経済の低迷により治安の悪化した近未来の日本。
舞台はK国とも蔑視されるK市。
主人公は新人刑事。
汚職と腐敗に染まった警察組織の中で、己が信念と正義を貫く男の物語。
最終更新:2019-05-29 21:00:00
10273文字
会話率:48%
EUの右派の台頭という作品から、汚職について、ついでに、ちょっと調べてみようと思ったら、出来た作品です。
凄いのはタイトルだけ(オイ
最終更新:2019-04-26 20:00:29
4124文字
会話率:0%
ぱっとした思いつきで書いた物。
割と濃い内容に対して、長めなので、二つに分割しました。
なお、汚職の話に逸れて、後半は書いていない模様。
最終更新:2019-04-26 19:53:19
5346文字
会話率:0%
『八百万忌憚事件書(やおよろずきたんじけんしょ) あらすじ』
この国には、八百万の神々が存在している。
昔より、禁足地である佐山で、産業廃棄物処理場の建設が行われている。産廃反対派のリーダーであった、林原正子が殺された。工事現場では、事故
や心霊現象が多発し、マスコミが、祟りではないかと、騒ぎ出していて、心霊特番が放送される。
行方不明の友人・林原理沙を捜していた、斎月千早(いつきちはや)と天水潤玲(あまみじゅんれい)は、佐山と市長の汚職を追っていた、ライターの長髭に出会い、彼に理沙の事を調べてもらう。長髭が、理沙を追って辿り着いたのは、十年前のある出来事。それを追っていた長髭は、殺されてしまう。
正子の仇を討つと、森山清人(もりやまきよと)は、佐山野清土樹神(さやまのきよときのかみ)と手を組んだ。佐山野神は、産廃により眠りを妨げられ、古の復讐を果たさんとする。佐山では、事故が続き、産廃を推していた者達が、次々に倒れていく。
千早と潤玲は、森山と佐山野神を止めるために、元凶である市長の、汚職を暴露する。それによって、二人は、市長達に殺されかけてしまう。二人を助けたのは、森山と佐山野神。二人は、復讐など止めるように、説得するが、森山と佐山野は復讐を果たす。市長達を、呪い尽くし、復讐を遂げる。
佐山を取り戻そうと、水龍、錦原神(にしきのはらのかみ)、波果神(なみはてのかみ)を始めとした、神々が協力し、嵐を呼び、佐山を浄化させた。その後、佐山産廃は撤回された。
その佐山から、死後半年程の白骨死体が発見される。その遺体は、森山清人だった。エレファンス森山として、テレビなどに出演していた彼は、既にこの世のモノでは、なかったのだ。
佐山野神は、森山と正子の魂を再会させ、浄化させる。自分は、消えるのだと、二人に言うが、千早と潤玲は、佐山野神を説得し、再び、佐山の地に留まり、土地神として在って欲しいと言う。二人の説得を聞き入れ、佐山野は、鎮まった。
佐山の地に、古のような、豊かな土地にすると、約束して。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-12 13:00:00
65869文字
会話率:47%
舞台となるのはアルビオン王国。
あらゆる願いを叶える伝説の扉『アルトロモンド』。
お伽噺でしかなかったはずの伝説とロマンを追い求め、アルビオン軍に所属する
『汚職収賄容疑の魔術師』『役立たずの眼鏡』『獣』の三人娘が大暴れするお話。
没落貴
族の長女ルイズは、御家再興の為に軍人となったが、男社会の軍隊でのし上がるのは厳しい時代。
その男性優位社会に燦然と輝く『賢天の魔術師』であり、アルビオン軍陸軍大佐である魔女シンクレア。
彼女の部隊に配属されることが決まり、諸手を挙げて喜ぶルイズ。
晴れて出世街道まっしぐら――かと思われたが、シンクレアはとんでもないハチャメチャな女だった。
上官や部下に振り回されつつも、夢物語を語るシンクレアにルイズは惹かれていく。
