理不尽な理由を掲げて大国に攻め入った母国は、数カ月後には敗戦国となった。
王政を廃するか、それとも王妃を人質として差し出すかと大国は選択を迫ってくる。
『…本当にすまない、ジュンリヤ』
『謝らないで、覚悟はできています』
敗戦後、王位を
継いだばかりの夫には私を守るだけの力はなかった。
――たった三年間の別れ…。
三年後に帰国した私を待っていたのは国王である夫の変わらない眼差し……と、その隣で微笑む側妃だった。
『王妃様、シャンナアンナと申します』
もう私の居場所はなくなっていた…。
※この作品の設定は架空のものです。
※話の内容があわないようでしたら、ご自衛お願いします。
※この作品はアルファポリスにて投稿完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-08 07:15:58
125197文字
会話率:22%
没落した伯爵家を救うため、自分磨きを始めた一人娘のロザーナ。「だって王妃様になれば、我が家もお金持ちに戻れるんでしょう?」王子様の結婚相手を探すために開かれるパーティーに、娘は青春の全てを賭けようとしている。
でも、ごめんなさい。ひいおば
あ様が王子様から求婚されたってお話は、私がでっち上げた真っ赤なウソなのよ。
それよりどうして、うちの娘が悪役令嬢呼ばわりされているの?資金調達のための節約に習い事、ライバルとの対決……試練を乗り越える度に娘がおかしくなっていくのは、果たして気のせいかしら?まぁいいわ。たとえ何が起きても、私は親として、娘を全力で応援していきます。たとえ努力の方向が間違っていたとしても……。
果たしてロザーナは、見事に王子様の心を射止めることができるのか?母と娘の婚活サバイバル、今ここに開幕――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-24 08:19:00
37058文字
会話率:36%
とある国に念願の王子様が生まれました。
王子様はとても可愛らしく、王様も、王妃様も、家臣たちも、国民たちも王子の誕生を喜びます。
ところが、王子が大きくなるにつれ……。
魔法使いによって“うさぎのぬいぐるみ”に変えられてしまった“わがまま
王子”のお話です。
小説家になろう『冬の童話祭2023~ぬいぐるみ~』企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 00:00:00
2767文字
会話率:9%
平和な国を治める、厳めしい国王様とお人好しの王妃様。
国王の心の中は、王妃への愛にあふれてとっても騒がしい。
そんなある日、北の大国からの侵略の噂が立ち、お人好しの王妃ではなく強い王妃を立てるべきとの声が上がり始める。慌てた国王は離縁を阻
止するために、”強く厳格な王妃”を演じるように作戦を立てるがーー。
ずっと国王がひたすら王妃がかわいい、かわいいと心の中で騒いでいます。
*この作品は別サイトにも投稿しています*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 21:32:39
5210文字
会話率:33%
「突然ですが、王妃様(未来の義母)がお亡くなりになられたので、次期王様(未来の夫)を尻に敷きたいと思います」
カサンドラ公爵令嬢は美しく知性があり剣術も嗜むまさに完璧なご令嬢。
しかし彼女の婚約者である王位継承権第一位のダズル殿下は、
馬鹿でデブでマザコンで泣き虫でダメ男。
そんな人が旦那様だなんて絶対嫌だと長年思い続け、ついに障害であった王妃様がお亡くなりになった。
彼女は全力で殿下を調きょ……育て直し、理想の旦那様を手に入れる。
悪役でも薄幸からの溺愛でもない令嬢の物語、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-14 07:05:58
4371文字
会話率:45%
『天才少女』として世間を騒がせていた女子中学生は、ある日事故に遭い、亡くなってしまう……。しかし、手違いでの『死』だったと告げられ、別の世界で再び生きられることに!そこでハマっていた乙女ゲームの世界に転生できたのはいいものの、まさの『悪役令
嬢』!!
バッドエンドは回避できそうだから、気ままに生きようと考えていた矢先に、本来作中には登場しなかった王妃様の命を救ってしまったことで、物語が変わりだす……。なんと、攻略対象達全員が悪役令嬢を溺愛し始めて……。
「このゲームに逆ハーなんて、ないはずだよね??」
「えっ、これどうなってるの!?」
溺愛&逆ハー物語の開幕です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-24 09:00:00
14784文字
会話率:17%
「コーネリア! 君との婚約を破棄する!」
その一言からすべてが始まった。
⋯⋯というのは嘘ですわ!
