王国を支える若干16歳の美しき女勇者の趣味は風呂である。
強大な魔獣を前にした時も、誰かに求婚されている時も、気付かないうちに王位継承戦争に巻き込まれていようとも、彼女は真摯に今日のお風呂のことを考える。
焼き石風呂、桜湯、ヨモギ湯、泡風呂
、スライム風呂……無限大の風呂の可能性を模索しながら、鳥弓の勇者はただひたすらにお風呂を嗜む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-09 16:40:42
25539文字
会話率:32%
【諸事情により更新停止中。再開のときは連日更新します】
異世界にある和風な国と、遠い西洋風の国の話。
悪の限りを尽くす王のいる和風な国で悪女と名高い美姫と、その国を征服した徳の高い国の王子。
罪滅ぼしと善業で、新しい国づくりに着手する。
(悪役令嬢ものを読む前に、悪役令嬢ってこういう感じ? と想像がふくらんだもの。悪役令嬢ものを読んでみたら別物だったが)
(日本は善良で他国は悪辣という印象が最近世間を賑わせているので、ファンタジーだから逆にしてみよー。という至極かるーい理由が設定の元です。
ストーリーが脳内完成して書きはじめて、しばらくしてから、これ日本が悪だったっていう方の意見に合致しているじゃないかってことに気づきました。なんてこった。すっかりその意見の存在を忘れていた。愛の反対は無関心って本当ね。
日本悪を描いているとか勘違いされたら不本意なのですが、話は出来上がっているためこのままいきます。
ご不快になった方いましたらごめんなさいね。作者の脳みそが全力でボケてたの。
しかし思想の問題で荒れた作品があるようで、あれこれもやばい? とおびえ中。かるーい設定が重くなって困惑。
日本人は表現の自由を分かっているから大丈夫かなぁ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-07 00:00:00
41150文字
会話率:35%
イクストランの国の絵描き、ピエタ・リンソンは、王の命によって『竜』の絵を描いていた。しかし、想像上の動物を描くことに苦心して、なかなか納得のいく作品を仕上げることができない。彼は、本物の『竜』を目にしたがっていた。
ふとしたことから
、新大陸で『竜』を見たものがいると噂を聞き、新大陸へ渡った。その大陸は、イクストランの軍隊が占領し、十数年前から移民が始まったばかりの場所だった。
そこで、リンソンは、祖国とは、まったく違った『夜』の恐ろしさを知った。途方にくれるリンソンを先住民の老人カペロ、そして、クーカとナダという二人の子供が救い、彼らから『夜』の怖さと先住民の文化を教わる。彼らは、『夜』を操り、『夜』から人を守る『アカル乗り』という存在だった。
※ ナイターランドまぼろし紀行は、剣と魔法が出てくるような、従来の西洋風ファンタジーとは、異なる持ち味の世界観で書き上げました。
この物語のキーワードは、三つ。
『夜』 『草』 『竜』
それらが交錯しながら、お話は結末へと向かっていきます。ファンタジーでも、すこし変わったものが読みたいという方におすすめしたいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-17 02:12:06
114137文字
会話率:38%
運命を知らぬ姫君が一羽の鴉を「友」としたとき、そこに神話が生まれる――。
ある辺境国にて、王の三女である恵玲公主(けいれいこうしゅ)は、実は両親の悩みの種。出生時に占い師から「その運命を読むことができない」と宣告されたばかりか、幼い頃から
不可思議な能力を現し、誰に対しても敬語を使わない。稀にみる美貌を持ちながら、無表情で口数も少ない。彼女が微笑みかける相手といえば、人外の「知音(ちいん)」すなわち一羽の大鴉のみ。そんな彼女も嫁ぐ年頃になって――。
〔注記〕「カクヨム」との重複掲載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-02 22:09:47
12078文字
会話率:40%
永遠の森を捜してる…そこには全てがあって、永遠だ。誰もが癒され、安らげる場所だーー
大きな川が中心を流れる、エアリシュ大陸。その川を境目に別れた北部と南部では、日々、領地や思想を巡って争いが絶えなかった。
『完璧な騎士』を目指す彼女は、懐疑
的で満たされない心を抱えたまま、半吸血鬼となったソフィアと共に、激化する戦争の中で自身の道を模索していく。
完結しました!読んで下さった方に感謝の嵐。此れからも雪ハートを生暖かい目で見守ってくださいー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-11 11:06:40
223675文字
会話率:42%
――商人ギルド【リーブラ・カストルム】では、香辛料、調味料、薬にお茶の葉、鉱物、目玉に食肉などなど、量り売りできるものであれば何でもお取り扱いしております。更に各支店ごとに特色ある品物を取り揃えておりますので、ぜひ一度足をお運びくださいま
せ。――
ちょっぴりイリーガルな副業騎士と、ストイックなポンコツ姫様が送る、法律系異世界ファンタジーライフここに幕開け。
天秤が今、傾く。
拙作では◆は視点変更あり、◇は視点変更なしの区切りを意味します。
2018/2/20現在:第一話改稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-09 08:00:00
42521文字
会話率:37%
この国の人たちは、春が好きで、夏が好きで、秋が好きで、でも冬だけは嫌いです。
冬は寒いので、家から出たくありません。
冬は雪が降るので、歩きにくいです。
冬は色がないので、つまらないです。
みんな冬が大嫌いで、あたたかくて色鮮やかな春を
待ちわびています。
それなのに、今年は春が全然やってきません。
どうすれば嫌いな冬が終わってくれるのでしょうか?
