権能、それは全ての人間が手にし、扱うことが出来る力。権能が示す言葉は人によって違う。
夏奈は悪漢に襲われ、危機に瀕した際に権能を目覚めさせた。
その数年後、夏奈は特別高等保安局員となり、日々を過ごすこととなる。
【権能】と共に人々が過ごす世
界、人々は何を感じ、何を行い、何を語るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-26 21:32:27
5415文字
会話率:44%
魔王。それは、『魔物を生み出す』という人智を超えた権能を持つ存在。
不死とも呼ばれたそんな魔王を倒した三人の英雄がいる。
内の一人、『封魔のヴェルテ』。
彼は魔王討伐後、故郷近辺の森林にある親友の墓参りへ赴いていた。
そこで、英雄
である彼の運命を狂わす出会いを果たす。
墓標として建てていた石碑に纏わり付く魔物の影。
肉塊にただ目玉と不揃いな口をつけただけのような見た目をした、数々の魔物を倒した彼ですら初めて見るその悍ましい魔物は明らかに何もできない低級のものだった。
彼は親友の墓を汚すその魔物を一閃しようとした。──が、魔物は魔法を極めたはずの彼が絶句するような、想像を超えた魔法を行使する。
『入れ替わり』
それは、肉体を奪い魂を交換するという馬鹿げた魔法。
彼はその魔法と魔物の存在について、一つの可能性を思い出した。
自分以外の他の二人の英雄が研究していた禁忌の古代秘宝にそれに近しいものがあった。
こんな異常事態を招いたのは、異常者としか思えないあの二人による謀りと見て間違いない。
肉体を奪われ低級魔物に身を堕とされた彼は、踵を返す自分自身だった背中を見上げて誓う。
この姿で生き残り必ずあの肉体を取り戻す。そして、なんとしてでも自分をこの状況へと陥れた二人の英雄を見つけ出し、殺す。
冒涜の錬金術師──ディラ=フェルディア。
傀儡の異端官──シシリア=デンフォード。
もはや英雄でなくなったヴェルテの殺意の渦はこの二人に向けられた。
──が、彼は知らなかった。
英雄たちの思惑と、ヴェルテに与えられた試練の真実を。
◆◇◆
短編を書いてみたくて執筆しました。
4日連続更新、5話で完結する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 12:06:56
33013文字
会話率:19%
かつて人間と魔族が共生していたこの世界では、とある事件を切っ掛けに種族間の対立に発展してしまう。病を患ってしまった妹を治すべく旅に出ていた奇石野大輝は道中で命を落とし、自身に与えらえた使命を知ることになる。記憶を失う代償として与えらえた「死
に戻り」と唯一の権能「幻想殺し」の力を駆使して、彼はどう運命に抗い、何を成し遂げるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 13:12:09
437文字
会話率:50%
病弱で寝たきりの妹と、そんな妹を付きっ切りで介護する姉。
二人は元女神で、双子の姉妹だった。
そんな二人はお互いに恋愛感情を抱いているが、『今の関係が壊れるかもしれない』という恐怖と、『自分のせいで相手を苦しめている』という罪悪感から
、お互いあと一歩を踏み出せない。
それでもお互いは幸せで、充実した毎日を送っていた。
しかし、それは人間の手によって突然壊される。
かつて妹を助ける為に力を使い果たした姉と、そもそも病弱な妹は、為す術なく捕らえられてしまう。
ある実験の為に姉は感情を奪われ、妹は殺された後その魂を姉の中に入れられた。
しかし、妹は姉の中で生きていた。
「わたしの権能《夢幻》で創った世界で、今度こそ幸せに暮らそう」
そう語りかけてくる妹の声に、姉は感情を取り戻し――、―――、ある決断をして――、権能《破壊》を行使し、自分もろとも今のこの世界を破壊した。
ここは妹が権能《夢幻》で創り出した、『姉妹』と『家族』だけの為の夢の世界。
巨大な世界樹と大森林。その上には巨大な浮遊島がある、小さな世界のはずだった。
しかし、とある理由により一時的に権能が解除されたこの世界は、妹の意思とは無関係に広がり、一つの巨大な世界が出来上がってしまった。
更に、周辺国家が勝手に大森林を開拓し自国の領土とした挙句、姉の為に創造した幻獣たちまで殺される始末。他にも問題は山積みで……
「ねえ、わたしがお姉ちゃんと家族の為に創った世界で……なにしてるの……?」
その事実を妹が知った瞬間、周辺国家が滅びるまでのカウントダウンは始まった――
全ては『お姉ちゃん』と『家族』の為の世界を取り戻す為に――
『お姉ちゃん第一主義の妹』と『妹第一主義の姉』、そしてそんな姉妹を温かく見守る『家族たち』による、蹂躙冒険譚&百合系のんびりスローライフ!
