猟牙は虐めの現場を目撃し口出ししたことで逆に虐めの標的にされていた。猟牙はクラスメートからの虐めにジッと耐えつつ、もし自分が暗殺者なら今すぐにでも全員ぶっ殺すのにと妄想を膨らます毎日を送っていたが突如猟牙を含めたクラスメート全員が異世界に召
喚されることとなる。彼らを召喚した姫に国を救ってくれと懇願され話を聞くと、どうやら召喚された彼らには特別なスキルが備わるらしく、姫に鑑定され次々とクラスメートのスキルが明らかになっていく。しかし猟牙の鑑定結果はスキル無しの無能――姫に落胆されクラス中の笑い者にされる猟牙だったが、実は彼には暗殺者の力が備わっていた。姫からも掌返しされゴミのように扱われクラスメートからも馬鹿にされる中、猟牙は暗殺者の力で彼らに制裁を加えることに決めた。そして暗殺者の力でしっかりケジメを付けた猟牙は城を去りどうせなら異世界で普通の暮らしを満喫してやろうと決めるのだが、それを望むには彼の力はあまりにも規格外過ぎたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 00:39:02
209179文字
会話率:57%
召喚されたらロボだった。そしてアレがついてない。
ちょっとした手違いから魂だけ異世界に召喚されてしまった俺。
目覚めた時は守護魔道機体なるロボの身体になっていた。
街に迫る「獣機」、ヒト族を襲う魔道機との戦いが始まった。
俺を召喚したのは
羞恥心ガバガバ美人エルフ先生。
その弟子、美少年エルフ。
職人ドワーフのおやっさん。
王子系貧乳弓の達人妹エルフ、と、お兄ちゃん。
訳ありいかつい系アニキとエルフ妻。
爆乳見習い職人無邪気ドワーフ。
人妻エルフと幼女エルフ。
百合系お嬢様にネコミミメイド。
中二病痛魔道士トリオ、ガングロダークエルフ。
異世界な人々との出会い。
獣機群団との対決。
飛来するモンスター、襲い来る暗殺者。
ロケッ○パンチで立ち向かえ!
敵の正体と異世界の謎とは?
辺境の小さな町を舞台に王国を揺るがす陰謀がうごめく。
主にだらだら日常、時々バトル。
おティンティン付いてないから健全!(15禁)
むっつり健全ファンタジー、完結!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 00:12:37
1231207文字
会話率:31%
俺は、高梨 治は引き籠りだ。
念願のフルダイブ型MMORPGであるFFO(ファースト・ファンタジー・オンライン)を購入し自分のキャラを暗殺者にし毎日プレイ。
暗殺者は5歳で親に捨てられ悲惨な人生を歩んで行く。
その重厚なストーリーに
ハマりにハマり半年間ほとんどダイブしっぱなしでプレイしていたのだが、気付くと俺はその暗殺者になっていた。
アップデートでエンディングまで物語が進み、その後の世界らしい。
面白そうだけど、異世界転移とかマジで勘弁してくれ。
これは『アーク・ザ・ストーリー ~異世界転移で暗殺者になってたんだけど?~』の改正版です。
基本的には同じストーリーですが、もっと確り練ったものにする予定です。
いろいろ適当過ぎましたから(笑)。
ただ更新は不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 00:00:00
615106文字
会話率:48%
俺、高梨 治は引き籠りだ。
毎日VRMMOをプレイ。
中でもFFO(ファースト・ファンタジー・オンライン)にハマり、自分のキャラを暗殺者にした。
そしてFFOも遂にストーリーが完結する。
エンディングでその暗殺者のキャラが最後、死を選ぶ。
ノーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーせっかくお気に入りで育てたキャラがーーと嘆いてしまう。
まあストーリーが終わっただけでそのキャラはまだ使えるから良いけど、などと思っていたら身体中が痛い。
めちゃくちゃ痛い痛い痛い痛い……なんで?