すべての計画はその1年前から始まっていました。
わたくしコーネリアはこの国の公爵令嬢で王太子のジュリアン様の許嫁⋯⋯でした。
しかしそのジュ
リアン様には真実の愛があって⋯⋯。
婚約破棄? 上等じゃないですか!
むしろ最高ですわ!
これで面倒な王妃様なんてサヨナラ!
夢だと思っていた冒険者に私はなるのよ!
この物語は婚約破棄から始まる華麗なる逃避の物語。
最後に勝つのは公爵令嬢なのよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 07:00:00
6619文字
会話率:44%
侯爵令嬢のジェシカは、婚約者のネイサンや家族、王妃様から嫌われ冷遇されていた。
そんな中、ネイサンから婚約破棄して欲しいと告げられる。隣には、男爵令嬢カミラの姿も。ショックを受け、家に帰るジェシカに対し、父親は激しくジェシカを叱責する。
家から追い出されたジェシカは、唯一自分の味方でもある従者のヴァンを連れ、大好きな海へと向かった。
その海で、日本人だった前世の記憶を取り戻すジェシカ。今まで自分がされてきた仕打ちに、ジェシカは憤る。
「あんな浮気男、こっちから願い下げよ。こうなったらネイサン様と婚約破棄をして、前世で大好きだった旅に出てやるのだから」
こうして始まった、ジェシカの婚約破棄計画。でも、中々思う様に行かなくて…
前世の記憶を取り戻した侯爵令嬢ジェシカが、今まで自分を冷遇してきた人たちを断罪し、自由を手に入れ旅にでるまでのお話です。
途中胸糞悪い話もあります。
どうぞよろしくお願いいたします。
カクヨム、アルファポリスでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 16:36:02
114575文字
会話率:42%
新しく公爵家に雇われたメイドのライラは、超武闘派メイド。大切な坊ちゃまを守るため、今日も剣の技が冴える。
公爵家の次男坊であるジョシュアは、一目見て凛々しくてかっこいいライラに憧れ、なんとかいいところを見せたいと日々奮闘していた。今日も突
然襲い掛かってきたアイアンベアを一撃で倒したライラに、ジョシュアはすっかり魅了され、思わず結婚を申し込むもあえなく玉砕。「できかねます」いつだってライラは、つれない塩対応なのだった。
実はライラには、とある秘密があった。敬愛する王妃様のため、時期王配候補として決定したジョシュアを陰ながら守り、育てるという並々ならぬ決意を持って公爵家にやってきたのだ。「大切な坊ちゃまは私が守る!」ライラの決意は固い。
そんな中、ライラの行動にがっくりと肩を落とすのは、公爵家の嫡男チャールズ。氷の貴公子と名高い彼もまた、ライラに夢中な一人だ。生徒会活動を通じて、いつだって真っすぐな彼女に恋をした。しかし、卒業と同時に婚約を申し込むはずだったライラが、王妃の護衛騎士に取り立てられ、婚約の機会を逃した上に、なぜか今度は公爵家のメイドとしてやってきて、頭を抱えている。毎回猛烈にアピールしているのに、ちっとも恋に進展しない二人。
二人の兄弟からひたすら愛されるライラの運命は?(弟は幼児です)
ほのぼのハッピーエンドストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 17:00:00
8112文字
会話率:32%
昔々ある王国に、美男美女の王様と王妃がいました。その王様と王妃は、皆に理想の夫婦(めおと)と言われるほどに、いつも幸せそうに微笑みあい、仲睦まじくしていました。
そんなある日のこと。王妃が熱で倒れ、目覚めなくなった。原因不明の、発熱だった
。
王様は王妃の身を案じ、3日も眠らずに王妃の傍で看病していたが…疲労がたたり、王様は倒れてしまう。
2日後。倒れた王様が目を覚まし、よろよろと王妃の部屋へと行くと、そこには王妃はおらず。
かわりに、大きくて醜いガマガエルが、王妃のベッドにいて───────
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-19 06:24:29
