古(いにしえ)より人知れず生きている不可視の種族があった。
それらは文字通り自然に溶け込み暮らしていたのだった。
アザラエシア王国のミエラという街に住むシオンは、黒い髪と青みがかった黒い眼を持つ「何でも屋」だ。
ある夜、シオンの元へ大手商
人ギルドからの使いのものが駆け込んできた。
取引相手の行商人が馬車でミエラへ来る途中、街近くの森で魔物に襲われ、商人ギルドに助けを求めてきたのだと言う。
なんでも屋のシオンはその魔物退治を引き受ける。
ハンターや冒険者に匹敵する「何でも屋」シオンの力とは。
そして古(いにしえ)より命を繋ぐ不可視な種族とシオンとの関係は。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-20 10:00:00
18550文字
会話率:18%
いつものように家を出て、いつもと同じ電車に乗ったはずなのに……? 「かコよヶ駅」という聞いたこともない駅で電車を降りてしまった友也は、帰りの電車を待つ間、地下道の先にある駅前町で暮らすことになってしまった。しかも、町の住民たちからは、友達
を売る”友屋さん”だと勘違いされて――。
128年の磔(はりつけ)の刑に処されている雛形さん、鞄に詰め込んだ「道」を売り歩く道屋さん、「有り難い出来事」を商うありがた屋さん、決して名前を呼んではいけない遠山彦さん、などなど……不思議で奇妙な30人の住民たちと、そこに31人目として加わった友也。彼らの出会いや、彼らが暮らす町の日常を綴り集めた、ほのぼのシュールな物語。
(「カクヨム」にも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-22 19:34:57
182808文字
会話率:23%
私は世界を旅して気づいた。「物流悪いよね。欲しい物があの町にしかない、この森にしかない、あの島にしかないってどうなの?!」と。行商人たちは「魔物怖いし、盗賊でるし、通行料高いから近場じゃないと割に合わない。やって欲しけりゃどうにかして!!」
とのこと。確かに魔物って強いし、数も多い。賊は山にも海にも出る。国によっては入出国時に高額な料金を取られることも。決めた。「いないなら、やればいい!」行き当たりバッタリのお話ですがよろしくお願いします!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-17 17:36:45
1152文字
会話率:53%
気がつくとシオンは異世界にいた。目の前には裸の少女と剣を持った女性騎士。どうやらここはどこかの浴場らしい。何とか逃げ出したシオンは、森で出会った行商人からこの地に纏わるとあるお告げを教えられる。―――あらゆる敵と理不尽を武術と異能でなぎ倒し
ていく、笑いあり流血ありの異世界ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-24 01:04:14
71142文字
会話率:46%
主人公ルイ・ユーセインは行商人として各地を旅していた。
ある日、小さな村で人助けをしたルイはお礼に『神茶(こうちゃ)の雫』と呼ばれる至高のお茶を手に入れる。
しかし、実際飲んでみたソレは噂に聞く至高の逸品とは思えないほどにマズかった。
騙さ
れたかなと肩を落としつつ眠りについたその夜、ルイは不思議な夢を見る。
それはどうやら『来世の記憶』で、百数十年後の世界は魔族に支配されているらしい。
それを知ったルイが取った行動は……?
※こちらは葛西和春が書いています。
※稚拙な文章で恐れ入りますが、温かい目で見守っていただければと思います。
※更新は不定期です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-10 22:00:00
21545文字
会話率:27%
行商人がひとりの女性を愛するも、様々なことが起きた末に仲良くなるお話です。
最終更新:2015-05-29 20:00:00
1476文字
会話率:9%
世界を見て回るように旅をする行商人ミサキと、その相棒である喋る狼型の獣カイナ。
二人は、今日も今日とて、どこかの道を歩いていた。まだ見ぬ景色を、人々とのふれあいを探して。
これは、そんな二人の様々な出会いの物語の一つである。
追記:pix
iv及びハーメルンにも同様の作品が投稿されています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-03 00:08:29
42979文字
会話率:58%
行商人ユウと、相棒であるベルは目的を果たすために、東奔西走していた。ある日、噂を耳にして北部へと向かう彼らを待っていたのは、新たな出会いだった。
彼らはひたむきに、目的まで走り続ける。三人は今日も街を、国を、大陸を廻る。
最終更新:2015-03-31 04:07:22
20768文字
会話率:51%
ダンジョンに放り込まれ、三匹の美女モンスターとの結婚を約束させられた、駆け出し冒険者の俺。気さくなアンデッドの姫か、高圧的な獣人の女医か、それともドジっ子メイドゴーレムか。このおかしな同居生活の果てに、俺は一体誰と結ばれるんだ? いや違う
、俺はここから逃げ出したいんだ!
