯罪者を食い物にする探偵になれば良いじゃねーか!」
過去の事件で引き取った義娘兼助手の星宮流歌(ほしみやるか)と共に、再び「アンフェール」として世に現れた彼は警察や依頼人の事件・謎を解いたりしながら己の快楽と愉悦の為に悪人を地獄に叩き落とす。
そんな、頭のおかしな探偵が好き勝手に事件や謎を解決をしていくミステリー(?)物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 18:59:34
127742文字
会話率:55%
令和元年10月。機動捜査隊の井上保と安藤恵は白いワンピースを着たミイラ化遺体を目にする。捜査が始まって数日。遺体の身元もわからない中で現場近くのアパートに別の自殺遺体が見つかる。その足元に置いてあった遺書には先の事件の詳細(非公表のものを含
む)と自分が犯人である旨が綴られてあった。その遺書を元に被疑者死亡のまま書類送検、捜査本部は解散。事件に疑問を持っていた井上と安藤は占い師兼探偵の井上佑に被害者と容疑者の調査を依頼する。
それと時を同じくして、安藤恵宛に疎遠だった親戚から祖母安藤四葉が亡くなった事による遺産分割協議通知が届く。彼女は記憶に無いその親戚に亡き父の代襲相続権を提示されていた。まるで誘われるかのようにその地に足を踏み入れる。
先日の事件の後から恵は奇妙な夢を見ていた。忘れていた祖母と忘れていた場所の夢。安藤恵の”普通”が暖かい笑顔と気味の悪い幻想に侵されていく。知りたくなかった自分とその家族の血濡れた過去を知ってしまい少しずつ綻び始めた日常。大切な人達の許されざる行為。彼らの異常性を知った時、恵はあの日の事件との関連性にも辿り着いてしまった。法の下に正義の行使を求められる警察官としての覚悟は、もう2度と一人になりたくない、そんな子どもじみた感情にいとも簡単に負けた。大事なものを無くしたくない恵はそれでも最後までその良心の呵責に苛まれる。しかし自分の隠された異常嗜好に、その過去の過ちに確信を持ってしまった時、その葛藤は全てをこの手で終わらせる、そう決意させてしまった。最後の時、恵は”普通”だった頃の日々に想いを馳せてしまった。郁とその補助をしていた多野卓を手にかけた後、どうしても最後に”普通”だったあの日々に触れたくなってしまったのだ。その状況はもう確実に思うものとは違う。それはわかっているのに、最後に欲が出てしまった。井上を緊急通報を介して半ば脅迫的に呼び出すと、同僚だった警察官に包囲される中で彼に感謝を伝えた後、安藤恵は自害した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 18:20:00
118746文字
会話率:47%
恋愛小説家の夫に不倫され続けている専業主婦の文花。夫への執着心で愛人の素性も自力で調査し把握していた。夫の事になると頭のネジが抜ける文花は、「メンヘラ地雷女」だと周囲から噂されるほどだった。
そんな折、毒舌ブログを書いている婚活カウンセ
ラーと夫が不倫をし始める。何かと敵が多い婚活カウンセラーは占い師も敵にまわしネットで炎上していた。占い師は「婚活カウンセラーを呪いで殺す」と宣言するが、実際何者かに殺されてしまい…?
動機がある文花や夫も警察に疑われていく。
本妻が愛人の調査能力で謎を解く、ゆるっと炎上風コージー・ミステリ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 18:02:16
102761文字
会話率:37%
刑事・犬塚拓巳は、担当している殺人事件の捜査の一環で、黒毛の柴犬・クロユリを一時的に預かることになった。
クロユリは殺人事件の被害者であり、大財閥のトップでもある東家宗一郎の愛犬であったが。
彼の遺言により、莫大な資産の間接的な相続相手とし
て指定されていたため、例外措置として警察にて身柄を保護することになったのである。
だが……クロユリは遺産相続以外にも、事件解決の「鍵」もしっかりと握っていた。
事件の真相を追う刑事と、保護対象になった柴犬。
彼らの共同生活の果てに見えてくる、事件の真相とは……?
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 12:06:41
119501文字
会話率:54%
※R15をつけるか迷いましたが、一応つけないでおきます。性的な描写は出てきません。話の後半から残酷な描写が含まれます。残酷な描写がある話には題名に※をつけるようにします。読まれる際はご注意お願いします。
――――――――――――
田舎
で育った年の離れた兄弟2人。父親と母親と4人で仲良く暮らしていたが、ある日弟が行方不明に。
父親は何故か警察を嫌い頼ろうとしない。
大事な弟を探そうと、1人で孤軍奮闘していた兄はある不可思議な点に気付き始める。
――――――――――――
ミステリーは初です。
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 10:04:55
151738文字
会話率:61%
※これはあらすじではありません。
では何ですか?