これはVAMMOでの仮想の痛みではない。現実の痛みだ。
なんと俺は気付いたらその暗殺者になっていた。
しかも死にぞこなってるし。
FFOのその後の世界かー
面白そうだけど、異世界転移とかマジで勘弁してくれ。
しかも身体はズタボロだぞ。
痛いったらありゃしない。
これは戦慄のイクタベーレのサイドストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 00:00:00
1054675文字
会話率:41%
陸上自衛隊第一空挺団所属の石動 勤は、休暇中の北海道でエゾ鹿猟を楽しんでいた。
ところが狩猟中に手負いのヒグマに襲われ、撃退するも強烈な前足での攻撃を受けて気を失い、沢へ転落してしまう。
眼が覚めて気が付くと、そこは見知らぬ森で、エルフや世
界樹がある「剣とちょびっと魔法」の世界だった。
スナイパーでガンマニアの石動は、この世界に銃が存在しない事を知り、ショックを受ける。
世界樹の化身から「渡り人」としての目的を尋ねられた石動は、自分の欲望の赴くままに「鉄砲鍛冶でもして銃を造る!」と宣言してしまう。
とは言え、銃を使うことはプロでも造るのは全くの素人である石動は、「渡り人」のスキルや周りの人たちに助けられつつ、試行錯誤し苦労しながら鉄砲鍛冶の道を歩んでいくことになる。
本人は自覚せずとも新兵器である銃の影響は大きく、それにより石動の運命も変わっていくのだった・・・・・・。
*ガンマニアのおっさんが自分が読みたいと思う小説を書いてみました。
色々と読みずらい点もあるでしょうが、広い心で楽しんでいただけると嬉しいです。
また、本職の自衛官やハンターの方にはご不満な点もあると思いますが、御寛恕願います。
ガチのマニアの方には物足りない点もあると思いますが、一般の方が読んで退屈しないよう、マニアックな部分は出来るだけ軽い描写で済ませている事をご理解ください。例えばライフルのサイトインなど細かく書くと普通の人は読み飛ばすと思いましたので・・・・・・。
それでも読みにくいのは筆者の力量のせいです。
火薬や雷管など化学物質の描写もわざと暈したり、必要な成分を書かなかったりしています。
筆者の知識不足もありますが、自己規制のためとご理解願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 00:00:00
305446文字
会話率:29%
*前世が日本人で戸隠流忍術の流れをくむ家系だったため、異世界で忍者になった狼男の物語です。
基本的にのんきで享楽的な性格ですが、人情に流されやすくお人好しな面もあります。
反面、戦時下で諜報機関の長にまでのし上がった実力者でもあり、その
能力には魔王様も絶大な信頼をおいていたほど。
騙し騙される諜報の世界に嫌気がさした主人公は、魔王軍を辞めてスローライフを楽しもうとしますが・・・・・・。
元部下の秘書だったサキュバスに副長官だったエルフ、最果ての街に住む女情報屋にマフィアの女帝などなど、次々とスローライフを邪魔しに来るなんて!
リュカのスローライフはどうなるのか、物語でお楽しみください。
*ちょっと古い作品ですが、平井和正先生の「アダルト・ウルフガイシリーズ」が大好きでした。
それとはキャラが全く違いますが、異世界でウルフガイ、しかも忍者にしてみたら、という作者の廚二病的妄想が文章化したのがこの作品です。
前作「異世界スナイパー ~元自衛隊員が剣と弓の異世界に転移したけど剣では敵わないので鉄砲鍛冶と暗殺者として生きていきます~ 」で敬愛する大藪春彦先生の異世界版を、自分なりにぶちかましてみたので、次はどうしてもこれに挑戦してみたかったのです。
平井先生のような文章に漂う格調の高さは微塵もありませんが、気楽にお楽しみいただければ、作者としてそれ以上の悦びはありません。
*「カクヨム」でも公開しております。
*「異世界スナイパー ~元自衛隊員が剣と弓の異世界に転移したけど剣では敵わないので鉄砲鍛冶と暗殺者として生きていきます~ https://ncode.syosetu.com/n9637hu/ 」も、良かったら読んでみてください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 00:00:00
56710文字
会話率:32%
かつて栄華を誇った神獣王国に一人の王子が産まれる。だが、彼は日本人の前世を持つ転生者だった。今の神獣王国は、何も期待されずに王位に着いた父ハウザーに取って全ての高位貴族が敵。
暗殺されそうになるのは日常茶飯事。王子エリオットは仲良しの子犬四
匹とともに事件やトラブルと闘う。
これは転生した武道家が王子として現実と向き合い神獣王国を立て直す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 00:00:00
45672文字
会話率:34%
小人危うし!!