老いたダンジョンマスターや不屈の盗賊や、モンスター酒場に行商人、転生チートまでが入り乱れる、結婚騒動ファンタジーラブコメです。携帯閲覧の方向けに、一部ごとの文章量はちょい短めにまとめてます。お暇な時間に少しずつどうぞ。
※六日目終了。次の更新は最後まで書き終わってからの予定です。
※この作品は、カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-25 21:22:57
337670文字
会話率:53%
記憶の中にある赤い雪を求めた行商人の旅の記し
学校の課題で書いた小説です。
大衆向けの内容のつもりで書いたのでweb小説などのテンプレ設定とかをなるべく無くしました。
原稿用紙20枚以内という制限で、短編小説を初めて書いたので、話をまとめ
過ぎてる感じがあるかもです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-25 11:34:48
6148文字
会話率:31%
世の中の様々な事に反抗したくなる年頃の少年、佐原ケン。
彼はある日、ギジの世界という異世界へやって来てしまう。
そこではマンハンターという謎のロボットが人間を襲い、同じ人間同士でも少ない物資を巡っていざこざが耐えない世界であった。
彼はマン
ハンターに襲われていたところを、白河ユリと水野ミクという女性に救われ、彼女達の村で生きていくことを決める。
やがてケンはマンハンターとの戦闘で戦果を上げると同時に村の者達からは疎まれ始めた。
ある出来事をきっかけにケンは村の外へ追い出され、ミクとユリもそれに続く。
そして彼らは武器屋旅団という行商人と合流して、世界の謎に近い存在と噂されるオーバーロードナイトを追い始めた。
紆余曲折を経てオーバーロードナイトに出会い、ケン達は彼らに協力することになる。
そこでマンハンターの拠点ともいえるファクトリーという場所で世界の真実に迫ることになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-15 12:41:27
364360文字
会話率:36%
普通の人には見えない猫の姿をしたクスリ売りの行商人は、
人間の世界で流浪の旅をしながら生きていた。
※個人サイトにて公開中です。
最終更新:2015-02-02 01:31:21
13533文字
会話率:57%
「水の盾」と「焔の剣」で構成される魔法武具『サンソウルベアーキット』の片割れ、「焔の剣」と呼応するただ一つの魔法を使う少年アラン――それはトラバール王国にとって何としても手に入れたい存在だった。
その武具を代々守り伝える剣士の家に生まれなが
ら行商人をしている父ボリスに護られ、アランは幸せな日々を送っていた。両親の育て方に反して自惚れ屋に育った少年は、自分が欲される存在であることに気づいていなかった。
そんなある日、よく遊びに行っていたスラムに王国騎士団が攻めてくる。奇跡的に難を逃れたアランは、単身王宮に乗り込んで直訴する。
謁見の間に騎士たちがなだれ込み、危機に瀕した時、ブレイザー(仮)の炎が揺らめき――!?
※この作品は占いツクールにて、重複投稿をしております。また、此方の方が描写が多くなっております
※一部改題しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-26 21:22:53
1754文字
会話率:50%
ラドグナー大陸を旅する行商人ボリスの息子アランは、火を操る魔法を使う珍しい子供だった。アランはボリスの元、トラバール王国などラドグナー大陸の各地を回りながら幸せに暮らしていた。そんな小さな少年は慎重な父と優しい母に見守られながら不思議と自惚
れ屋に育つ。
アランがどんな幼少期を過ごしたのか、本編では語られない物語が幕を開ける――。
※この物語は占いツクールおよび小説家になろうでの『グリフォン・シン Gryphon sins †焔の剣†』の過去編です。本編ではアランが背負う罪――傲慢により、王国から追われます。彼がなぜ、追われるほどの罪を背負う事になったのかはそちらに書かれています。
※一部改題しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-06 14:12:06
4081文字
会話率:51%
才能がなく、苦手なこともなく、器用貧乏な自分のいつもの日常を繰り返すのに飽きていた。
そう感じてたとき世界の終わりーラグナロクーに近づく異世界に世界を救う勇者達…が乗っている電車ごと呼ばれ、そこに居合わせた。そこからこ小説の主人公の物語は動
き始め…ない。
自身の基礎能力は低く、戦闘には向かなかった。しかし異世界に呼ばれたのが原因かチートな固有能力が身についてた。しかしラグナロクには興味がわかなかったため他人任せにして自身は行商人として異世界を巡るのであった。
そしてこの物語が始まるのはラグナロクを回避して世界に戻ってきたときからだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-14 17:44:28
5145文字
会話率:15%
*WEBサイト「若高亭」掲載(現在工事中)
◆あらすじ
リアン・ベイルは、故郷のラオイン村を、戦争を裏で操る〈百人衆〉によって全滅させられた。師匠の暗殺者〈毒蜂〉とともに百人衆を壊滅させたリアンは、メルファ大公爵が管理する、城塞都市シュー