さあ、何でしょう。
トントントン……。
病院の個室のドアが突如叩かれる。
「はい」
「失礼します。療養中に申し訳ありません。少しお話をお聞かせいただいてもよろしいでしょうか?」
返事をし
て間もなく病室に入ってきた2人組の男性。
不慣れな敬語を使うのは初老を過ぎた50前後とみられる男性だ。
「あ、すみません。怪しい者ではありません」
対応しようと立ち上がった母に対し、横にいた若い男性が何かを母に見せている。
「刑事……さん?」
どうやら警察手帳を見せていたようだ。
「突然すみませんね。○○さん……あなたが山道に倒れていた件と××さんが失踪している件についてお話をお聞きできますか?」
「はい……。何をお話すればよろしいのでしょうか?」
「率直にお聞きしますが、あなたが傷だらけで倒れていた件について。誰か……人や動物に襲われた事件ですか?それとも滑落などの事故ですか?」
「襲われた……。動物……?刑事さんはファンタジー作品に登場するようなモンスターは存在すると思いますか?」
質問を質問で返す青年。
その後も警察が質問をするものの中々要領を得る事が出来ない。
「では、質問を変えましょう。今、××さんは何処に居るかご存じですか?」
業を煮やした警察が質問内容を変更する。
「××……。あれは何処なんでしょう……」
青年の頬を一筋の涙が伝う。
「××さんはまだご存命ですか?」
「……はい。生きています。でも2度と会えないでしょう」
「大怪我をして動けないとかですか?」
「いえ、とても元気ですよ」
1つ目の質問に続き、話の要領を得ない回答を繰り返している。
「お母さん、スマホ取って。バッグに入ってるから」
青年は側にいた母に指示を出しバッグからスマホを取り出してもらう。
渡されたスマホを操作し、2人の警察に保存していた写真を見せる。
1つ1つ当時の状況を思い出すように説明をしながらの作業。
「これで全てです。すみません、疲れているので休ませていただいてもよろしいですか」
スマホ内の写真を全て説明し終わり、青年が話を締める。
「長時間失礼しました。また後日改めてお話お聞かせください。ご協力感謝いたします」
青年の────
続きは有料会員様限定配信(冗談です)
すみません。もう少し先があったのですが、あらすじの文字数制限……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 20:00:00
110841文字
会話率:44%
2018年12月。新米の女性刑事、佐倉(さくら) 悠夏(ゆうか)が配属された部署は、警視庁の"特課(とっか)"という新しい部署であった。メンバーは、ロボットの警部”鐃警(どらけい)”と2人だけ。某ドラマなどを想像し、窓際
かと思えば、さまざまな部署や地方の事件で活躍して、警察の名誉回復を目論んだ人事らしい。が、そんな目論見などお構いなしに、当の本人達は自由に活動する。東京都内や関東近郊で発生した事件や、悠夏の地元である四国の事件など、全国各地へ。
さらに、事件は小さなものから不可解なものまで様々。現実では説明できないファンタジーな事件に遭遇も。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 22:00:00
669635文字
会話率:55%
三年前の失敗した事件を背負うマックス・ヴィルソン探偵。相棒だったマーク・バロット警部を裏切る結果となり対立してしまった。ある日、怪盗ゼロから予告状が届き、現場へ急行したマックス。しかしそこには、殺人事件が起こっていた。そして、マーク警部と出
会ったが、前のように相棒と呼べる状態ではなかった。三年前、一体どんな事件で変わってしまったのか……。だが、マックス探偵とマーク警部は、ちょっとしたきっかけで、ともに行動するようになる。
そして、怪盗ゼロから"三年前の汚名返上"をしようということで、犯行予告状が届いた。果たして、汚名返上はなるのだろうか……
さらに、マックス探偵の親友のルーズ・ハドレットと、マーク警部の部下のポリスン・ハードいう人物が現れる。そして、怪盗ゼロの正体とは……
この作品は、過去に自分のブログ[※](https://blogs.yahoo.co.jp/sassov007)に掲載していた『メイズ・ラビリンス』です。修正は誤字脱字のみです。他作品とは異なり、当時からの加筆修正はしていません。
[※ブログは、2019年12月15日サービス終了に伴い、閉鎖]
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-23 22:00:00
40124文字
会話率:55%
ーー血のカウントダウン…連続凶悪事件によって
新宿が血に染まるーー
4月1日から新宿区のみ発生している事件。
現場には共通して数字のコインが
残されている。
新たに特殊地域防犯対策室
(とくしゅちいきぼうはんたいさくしつ)
ーー通称特防ーー
新宿署に新設された。
相談窓口での対応や事件性があると
判断された通報に対処。
区民からの苦情を受ける係でもあり
巡回連絡も行っている。
特防に入ったばかりの新人警察官
白石咲(しらいしさき)。
彼女は、ある夜
何者かに襲われ、毒の入った首輪をはめられてしまうーー
死と隣合わせの首輪を外すため、
悪意に包まれた新宿を解放するため、
彼らと共に事件の捜査を開始することになるがーー
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-09 14:56:09
2266文字
会話率:68%
これは、とある男の行動を記憶した物語である。
街灯が一つしかない。公園のベンチで、中年の男性がベンチに
座ったまま死んでいた。警察が、捜査中に目撃した。
男が「またですか・・・・・・」何か含みのある。言葉を吐く。
犯人は、この男なのか。それ
とも・・・・・・。
全ての言動が怪しい。とある男を警察は監視をする。
これは、とある男の行動を記憶した物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 11:44:50
748文字
会話率:10%
進み続ける技術と共に増していく犯罪は最早ただの人間では対処しきれなくなっていた。
警察は対処出来ず、軍隊を動かすわけにもいかない。政府はその中間を担う機関を新たに創設した。「特務治安維持機関」略称「特冶」は人ならざる「ピースキーパー」と「ホ
ムンクルス」による治安維持を行い。平穏な日々は綱渡りのような危うさを持ちながらも保たれていた。
主人公 有坂悠途も特冶の一員として治安維持に勤めていた。
1人孤独に任務を遂行する悠途。上司から相棒として(嫌々)共に行動する事になった銀髪碧眼の少女は感情を失っていた……
感情を失った少女と相棒を作らない青年の物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 03:34:01
21013文字
会話率:42%