迫る暗殺者の魔の手!!
最終更新:2024-03-08 00:00:00
335文字
会話率:0%
ある狂気の女神の戯れ言
最終更新:2023-03-24 13:00:00
214文字
会話率:0%
「単独でダンジョンに入って
内部の構造解析
敵の数と配置の把握
なるべく深く入り込んで情報を持って撤退
その情報を冒険者に伝えることで生存率を高めるのが私の仕事
敵の暗殺も
敵に拷問されて動けない冒険者の介錯も
私の仕事
誰かの血で私は
いつも汚れている」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
安価に体力を回復できるアイテム「薬草」
魔物との戦闘やダンジョン攻略の必需品
この世界はその薬草が1,000,000,000Gする世界
傷は癒えない
体力も回復しない
出血がひどければかすり傷ですら死に至る
冒険者の死亡率は極めて高い
そこで考案されたのが私達、「隠密」と呼ばれる存在
もしも回復アイテムがないRPGがあるとしたら?
これは限りなく残酷なダークファンタジー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 22:49:48
2142文字
会話率:35%
【全てが新感覚。何もかもが新しい世界『アルカディア』へと飛び込もう!】
というフレーズで話題を呼んでいる、フルダイブ型VRMMORPG 『Another World Mythology』。
新世界にて、1人の少女はどんな神話を創り上げるのか
。
狂信的で、冷酷なプレイで敵を狩り尽くす、暗殺少女のMMO神話が、ここに始まる。
注意/主人公は途中から闇落ちし、狂信者になります。それと、設定は結構ガバガバです。
評価、感想、レビュー、ブックマーク等をお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 21:00:42
74147文字
会話率:27%
山奥に一人暮らすキッドは、緑の公国を追放された魔導士だ。
そんな彼の元に、紺の王国の王女ルルーが、助力を求めて来た。
何度も断るキッドだったが、ルルー王女の必死な想いに心を動かされ、紺の王国の軍師として力を貸すことを決意する。
だ
が、紺の王国は小国。近隣の黒の帝国の脅威にさらされ続けていた。
このままでは、この国を守ることができないと考えたキッドは、かつて敵として戦ったこともある伝説級の女暗殺者、共に戦った女騎士も仲間に引き入れ、ルルー王女のお願いを叶えるため、戦に身を投じる。
※各国が覇権を争う戦記と、3人の女の子との関係を描いた、戦いと恋のハイブリッドファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 20:14:20
453891文字
会話率:34%
20XX年日ノ本第二帝国を統べる支配者が建国記念日に暗殺される。
彼は自称神が言う『魂の救済』を拒絶し、敵対する。
自称神によって転生した世界では職業によって強大な力を得る『人間』と種族として強力な『魔族』、そのどちらにも属することを許され
ない少数種族達や特殊な疾患を持つ者達をまとめ上げ、再び大帝国を築き上げ、自称神に対する復讐を目標に掲げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 20:00:00
28298文字
会話率:51%
アリシア=クロス=サリヴァンは『アメリア=レッツェル』と名を改め、敵国である魔国ティナドランでメイドとして働きながら、日々諜報活動を行っていた。ある日、屋敷の主人であるブルメスターから王宮使用人に推薦したいと言われ、試験を受けて無事に採用
される。諜報員であるアリシアは王宮でも静かに、目立つことなく堅実に過ごしたい。そう願っていたが、何故か魔国ティナドランのハルシュタイン将軍とリーネルト将軍に気に入られてしまう。いやいや!この二人、2年前に亡くなった父サリヴァン将軍が最も手強いって褒めてた将軍でしょう!?しかも魔国でも有名人。その上まだ若くて未婚、彼女無し。予想通り嫉妬した使用人から嫌がらせが・・・。お願いですハルシュタイン将軍本当に面倒なだけなので構ってこないで。・・・え?魔王暗殺?内乱の可能性?人が死ぬなんて嫌なんですけど!仕方ないからちょっとくらいなら協力はしますけど・・・。
