1941年6月22日・・・・・ナチス第3帝国はソビエト連邦に奇襲を仕掛けた。
独ソ戦の開戦、と言えるだろう。
当初はドイツ軍の快進撃であり、ソ連軍は押され続けていたが・・・・この戦いが、ドイツを破滅へ導くとは誰も知らない。
そんなドイ
ツ軍に一人の青年が居た。
名はハント。
ハント・フォン・ウィルヘルム。
ドイツ貴族の嫡男で、国防軍の精鋭-――大ドイツ師団の戦車兵だ。
彼は極寒の地で一人の女性と出会う。
戦女神、と言われた女性で・・・・・彼は彼女に恋をしたが、決して報われない恋だった。
大戦が終結して半世紀が経過してから、彼は一人のジャーナリストに自身の人生を語る。
だが、決して武勇伝ではない。
一人の騎士が女神に恋をしたが、報われずに醜い老いた姿を晒した、と言える。
そんな物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-08 22:32:08
21021文字
会話率:26%
第一次世界大戦において、栄光に満ちた滅亡より大国アメリカに膝を折り、どれほどの屈辱でも生存を選んだ【プロイセン帝国】…
例え屈伏してでも戦後も生き残ったプロイセンは、象徴皇帝政…立憲君主型議会制民主主義国家である【プロイセン"
皇国"】となり、アメリカの属国として生きる事を選択した。
☆
しかし時は風雲急を告げる1940年代…
再び欧州は火種に満ち、時代は新たな戦乱を呼び込もうとしているのだった…
☆☆☆
皆様、はじめましてm(__)m
あるいは、連載作家としてはお久しぶりの暮灘雪夜でございます(^^;
実は暮灘、要塞好きさんが企画した【2012年度戦車祭り】に参加して、【PPG】という架空戦記短篇を発表しました。
絶対に需要ないだろうと思っていたPPGですが、仲間内だけなのは承知ですが……何やらウケが良かったのに加え、最近色々あって今までにないジャンルを描いてみたくなり、試験的に連載をしてみようと思った次第です(汗)
まあそれに、せっかく色々設定作っちゃいましたし(笑)
基本的には【プロイセンが生き残った世界での第二次大戦欧州ステージ】を描く"架空戦記"ですが、史実と色々違ってます。
例えば、史実では【帝政ドイツ】が【プロイセン帝国】に置き換わってますし、また1918年までポーランドを領有していたのはドイツではなくオーストリア=ハンガリー帝国だったりしますし(;^_^A
それ以上に、最前線やら黒幕(?)やらに、やたらと女の子が出てきますが(笑)
なんせ、戦意高揚プロパガンダ用の美少女/美女ばかりを集めた実戦航空部隊【ブリッツェン・ヴァルキュリア】なんてのが出てくるくらいですから(^_^;)
そんな訳で本格的戦争小説ではなく、【ライトな萌え系架空戦記(捏造世界史付き)】程度に考えて頂ければと嬉しいです♪
それでは、どうぞ【架空世界の第二次世界大戦"欧州ステージ"】をお楽しみください(__)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-07 06:00:00
109767文字
会話率:20%
時は1943年の欧州…
かつて、ポーランドと呼ばれたそこは、今は【東方戦線(オスト・クリーク・ライエン)】と名を変え、プロイセンとソビエト、あるいはCETO(欧州十字教条約機構)と赤色連合軍が大地を鉄と血と硝煙の匂いを充満させながら
激戦を繰り広げていた…
これは架空世界において、数奇な運命を辿りアメリカの属国となる事で第一次世界大戦を生き延びた【プロイセン皇国】…
その中の、とある覇気が不足しがちな装甲大尉の目線で描かれる、短いエピソードである。
☆☆☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-04 08:00:00
4748文字
会話率:21%
独ソ戦がはじまってから間もなく、ある噂の解明のためにソ連領土内に進入していたカトリンは、赤軍のレジスタンス掃討部隊と遭遇する。そして、偶然上空を飛行していた爆撃隊は掃討部隊の戦車、車両を一掃するのだがその後にはとんでもない出会いが待っていた
……!(尚、このお話は短編です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-28 22:19:34
9860文字
会話率:29%