彼女の影響で幸せだった幼い頃に見た憧憬に火が灯り、仲間たちとロマンに挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-12 11:00:00
143103文字
会話率:32%
大学を卒業してD電機に入社した郷田俊は本社の宣伝部へ配属されるが、そこで直属上司の森田係長の汚職に連座責任を取らされ北海道営業部へ異動させられた。北海道でサービス会社設立という活躍を周囲の応援を得て達成する。社長表彰を受けて、大阪へ帰れると
思っていたが、人事部長から九州行を命令され、異動する。はじめは不満だらけの気持ちも周りの態度に徐々に変化し、ここでもサービス会社設立という難題を解決し、その上サービス技術認定制度を導入するという活躍をして又も社長表彰を受ける。しかも個人賞とのダブル受賞と言うかって誰も成しえなかったことを達成する。大阪へ帰れると思っていたら今度は営業統括専務から東京行きを命じられる。東京でも活躍を認められたが、社長お交代がありそれに伴って役員の思惑が蠢いて、郷田も巻き込まれた。人事部長の支持で、今度は広島への異動が命令された。そこでも景観照明と景観の周辺アップ策を市長に提示し、認められ会社に貢献する。今度こそと思っていたら新社長が突然辞令を指示、今度は東北へ向かうことに・・・・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-29 17:40:04
17414文字
会話率:72%
大学を卒業して、D電機に入社、宣伝部に配属されたが、直属上司の汚職に絡み、左遷させられ北海道へ転属。サービス会社設立に貢献し、社長表彰を受けるも、今度は九州営業部への転属を命じられる。
そこでも、サービス会社の設立に関わる。
最終更新:2019-03-17 15:41:41
14855文字
会話率:72%
大学を卒業して、D電機に入社、宣伝部にて、直属上司の汚職に絡み、左遷させられる。
最初は北海道へ行き、そこでサービス会社設立に関わり、社長表彰を受けたが、
今度は九州営業部に転属を命じられる。
最終更新:2019-03-17 15:39:22
10215文字
会話率:54%
もし今まで互いに存在すら知らなかった国同士が、如何にして邂逅し、友好的な外交関係を構築していくのか――を描いたシミュレーション・ストーリー。
渋谷に住む大学一年のシンは自宅マンションの階段で行き倒れていた幼女を保護する。幼馴染みのミチ
からロリコンと誤解されつつも、聞いたこともない言語で話す幼女に難儀した二人は大学の先輩で南アフリカ人のメグとマレーシア人のアイシャの協力を得て留学生たちと話をさせるも結局会話は成立しなかった。永遠に問題は解決しないと思われた矢先、幼女が纏っていたローブが半年前に集団で国道を練り歩いて日本を騒がせ、そして消えた謎の集団が身に付けていたものと似ていることが分かり、彼等の足跡を追ってたどり着いた建設途中で放棄された山奥のトンネルを抜けるとそこは自然に囲まれながらも周辺の大国に存在を脅かされ、汚職がはびこり、貧困にあえぐ小さな王国エストザーク。幼女の正体は王国で為政者に助言するほどの賢者だったのだ。軍から派遣された世話役の女剣士で大尉のソフィも加わり、シンとミチはフラットな視点で王国の現状を知るとともに、膨大なリチウムとニッケルが埋まっていることを知ったふたりは王国の未来を憂うメルとソフィの想いに応えるべく、トンネルで繋がった日本との国交樹立に向かって第一歩を踏み出そうとするが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-14 17:56:49
135768文字
会話率:64%