そんなハーフエルフのアリシア奮闘記。ちゃんと最後はハッピーエンドです。
*****
数年前に公開していた『ハーフエルフと魔国動乱』を書き直しています。多少変えていますが、話の流れは同じです。
アルファポリスさんで先行公開しています。
初めての方も、一度読んでくださった方もお楽しみいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 20:00:00
311434文字
会話率:40%
米国陸軍の特殊部隊に所属していた日系米国人のカワサキは、中東に派兵されて要人暗殺の作戦に従軍中、コンビを組む新人隊員の些細なミスで重症を負い軍を除隊した。
そんな彼の元に、CIAからリクルートされて暗殺要員としての生活が始まる。
最終更新:2024-04-27 18:29:30
55955文字
会話率:2%
スキル「神経侵犯」を得て、異世界に召喚されたサブカル探偵:天野川遊理。
召喚師の父を持ち、魔術の痕跡が視える令嬢:カトリーヌ・フロスト。
運命の悪戯で巡り合った2人の少女は、探偵と助手の契約を交わす。
遊理は自分が殺された惨劇の真相を暴く
ため。
カトリーヌは父にかけられた呪いを解くため。
旅に出た2人の行く手を阻む、超自然的(ファンタジー)な事件の数々。王族暗殺を狙う革命連合、暗躍する魔王軍残党。賢者率いる執行機関に、散り散りとなった伝説の勇者一行。それぞれの思惑が重なり合い、事態は王国を揺るがす陰謀へと繫がってゆく……。
謎を解いても死んだら終わり。智略を巡らせ場を制し、剣と魔法の脅威に立ち向かえ!
少女たちの「命懸けの探偵活動」を描く、異世界バトルミステリ、ここに開幕!!
★本作品は、章単位での公開を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 18:08:16
66227文字
会話率:41%
禿(とく)王朝は滅んだ。
四百年以上も続いていた膨大な國は、一夜にして滅んでしまう。皇帝が暗殺され、政が行われなくなったからだ。
誰が何のために、どうやって殺したのか。それすら謎のまま、月日は流れていった。
國の主がいなくなって
から数ヶ月後、仙人になるための試験が行われることとなった。それに参加したのはふたりの青年で、どちらもが含みを持っている。
明るくて気さく、誰とでもすぐに仲良くなれる黒髪の青年爛 梓豪《バク ズーハオ》。
美しいけれど儚げな銀髪の青年、全 紫釉《チュアン シユ》。
ふたりは互いに相棒となり、昇格試験へと挑むことになった。
出された数々の課題をクリアしていくと同時に、ふたりの過去や謎も明かされていく。
そして徐々に惹かれ合っていって……
架空の古代中国を舞台にした、美しい青年ふたりの恋、そして國に潜む皇帝暗殺の謎を描く中華BLミステリーです。
焦れったくてキュンキュンするかもしれない、ふたりの初々しい初恋物語。そして昇格のために深めていく絆は、彼らの過去と心を結びつけていく。
「お前ら、もう付き合っちゃえよ!」がモットーな、ふたりの無自覚いちゃコラ中華BLです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 18:02:30
57369文字
会話率:39%
毒を呑まされ眠ってしまった妹を目覚めさせるべく、皇子トカクは妹になりかわることにした。双子の兄妹であるトカクとウハクは、衣装を『取り替えて』しまえば誰にも見分けはつかない。
妹を目覚めさせるには、妹の身代わりに大陸へ留学して解毒薬を手に入れ
る必要があるらしい。それを知らせてくれたのは、妹を籠絡して暗殺未遂事件のきっかけを作った男爵子息ユウヅツだった。
恋愛ゲームの主人公に転生してしまったユウヅツと、バッドエンドでは主人公を斬り捨てる悪役だったトカク。二人は無事に妹を救うことができるのか? そもそも協力しあえるのか?