2074文字
会話率:48%
昔々あるところに、一つの王国がありました。王様と、王妃様と、王妃様から生まれた三人の王子様達は、立派な王宮で仲良く暮らしておられました。国を治めるという、大変なお仕事を、立派に務めておられました。
王宮の近くに、小さな離宮がありました
。小さな離宮にも、王子様がおられました。王妃様ではなく、平民から生まれた四人目の王子様でした。
四人目の王子様は「愛する方とは永遠に結ばれないでしょう」と予言を授けられました。
王様も王妃様も王妃様から生まれた三人の王子様たちも、貴族たちも、その予言に驚きましたが、四人目の王子様は、元気に「はい」と、お返事をされました。
月日は流れ、四人目の王子様も、恋するお年頃になりました。王国にある王侯貴族と一部の平民だけが通うことが出来る学園に、慣例通り、通っています。四人目の王子様は、お勉強が苦手でした。王子様がお勉強が苦手では困ります。学園長先生は、一人のお勉強が得意な平民の女の子を、四人目の王子様にお勉強を教えるために雇いました。
王族と平民は身分が違いすぎます。「愛する方と永遠に結ばれないでしょう」と予言された王子様です。相手の女の子を万が一好きになっても予言があります。問題はないだろうと学園長先生はお考えになったのです。
王様と王妃様と王妃様から生まれた三人の王子様たちも、学園長先生の意見に反対しませんでした。ご本人たちも、愛する人とでなく、国のためになる人と結婚するのです。「愛する方と永遠に結ばれないでしょう」という当たり前のことを告げた予言のことなど気にしていませんでした。
王家の人々にとって、平民は、治めるべき民です。慈しみ導いてやる存在であり、結婚などありえません。隣国との国境が騒がしくなり始めていたこともあり、四人目の王子様のことを考える暇などありませんでした。
人生は、予想通りに行くとは限りません。
これは、「愛する方と永遠に結ばれないでしょう」と予言された王子様と、その王子様を愛した女性の物語です。
フィクションです。実在の国、事件とは一切関係がありません。中世の欧州を基盤とした架空の世界です。身分制度があります。宗教もあります。物語の設定上のものであり、筆者個人の思想との関連性はありません。
R15は保険です。この作品は、カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-03 19:00:00
26427文字
会話率:28%
「私はそなたとの婚約を解消したい!」
社交シーズン終わりの、王家主催の晩餐会と舞踏会。
その舞踏会の開始直前に、わたくしの婚約者の王太子殿下がやらかしました。
王太子であり続けるためには、次期国王として即位するためには筆頭公爵家の公女
であるわたくしとの婚姻が必要不可欠だと、わたくしも陛下も王妃様もあれほど念押ししたのに、結局こうなるんですのね。
それで?どうせ真実の愛がなどと仰るのでしょう?
そしてわたくしの有責を狙って冤罪でも仕掛けるのでしょう?
「いや、そなたの責は一切ない!むしろ私の有責でよい!」
えっ?
「この騒動の責任を取り、私は王太子位を返上する!」
えっえっ?
「そして王家にとっても醜聞であるから、私は除籍して頂いて王家にも瑕疵を残さぬようにしたい!」
ええっ!?
そこまでして貫きたい“真実の愛”とは何なのか。
殿下の呼ぶ声に応じて彼の隣に立った人物を見て、誰もが驚愕し騒然となった━━━!
◆またしても思いつきの衝動書き。固有名詞は一切出ません。
そしてまたもやセンシティブなテーマを取り上げちゃいました(爆)。
◆全4話、およそ9000字ちょっと。話の区切りの都合上、各話の文字数がバラバラですのでご了承下さい。
分割して投稿するのは「引き」の効果を狙ってのものです。あと一話あたりの文字数減らすとその分読みやすいので。短編で25000字とか読んでられねえ、って人は是非。
◆これは恋愛。異世界恋愛です。誰が何と言おうとも!