豊かな土地と温かい気候に恵まれたアムステル大陸中央部に位置する大国、ソリニフ。
ソリニフが大陸の全ての国を併合したのも今は昔、今となっては全盛期と比べ国土は半分になり、官僚の汚職と王位継承のいざこざによって衰退しつつある。
街にはそんな国
の住人から少しでも搾り取ろうと悪人が蔓延り、治安は悪化。今日の糧を得る為に殺人を行う者さえ現れる始末だった。
そんな都に一人の田舎者が行商に訪れた。本当にただの田舎者だった彼は、しかし他の者と違うところがあった。
優しい雰囲気の村に長く暮らしていたせいか、世間知らずで天然だったのである。
※勘違い要素マシマシでお送り致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-01 19:00:00
112700文字
会話率:34%
東京共和国。別名、インサニオ。
第二次世界大戦で、日本は連合国に対して本土決戦を挑み、完膚なきまでに敗北。焼け野原となった東京は、連合国による分割統治を受けることとなった。やがて東西の冷戦を経て、東京という街は時代の歪みや人々の欲望、張
り巡らされた両陣営の陰謀すらも飲み込んで。狂騒と繁栄が人々を惹きつける魔都、インサニオへと変貌を遂げたのだ。
そんな、力を持たぬ者は生き残れない魔都で、裏から日本人街という地区の平穏を守る自警団があった。
その名は、豊島一家。彼らは他の地区を牛耳るマフィアたちや汚職警官たちと時には穏便に、時には過激に、己が信念と理想を胸に対峙していた。
怠け癖のある短気な喧嘩馬鹿、仁衛幸平(にのえ こうへい)。
優しく美しい蹴り技の達人、豊島姫梨奈(とよしまきりな)。
元日本人の軽業金髪少女、六橋美奈(りくはし みな)。
見た目によらず頭脳派な金庫番、越後泰広(えちご やすひろ)。
そして、それら一家の面々を束ねる冷静沈着で幼児体型の銀髪少女、豊島理世(とよしま りよ)。
思想、信条、趣味、性格。てんでバラバラな彼らだが、胸に秘める理想はひとつ。
この街に蔓延る理不尽を、ひとつ残らずぶっ壊すこと。
狂騒の街を戦い抜く、『痛快侠客物語』が今幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-05 04:36:30
59923文字
会話率:40%
この街は雑多で無節操。警官汚職にカラーギャング、強盗自殺と荒れ放題。そんな街をはみ出し刑事二人は今日も駆け巡る。
最終更新:2018-12-03 18:35:34
16750文字
会話率:48%
働く高校生がテーマです。最初に登場する広志というマザコンの少年はボリビアでリーナという少女に片思いをしています。詳細は、しばらく本編には出てこない予定なので、説明と備忘録と練習を兼ねて「カクヨム」に投稿しました。別サイトにしていると参照し
やすいので便利ですね。
登場人物たちは激動の2022年を過ごします。他校との交流から大きな事件まで。成長していく少年少女たちをうまく描くことができたらいいなと思ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-22 18:00:00
24934文字
会話率:45%
成人した青年が貴族をやめて冒険者になる。汚職にまみれた貴族より、楽しい冒険が待っている冒険者がいいという青年は今日も非常識に、常識的に冒険をする。
※気分によって投稿しないかもしれません。不定期更新『アルファポリス』にも投稿してます。
最終更新:2018-09-03 06:58:42
5841文字
会話率:30%
社会科オタクが転生したら生まれたのは理不尽まかり通る王国
頼れる妻達や仲間達と共にこの国を作り直してやる。
政教分離、奴隷制廃止、汚職摘発etcやることが多すぎるけどやってやる!