女帝が治める大瞬帝国において、妹――皇太女ウハクは一人しかいない跡継ぎだ。目覚めさせないと国がヤバい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 17:10:00
138489文字
会話率:51%
昼はしがない門番、
夜は凄腕の暗殺者“死神”として暮らす
ルーファス・カヴァデイルは、
ある日“死神”を追い求める
治安判事※の少女と出会う。
「今日からしばらく24時間、
貴方を監視させてもらいます」。
これまでのらりくらり
二重生活
を送ってきたルーファスは
この追求を逃れられるのか?
そして彼が迎える「Xデー」とは?
16世紀半ばの西方大陸、
女王が治めるこの国で
運命のカウントダウンが始まる──。
魔法と悪夢、虚無と栄華が交錯する
渾身のファンタジーサスペンス。
貴方はこの結末を予測出来るか。
※治安判事……
過去実在した職業。
現代における警察と裁判官、
2つの権限を持った法の執行人。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 17:04:28
6025文字
会話率:41%
フェリルゼトーヌ王国の王女アリスは政変で国を追われ、隣国クーゼウィンで亡命生活を送っていた。
フェリルゼトーヌの隣国、クーゼウィン国の公爵令嬢エーリカは国王サミルの命でアリスの護衛兼世話役兼暗殺者として彼女に仕え、彼女の命を狙っていた。
身
分の違う二人は命を狙われ、狙う立場だったが――
身分も立場も違う二人が交われるとそれは強い絆に変わる。アリスとエーリカが目指す国造りの始まりのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 16:23:56
22970文字
会話率:70%
これは歴史上で一番血の似合う聖女が不死身の従者と共にいくつもの国を巡る話。
社交界の悪女と呼ばれる公爵家次女、クリスティーナ・レディングには一つの秘密があった。
それは彼女の従者リオが特殊な体質『不死身』であるということ。とはいえ、日常に
於いて従者が不死身であることなどがバレる場面などそうそう起こり得ない。
従者が『不死身』且つ自身が悪女と呼ばれる嫌われ者であること以外、至って普通の一令嬢としてクリスティーナは過ごしてきた。
しかしその日常は一変、『普通』であった彼女は『規格外』となる。
負傷した騎士へ近づいたクリスティーナは相手の傷を瞬時に癒してしまったのだ。
この世界で回復魔法を使えるのは『聖女』と呼ばれるただ一人の存在のみ。
聖女の力に目覚めたクリスティーナの日常はこの日を境に失われた。
魔物の襲撃、殺人事件、果てには皇太子暗殺未遂容疑を掛けられるという怒涛の非日常イベントを網羅したクリスティーナは、聖女であるにもかかわらず気が付いたら追放を告げられ、あれよあれよという間に国を出ることに。
国外へ逃亡したクリスティーナは聖女という立場に降り掛かろうとする厄介事を避けるべく不死身の従者と共に果てなき旅路の第一歩を踏み出した。
――ところで、どうして私は従者の生首を抱えて走っているのかしら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 12:36:24
1340512文字
会話率:32%
三ツ星レストランに勤務する料理人志望の青年、旨味沢海斗《うまみざわ かいと》は決して知ってはならない店の秘密を見てしまい、異世界へ追放されてしまった。
包丁一本片手に彷徨い、出会った食材は魔物《モンスター》。
この世界ではゲテモノとして忌
避されるソレを食したところ――これが死ぬほど美味かった。
「ゲテモノ? そんなの知るか!」
「魔物なんて食えない? まずは食ってから言え!」
「あ、さすがにそれは食わないよ? 下ごしらえとかしなくていいから」
圧倒的な美味さを武器にして、異世界人の常識と胃袋を殴り飛ばして無双する!