◆例によってアルファポリスでも公開します。同じ話数で、多分同時公開になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-14 19:00:00
8524文字
会話率:43%
半端者の公爵令嬢ベリル・ミスリルハンドは、王立学院の休日を利用して隣国のダンジョンに潜ったりと冒険者生活を満喫していた。
しかしある日、王様から『悪役令嬢役』を押し付けられる。何でも王妃様が最近悪役令嬢を主人公とした小説にはまっているのだと
か。
冗談ではないと断りたいが権力には逆らえず、残念な演技力と棒読みで悪役令嬢役をこなしていく。
自分からは率先して何もする気はないベリルだったが、その『役』のせいでだんだんとおかしな状況になっていき……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-01 16:20:19
162793文字
会話率:32%
その村娘は、王子に見初められた。
最終更新:2022-08-30 23:57:56
2052文字
会話率:40%
魔王を倒して世界を救った勇者が建国した国が100年経った頃、公爵家でリヨネッタは生まれた。
何不自由なく愛されて育った彼女は5歳になった時、第一王子スティーブの婚約者候補として登城した際に勇者そっくりなスティーブを見て前世で魔王だったこ
とを思い出す。
勇者の子孫などと結婚してなるものか!
幼いながらに、再び世界征服を狙いながら婚約者候補から逃れようとするリヨネッタだったが、スティーブから交流をはかろうとしてくる。あがけばあがくほど二人の関係は誤解され、リヨネッタの世界征服は失敗に終わる。あげくにスティーブは勇者の魂を持っていたようで、勇者だったころの記憶を取り戻してからは更にウザ絡みをしてくるようになった。
かつての魔王の部下そっくりなカエル顔の呪われた宰相の息子に、元悪役令嬢と名乗る王妃様の正体も謎のまま。勇者一味にいた聖女そっくりなヒロインを自称する少女まで現れたリヨネッタの将来はどうなるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-29 22:41:05
47746文字
会話率:35%
王妃が魔法の鏡に問いかける。
「鏡よ鏡、世界で一番強いのは誰?」
『王妃様です』
この答えを聞くたび、王妃は落胆する。もはや大軍を一人で撃退できるレベルの自分と対等以上に戦える格闘者はいないのだろうかと。
そして、血の繋がらない娘“白雪
姫”の素質に目をつけた王妃は、白雪姫をさらに強くすべく、試練を与えることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-24 16:35:46
5979文字
会話率:47%
王太子は優秀過ぎるが故に仕事ばかりの毎日。
放置された婚約者は公的な嘆願書を提出した。
いつも側にいるのが当たり前と思ってほったらかしていた王子の涙の物語。
タイトルそのままで何のひねりもないお話です。
最終更新:2022-08-15 07:00:00
3951文字
会話率:35%
作者は鉄扇や戦斧とかアブナイモノが大好きです✧◝(⁰▿⁰)◜✧
✳エブリスタ、アルファポリスにもこっそり掲載。
最終更新:2022-08-13 17:27:57
3856文字
会話率:48%
今まで短編で書いてきたものを纏めました。"家が無くなった件"までは短編をほぼそのままのせています。暫くしましたら短編を削除するとおもいますのでよろしくお願いいたします。
ずっと付き合ってきた彼氏に二股を掛けられしかも、
相手が友達で妊娠して結婚をするから別れてくれと言われたジャンヌ。
失恋してやけ酒を飲んで…気がついたら隣に見知らぬ男が!!よくよく話を聞いてみると、その男はこの国の第一王子だった!
酔っぱらった勢いで第一王子の初めてを奪ってしまったジャンヌは…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 21:53:06
68987文字
会話率:41%
王子がそれやっちゃマズイでしょ!の続きです。
最終更新:2014-02-15 10:40:57
19184文字
会話率:47%
王妃様は自分の美しさに自信を持っており、毎晩毎晩、魔法の鏡にたずねます。
「鏡よ、鏡よ、鏡さん。世界で一番美しい人はだーれ?」
『それは王妃様。あなたです』
それを聞いて満足するのです。
しかし、その日の鏡はいつもと違っていて──
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-27 10:15:57
1551文字
会話率:72%