ドスに住み、鋭い嗅覚を生かして薬師となった。
終戦から三年。シュードスの〈下町東区〉を管理する〈風紋〉の頭目から、縄張りの中で起こった殺人事件を、都市警護隊のフィリスとともに解決するよう依頼される。
調査の最中、フィリスが、殺人の犯人と思われる人物から襲撃される。偶然に助けられ、救援に間に合ったリアン。そこへ、女暗殺者シリルが現れ、犯人に致命傷を負わせる。
死を目前にした犯人オルギスは、自分の狙いは、都市評議員のユーゲンハート伯爵であると明かす。
その後の調査で、伯爵は複数の殺人に関与し、新型麻薬〈螺旋階段〉を東区に蔓延させていたことが判明した。
リアンは、その理由を知るため、自ら麻薬を摂取する。結果、伯爵が魔法を用いて、麻薬摂取者に暗示をかけていることを突き止めた。
伯爵の狙いは、東区の麻薬中毒者に暴動を起こさせることだった。暴動を理由に、都市の管理者、メルファ大公爵を拘束して、その後釜に自らが座ろうという企みだった。
また、伯爵は、かつて〈百人衆〉とも協力関係にあった。伯爵自身、もともとはラオイン村の農民であり、その過去を抹消するために村を襲わせた。
リアンにとっては、親の仇の生き残りだったのだ。
卑劣な伯爵に怒りを爆発させたリアンは、暗殺者だったころの〈冷酷さ〉を取り戻す。結果、伯爵は、陰に隠れて暗躍する事件の黒幕から、狩られるための獲物へと成り下がり、夜のシュードスで命を落とす。
城塞都市シュードスに、故郷としての愛着を感じながら、リアンは行商人として旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-30 16:42:30
116555文字
会話率:33%
行商人泣かせで有名な街ロックブラスト。海と山に挟まれた大地に位置するこの街には、ありふれた食物から世にも珍しい金品に至るまで、ありとあらゆるものが存在する。人によっては一種の閉鎖世界とも、盗品類の最終着地点とも言い表している。何しろ独自の
通貨を用いる程で、貨幣価値が高い分容易に両替ができないのだ。故に、旅人や行商人にとっては、売るも買うも一苦労という有様である。
さてこの街の一角、工房や工場が立ち並ぶ作業区画。その中には、今日も今日とて鉄を打つ音ではなく汚い怒声が響く小さな工房があった。
工房マテリアル。
これはそこの主である若き鍛冶職人とその仲間達(?)が織りなす奇妙な物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-11 00:00:00
20995文字
会話率:51%
サンテ村出身のナイン・レイフェルは、幼い頃から、行商人として世界を旅している父に憧れて、自らも旅に出ることを決意する!街の通行手形及び、商業権を得るために、ナインはカラコッタの街を目指す!旅の初日に草原で、陽気な男に出会うのだが、それから訳
あって二人でカラコッタを目指すことに!意外と、しっかり者の主人公ナインと、その御一行は世界踏破を目指して、その歩みを進めるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-23 04:19:40
5401文字
会話率:37%
ニホンという異世界の国出身の行商人の青年、緑。ただの行商人という肩書に反し、討伐が予定されていた野蛮な山賊を全員殺さず拘束。後の仕事の面倒まで見る彼は、世間の人から悪人を助ける神様などと皮肉られている。
その青年がまだ少年だった頃。ニホ
ンからこの世界に来た彼は、同じくニホンから来たという少女と出会い、逃避行を繰り広げつつ、元の世界に帰る方法を探す。だが信じた彼女の正体は、緑光の魔女の二つの名を持つ、生粋の大量殺人者だった。
初投稿作です。読みずらい点も多々あるかと思いますがよろしくお願いします。また自分の作品が他の人から見てどのようなものなのか知りたいので、感想やダメだしを書いていただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-14 21:40:09
109454文字
会話率:31%
大きな空と、どこまでも続く大草原に住む少女・チヨと白うさぎ・ルーノ。
変わり映えのしない毎日に飽々していた一人と一羽は、いつも遠い世界を夢見ている。
ある日、毎月家にやってくる行商人の黒馬・レイモンドにお願いして、家から離れた場所へと連れて
行ってもらうのだが、辿り着いた街で逃げ出してきた奴隷の青年と出会う。
青年は、恐ろしい魔女が住むという暗がり森へ向かうようだが…?
チヨとルーノの、一日だけの冒険譚。
※重複投稿になります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-08 18:19:05
27915文字
会話率:30%
因幡から石見にかけてを巡る、売薬 茂十。
越中五箇山生まれの茂十はこきりこが大好き。嬉しい時、辛い時、疲れた時、元気をふりしぼる時、いつもこきりこを口ずさんでいる。
出雲の宮に立ち寄った茂十は、宮司から嫁取りの使者を頼まれ、死ぬ思いで武家娘
を貰い受けに行く。
一介の行商人にふりかかった難事を題材にしました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-23 07:00:00
15490文字
会話率:46%