そして『姉妹の恋』の行方は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-20 19:29:15
18126文字
会話率:24%
この物語は異世界転移を果たした二人。神眼と紅色の本レガリアを持つ【紅き】の原作者と、神の権能【神眼】持つ白の神の少女が織り成す、救済系異世界バトルラブコメディー。
【あらすじ】がない異世界で、神眼の継承者は今日も世界を救う……。
最終更新:2023-11-16 22:00:00
35747文字
会話率:38%
全ての人間種が、何らかの権能を持って生まれる世界。
全知全能の創造主の力を、全人類で分割したがために、数が増えるに従って一人一人の持つ力は小さくなり、自身の権能が何なのかも知らずに生き、死んでいくのが平民の当たり前となった時代。
今こそ
世界を我が物にせんと、悪魔が動き始めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-14 07:00:00
390904文字
会話率:37%
「あらゆる法則、神をも容易く超えるそれは、理外の力」
自分の愚かさ故に、電車に撥ねられ死亡した主人公。或川黎人
自らの存在が消える間際、残滓と名乗る存在から、使命と力を与えられる。
使命とは「全ての世界の崩壊を阻止すること」であ
り。
そして与えられたのは、あらゆる理を凌駕する、神をも超えし、絶対の権能––––––––「理外の力」だった。
「私と契約を結べ」
最初に目覚めた森で出会った、幼い容姿に似つかない口調でそう持ちかける少女。
彼女の目的は、あるひとりの少女を殺す事だった。
少女との出会いは、主人公に契機とも呼べる運命をもたらすこととなる。
異常な身体能力を持つ存在や、初見殺しや広範囲回避不可の即死攻撃が溢れる理不尽な世界。
そんな世界で目的を果たすため、そして、仲間を守るために前へ進む主人公が征く、異能力バトルハイファンタジー。
(ネタバレ防止のために深くは言えませんが、決して異世界転生・異世界転移ではありません)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 07:41:21
395489文字
会話率:24%
かつて魔界で最強の座に君臨していた吸血鬼の真祖 メラヴァル=ロードアウト
しかしある日、9人のデビルハンター達に強襲を受けて敗れてしまい、彼女は9個の権能を奪われて封印されてしまうことに。しかし1000年の時を超えて封印は解けたが、魔界は既
に滅んでしまっていた。
目覚めたメラヴァルはDH(デビルハント)アカデミーという悪魔狩りの養成学校で自身の権能が、あのデビルハンター達の末裔が各々保有していることを知る。
全ての権能を取り戻す為、彼女は正体を隠してアカデミーに潜入することを決意するのだった。
※この作品はカクヨムでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 00:22:29
17148文字
会話率:45%
だらしなく平穏な日々を送る高校生・天之 光。その怠惰な生活は"通り魔"と呼ばれる災害に巻き込まれて終わりを告げた。
光は、幼い頃に口にした「神の血」から得た権能を武器に、地上に現れた魔物と戦う。
はたして彼は、魔物
に怯え恐怖する人々の希望の星、天の光となれるのか。
※カクヨムにも掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 18:00:00
69686文字
会話率:45%
「——だから、これは契約による婚姻だ。私が君を愛する事はない」
気がついた時。目の前の男性がそう宣った。
婚姻? 契約?