料理人志望の青年によるちょっと変わった異世界冒険物語!
未知の味への出会い、興奮、そして何より俺の悪運と食材に感謝を込めて――いただきます!
ラブコメはとりあえず飯の後で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 12:30:00
159561文字
会話率:53%
エンデラント大陸最古の王国、グライフトゥルム王国の英雄の一人である、マティアス・フォン・ラウシェンバッハは転生者である。
彼は類い稀なる知力と予知能力を持つと言われるほどの先見性から、“知将マティアス”や“千里眼のマティアス”と呼ばれる
ことになる。
彼は大陸最強の軍事国家ゾルダート帝国や狂信的な宗教国家レヒト法国の侵略に対し、優柔不断な国王や獅子身中の虫である大貴族の有形無形の妨害にあいながらも、旧態依然とした王国軍の近代化を図りつつ、敵国に対して謀略を仕掛け、危機的な状況を回避する。
しかし、宿敵である帝国には軍事と政治の天才が生まれ、更に謎の暗殺者集団“夜(ナハト)”や目的のためなら手段を選ばぬ魔導師集団“真理の探究者”など一筋縄ではいかぬ敵たちが次々と現れる。
そんな敵たちとの死闘に際しても、絶対の自信の表れとも言える余裕の笑みを浮かべながら策を献じたことから、“微笑みの軍師”とも呼ばれていた。
しかし、マティアスは日本での記憶を持った一般人に過ぎなかった。彼は情報分析とプレゼンテーション能力こそ、この世界の人間より優れていたものの、軍事に関する知識は小説や映画などから得たレベルのものしか持っていなかった。
更に彼は生まれつき身体が弱く、武術も魔導の才もないというハンディキャップを抱えていた。また、日本で得た知識を使った技術革新も、世界を崩壊させる危険な技術として封じられてしまう。
彼の代名詞である“微笑み”も単に苦し紛れの策に対する苦笑に過ぎなかった。
マティアスは愛する家族や仲間を守るため、大賢者とその配下の凄腕間者集団の力を借りつつ、優秀な友人たちと力を合わせて強大な敵と戦うことを決意する。
彼は情報の重要性を誰よりも重視し、巧みに情報を利用した謀略で敵を混乱させ、更に戦場では敵の意表を突く戦術を駆使して勝利に貢献していく……。
■■■
あらすじにある通り、主人公にあるのは日本で得た中途半端な知識のみで、チートに類する卓越した能力はありません。基本的には政略・謀略・軍略といったシリアスな話が主となる予定で、恋愛要素は少なめ、ハーレム要素はもちろんありません。前半(第二章辺りまで)は裏方に徹して情報収集や情報操作を行うため、戦闘シーンはほとんどありません。
■■■
カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 12:00:00
1280801文字
会話率:33%
ふと気付いたら処刑台の上でした!? 元の世界では男だった筈の主人公は、何故か異世界の公爵令嬢レティシア・ノレッジへと転生してしまっていた。しかし、転生する前のレティシアは”聖女暗殺未遂”の罪を犯し、危うく処刑される所であった。どうやら助か
ったものの、それはどうやら”天罰”とやらのお陰らしい。……え? もしかして自分が転生したのが”天罰”だったりします? 神だかなんだか知らないけど、いくらなんでも失礼過ぎませんかね? ──とまあ、そんなことはさておき、聖女とやらを暗殺しようとしたレティシアの肩身は狭い。実は冤罪だった? 聖女暗殺の他にも実はもっとあくどいことをするような極悪人だった? 記憶のないレティシアには、何も分からない。だが、今のレティシアの願いはただ一つ。そう、たった一つだった。 ”死にたくない” そんな本来はささやかな筈の願いを抱いて、レティシアは今日も足掻き続ける。その先には一体、何が待っているのか──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 12:00:00
331760文字
会話率:34%