最終更新:2018-08-17 23:37:26
6460文字
会話率:58%
1920年代から30年代初頭のアメリカでは禁酒法によって力を得たギャングたちが、都市の夜だけではなく昼間にまで勢力を伸ばしていた。
汚職と癒着によって警察機構も市民の頼りにならなくなったとき、人々は現実に叶えられなくなった正義をフィクション
の世界に求めた。
パルプ雑誌では、ザ・シャドウを始めとするブラックバッド、ファントム・デテクティブ、クリムゾンマスク、ザ・スパイダーなど、正体を隠しギャングに立ち向かう仮面のヒーローが活躍した。
ラジオドラマの主人公として人気を集めた。
1938年にスーパーマンがコミック誌に登場する前夜のことである。
その頃、日本では江戸川乱歩が「蜘蛛男」「一寸法師」「黒蜥蜴」などの通俗長編小説を書いて人気を博していた。
エロ・グロ・ナンセンスの時代、人々が猟奇をもてはやした時代である。
これは当時日本にパルプ雑誌があったなら書かれていたかもしれない物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-12 11:00:00
31719文字
会話率:36%
やる気まったくなしの奇怪な部下たちを抱え、苦闘の毎日を送る課長は、ある日ゴーストと遭遇!しかしゴーストは有能であった。課長の仕事を助け、おまけに疑獄事件まで発見!これがもとで悪魔の「警視庁」に追跡された課長は、ビルからダイブさせられるはめに
・・・しかし、意外や、課長は、あの奇怪な部下たちに救われる。実は部下たちも、ゴーストだったのだ!課長は、ゴーストたちとともに、あの嫌な「ビジネスのめまい」へ戦いを挑む!!
ブログ「新庄エフエヌダイアリー」に掲載したものをブラッシュアップしていくものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-20 07:49:34
91834文字
会話率:45%
汚職や背任行為で当事者としての義務を放棄した政府を立て直すために被選挙権を18歳に引き下げた近未来の日本。ひとりの少女が本当の意味での「きれいごとでない改革」のために出馬する。
最終更新:2018-04-09 00:02:05
7799文字
会話率:40%
ある日、人々は表現の自由を奪われた。かつて栄えたSNSや掲示板などは廃れ、過激な発言などをした者は国から文字通り消された。人々は恐れた。自身の発言でいつ国から消されるかわからないこと、そして容赦なく人を消す国に対し。
そんな中、1人の人
物が現れる。その人物はジャーナリズムを武器に国の秘密や汚職政治家などを暴き失職させていった。そしてその人物を人々はこう呼び始めた。
常勝無敗のジャーナリストと。
死後、強い恨みを持った人間は天国でも地獄でもない所に送られる。魂の救済屋、そう呼ばれる人物の元へ。救済屋はその恨みを持った人の復讐の代行をしている者だった。
所謂あの世と現世で繰り広げられる2人の主人公による、愉快痛快ジャーナリズム復讐ストーリー、それがこの物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-06 18:23:46
9241文字
会話率:62%
――世界は理不尽に覆われている。
――世界は常に弱者を食らい続けている。
――世の中に愛は無く、あるのはただただ相互利用ばかりである。
社会の歯車は軋みを上げ、近隣国からは戦争の気配を漂い始め、弱者を生贄に強者は悦に浸る。
そんな
日々の中を過ごすコンビニオーナー・狭間正吾。彼は常に自分勝手な本音を殺すように暮らし、そして自分勝手に行動する者達を憎んでいた。
マスコミの声だけではもう何も変わらない。議員ですら汚職騒ぎが常に起こっている。
全てを変えるには最早強硬手段しかない。
ならばどうする。どうやって全てを変える。――悩んだ先で彼が見たのは、特撮のヒーローだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-30 21:09:22
6684文字
会話率:7%
新国王エドワード2世の戴冠式を前にした一九〇二年の七月末、ホームズとワトソンはホームズの兄マイクロフトの仲介で外務省に呼ばれ、ランズダウン外相と林董(ただす)日本公使から直々の依頼を受ける。依頼の案件は紛失した英国と日本との極秘の軍事協約書