※ 小説家になろうの企画「冬童話2017」用に書いた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-16 12:09:07
7320文字
会話率:31%
和製ファンタジー(日本人の作り出す洋風ファンタジー世界)において必ずといっていいほど登場する“魔法使い”。しかし、彼ら/彼女らはいったいどのような手段をもちいて超自然的なパワーを炸裂させるのでしょう?
このテキストは、あやふやなまま描写
される“魔法”や“魔法使い”をもう一度考えなおし、書き手の設定づくり(および理論武装)に貢献してみることが目的です。筆者の独断と偏見が過分に含まれますので、「ここは違うのではないか」というご意見のある方はお気軽にご連絡ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-29 01:05:54
59149文字
会話率:7%
不思議な体験をした王都の貧乏学生。人間以外には甘い自称悪魔。忙しさのあまり失敗を繰り返す女神。不幸にも殺され、夢を絶たれた少女とネコ。100年以上生きた心優しい名もない怪物。山に住まう七つ扉の妖精。刻を航ることが出来るという不思議な古物商
。
同じ世界で、1編ごとに、主役や時代が変わるお話です。
※短編で書いていたものを改稿したり物語の順番を変えて連載形式にしたものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-18 20:00:00
73720文字
会話率:37%
26歳の青年、真崎悠斗は、とある筋では知らない人がいないほどの有名人だった。
しかし悲しい事件があって以降、悠斗はその個性を閉ざしてしまう。
平凡な見た目が手伝ったこともあり、一般的な生活に身を投じている悠斗はある日、まるで知らない世
界で目覚めることとなる。
そこで自分が国一番の権力を持っていると知った悠斗は、欲望を満たそうと行動するが一筋縄ではいかず、決死の冒険の旅に出ることを余儀なくされてしまう。
どう考えても死ぬ以外に考えられない未来を見て悠斗は、しょうがないから可愛い女の子達とご飯を食べたりお喋りしたりして遊び始めるのだった。
面白おかしく生きるを地で行く悠斗の奇想天外道中記が、いつか始まれ。
※序章の内容はありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-03 00:00:00
255336文字
会話率:38%
国王の突然の死、そして王位継承者である第一王子の思惑に、妾腹である第二王子エルンストを取り巻く様々な環境の変化。
エルンストの懐刀である二人の青年、キーンとシェリウスは、王子を護るという共通の使命を持ちながらも、その出自や性格の違いから互い
に相容れずに居た――。
魔法ありきの西洋風ファンタジー世界を舞台に、二人の青年と王子周辺の人間模様を描く予定です。
なお、二年ほど前にJUGEMブログにて投稿していたものを此方に持って来ました。以降は此方のみでの更新となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-01 17:02:12
51770文字
会話率:36%
教会の壁の石像であるローレライ。彼女は、かつては生きた人間だった。何百年もの間、身動きひとつできずじっと時の流れを他人事のように眺めるしかなかった。そんなあるとき、彼女の前に青年ラファエルが現れる。彼は石像であるローレライに、毎日言葉を語り
かけてくるのだった。
天嶺優香さま主催、『涼やかな雨の音企画』に参加作品です。(6/22 天嶺さまのご厚意に甘えまして、企画タグの追加をいたしました。ありがとうございます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-14 00:00:00
31444文字
会話率:15%
洋風ファンタジーの世界に和風が紛れ込む。
16歳まで天狗と共にひっそりと山の中で勉学と修行に明け暮れていた青年は、亡き両親の願いである“世界を見る”旅に出る。
休止中
最終更新:2016-02-05 19:40:09
92330文字
会話率:45%
ガイスト・クライスの人物紹介や設定をまとめています。
一部文章を加筆修正していますが、基本には小説内で書かれている内容をまとめただけです。
確認したい時などに御利用してください。