の捜索だった。日英同盟を結んだ日英は、条約公文とは別に秘密軍事協約を締結し、協約書には日露開戦時の英軍の満州派遣と日英の協同作戦計画が記されていた。もしこれが明るみになると日露のみならず、英仏をも巻き込んだ国際問題となるおそれがあった。
協約書はホテルの日本陸軍代表、福島少将の部屋にあったが、無人の密室となった部屋で、施錠した書類鞄の中から陸軍の協約書だけが姿を消してしまうという謎に満ちた事件だった。捜査の過程で、ホームズたちはドイツスパイの尾行を受けたり、ワトソンの医院にロシア工作員が侵入して銃撃戦となったりするが、ドイツとロシアが協約書紛失に関与したかは不明だった。
ホームズは、密室への侵入が事件当時フランス出張中の隣の柴中佐の部屋から行われたことに気づき、内部犯行の疑いを抱く。ホームズとワトソンは、ロンドンに戻った柴中佐と会い、彼が2年前の義和団事件で世界的に有名な人物であり、謙虚で誠実な人柄であることに好感を持つ。
同じ頃、ホームズは日本海軍関係者が軍艦建造で巨額のコミッションを取っている噂を聞き、その窓口が海軍駐在武官玉井大佐であることを知る。さらに、協約書は鞄自体がすり替えられて盗まれ、これが玉井大佐によって仕組まれたことを突き止める。また、英国の諜報員シドニー・ライリーからパリの日本公使館の陸軍駐在武官明石中佐という人物がこの事件に関わっていることを聞く。
明石は、二枚舌の英国が始めから軍事協約を履行する気などなく、日本敗北を予期してフランスと密約を交わしていることを知り、汚職軍人の玉井を強迫して協約書を盗ませ、日英軍事協約を阻止しようとしたのである。
しかし、玉井は鞄を用意しただけで、事件当時はアリバイがあった。鞄をすり替えた実行犯は誰か? やがて、それが全く意外な人物だったことを知ったホームズとワトソンは、ドーバーに急行して海峡渡船で大陸に渡ろうとするその人物と協約書を追う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-23 18:38:05
116197文字
会話率:63%
とある王都に、美しく聡明な王女がおりました。
王女は汚職にまみれた王宮の上層部の総入れ替え、異論を唱える者を次々に切り捨てる……そんな強引な方法は人々の反感を買い、気がつけば[嫌われ王女]と呼ばれるようになりました。
そんな王女の元へ異世
界から、聖女が召喚されました。
これは嫌われ王女が思い悩みながらも、婚約破棄をするお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-03 21:00:00
5704文字
会話率:20%
事件は伊豆高原にある元保養所内で男女二人の遺体が発見されることから始まる。二人の遺体は灯油で焼かれ遺体の損傷が激しく当初身元の特定には時間がかかることが予想された。だが、男性の方はすぐに所持品等からこの元保養所のオーナーであった元アパレル
会社(社名はダイヤスタイル。既に倒産)社長の水谷一郎(みずたにいちろう)と判明する。女性の方は暫く不明だったが、捜査から水谷の元愛人の一条幸恵(いちじょうゆきえ)(ダイヤスタイル元社員)と断定された。そのことから捜査本部は前の会社に係る怨恨の線で捜査を進め、その結果二人に恨みを抱いていたと思われるダイヤスタイル元経理課長の高田宏(たかだひろし)が捜査線上に浮上する。捜査本部はこの高田を厳しく追及して自白を迫ったが、彼は決して罪を認めることはなかった…。
その様子をじっと見ていた所轄署刑事の児玉(こだま)は高田犯人説にはいくつも無理があると指摘して捜査方針を転換させる。児玉は既に特定されている被害女性の身元についても疑問を持ち始め相棒の丸山(まるやま)刑事と共に新たな捜査を始めた。しかし、その矢先に捜査に圧力がかかる。圧力の出元は水谷一郎の旧友で現職経済産業大臣の村田孝一(むらたこういち)であった。捜査本部はたちまち機能不全に陥る。しかしその圧力のことは児玉ら第一線の所轄署刑事には何も知らされはしなかった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-02 20:10:56
303483文字
会話率:56%