最終更新:2015-12-03 16:00:00
8364文字
会話率:1%
乙女ゲームの舞台となった洋風ファンタジー世界に転生した二人の少女。
彼女たちはヒロインでもサポートキャラでもなく、一歩間違えば死亡フラグまっしぐらという微妙な立場に転生していた。
これは、そんな彼女たちが、死亡フラグを折ろうと努力し、また
別のフラグをおったててしまう物語である。
※同作者の魔法学院物語シリーズと同じ世界観です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-16 00:00:00
14842文字
会話率:51%
黄昏のガンプは、実体験型VRSLGが売り文句の西洋風ファンタジーゲームである。
プレイヤーは、世界の住民の一人となり、冒険や生活を行う。
そのプレイヤーの一人が、シュガーブルクの代表として頭角を現しつつあるアーネストであった。
VRM
MO小説をいろいろ読んでいて、VRモノを私も書いてみたいと思っての投稿です。
私自身は、ログアウト不能のデスゲームを舞台とするゲームは10年以上前に参加したぐらいであり、新鮮味に欠けるかもしれませんが、読んでいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-03 07:00:00
9615文字
会話率:8%
感染者が怪物と化す奇病、[ガーナ]の蔓延する世界で、
抗いさえままならぬ程に衰退した人類。
もはや抑止不能な勢力を持つパンデミックに対し、
追い詰められた反乱分子達は、
[並行世界(パラレルワールド)の生成]という奇抜な策に出る。
物理法則さえ歪められた新しい世界にて、
青史さえ誤認したまま悠々と生活を送る人々。
そんな中、
意図せず[真実の歴史]へと迷い込んでしまう幾多の若者達。
今は微弱な彼等の力が、やがて全人類の希望へと育って行く。
同時進行するパラレルワールドを舞台とした洋風ファンタジーです。
SF要素も含んだ長編になります。
感染した生物を半不磨の怪物に豹変させるウィルスが世界に蔓延し、
人類存続の危機に陥った歴史を改めるため、
反抗勢力は歴史を分離し、もう一つの世界を生み出します。
だが、その平和で活気溢れる新たな歴史と、真実の歴史とを結ぶ扉を、
好奇心溢れる青年[リエール]が意図せず開けてしまった事から、
多くの人々の運命が激しく動き出し、
やがて世界をも変える大連鎖になって行く物語です。
ファンタジーですが、魔法は登場しません。
しかし、主要登場人物達には、それに変わる特殊能力があり、
その起因には少しSF的な理由付けをしています。
登場する種族は人間のみとなっており、
大まかな時代設定は19世紀前半、
物語開始の舞台はヨーロッパをモデルにした架空の国ですが、
時代や土地の風習にそぐわない物も幾らか登場します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-30 12:07:20
410238文字
会話率:31%
詐欺の嫌疑がかけられた少女は、とにかく嘘が嫌い。そんな彼女に身分を偽って近づいたアルバートは、疑いをきっちり晴らしたものの、身分詐称についてとことんなじられる始末。二ヶ月かけて謝り倒して、どうにか少しマイナスの現在だ。できればプラスに傾けた
い彼に、彼女の誕生日という絶好の好機がやってきて──。第160回コバルト短編小説新人賞、選外です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-10 13:44:20
8438文字
会話率:37%
竜や妖精が存在する剣と魔法の世界。人間の少年ヤマトは幼馴染の少女ノエルを守る力を求めて冒険者となる。日々奮闘するヤマトではあったが、力及ばず、逆に少女から守られてばかり。更には実力派の有名冒険者までも仲間に加わって、守るべき物を見失った彼は
……。【オーソドックスな西洋風ファンタジー世界を舞台に繰り広げられる、若者たちの成長物語】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-10 18:28:47
284828文字
会話率:39%
夜色の軍服の少年と白いドレスの少女。「奥さん」と、「旦那様」と、たがいを呼び合い笑まう二人は、その手をかたく繋ぎあって、黄昏の街を駆け抜ける。さながら、かけおちるかのように。
最終更新:2011-11-23 01:09:25
3889文字
会話率:40%