言葉の意味はわかる。わかるけど。でも——
♢♢♢
ある夜いきなり見知らぬ場所で男性からそう宣言された主人
公セラフィーナ。
しかし彼女はそれまでの記憶を失っていて。
自分が誰かもどうしてここにいるかもわからない状態だった。
記憶がないままでもなんとか前向きに今いる状態を受け入れていくセラフィーナ。
その明るい性格に、『ろくに口もきけないおとなしい控えめな女性』と聞かされていた彼女の契約上の夫、ルークヴァルト・ウイルフォード公爵も次第に心を開いていく。
そして、彼女のその身に秘めた魔法の力によって危機から救われたことで、彼の彼女を見る目は劇的に変わったのだった。
これは、内気で暗い陰鬱令嬢と渾名されていたお飾り妻のセラフィーナが、自分と兄、そして最愛の夫の危機に直面した際、大魔法使い「白蓮の魔女」であった前世を思い出し、その権能を解放して時間を逆行したことで一時的に記憶が混乱、喪失するも、記憶がないままでもその持ち前のバイタリティと魔法の力によって活躍し、幸せを掴むまでの物語。
▪️アルファポリスさまで先行掲載中。ファンタジー大賞にエントリしています。
▪️なろう版同名の前後編短編は一人称、こちらは三人称に変更して改稿した長編連載版になります。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 22:10:20
71184文字
会話率:21%
「——だから、これは契約による婚姻だ。私が君を愛する事はない」
気がついた時。目に映るいかにも金髪碧眼な男性がそう宣った。
婚姻? 契約?
言葉の意味はわかる。わかるけど。でも——
♢♢♢
ある夜いきなり見知らぬ場所で男性から
そう宣言された主人公セラフィーナ。
しかし彼女はそれまでの記憶を失っていて。
自分が誰かもどうしてここにいるかもわからない状態だった。
記憶がないままでもなんとか前向きに今いる状態を受け入れていくセラフィーナ。
その明るい性格に、『ろくに口もきけないおとなしい控えめな女性』と聞かされていた彼女の契約上の夫、ルークヴァルト・ウイルフォード公爵も次第に心を開いていく。
そして、彼女のその身に秘めた魔法の力によって危機から救われたことで、彼の彼女を見る目は劇的に変わったのだった。
これは、内気で暗い陰鬱令嬢と渾名されていたお飾り妻のセラフィーナが、自分と兄、そして最愛の夫の危機に直面した際、大魔法使い「白蓮の魔女」であった前世を思い出し、その権能を解放して時間を逆行したことで一時的に記憶が混乱、喪失するも、記憶がないままでもその持ち前のバイタリティと魔法の力によって活躍し、幸せを掴むまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-14 22:21:13
21934文字
会話率:14%
人類は微細粒子状の機械バイオナノマテリアルを使って、体内の状況を把握したり、体内にデバイスを埋め込んだりと、生活を豊かにしていた。
百合は学校の帰りに友達の鈴音(ベル)と共に、入院している妹の絵里のお見舞いに行く。
だが、医者である百合と
絵里の両親が、絵里を治療しているバイオナノマテリアルをアップデートした途端、バイオナノマテリアルが暴走し、世界に「大進化」をもたらした。
大進化の直後、絵里は両親を殺害し、姿を消してしまう。
以降、生命はすべからく不死になった。
百年の後、ユリは大進化によって得た「権能」を使って、死を欲する人に死を与える<至天の案内人>として活動しつつ、妹を探す旅を続けていた…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
すでに完結まで書ききった作品を、日々1500~2000字くらいを目安にアップロードしていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-28 02:14:02
124597文字
会話率:38%
数多くの勇者が召喚され、死んでいった異世界に、ついに女神は魔王を倒せる可能性がある魂を召喚することに成功した。
名前はトラ、猫である。
現世で不遇の死を迎えたトラは、500億の一人の逸材として選ばれた。
女神は、トラに人間の姿と知恵を与え、
権能が及ぶ限りの様々なスキルをセットとして与えて、魔王討伐の願いをこめて地上に送り出す。
異世界史上、最も強い加護を持って転生した若者の姿の勇者トラは、人間の姿と知恵を与えられたが、人間の常識は与えられていなかった。
純粋な人間にしか人権を認めないブリージア聖王国に転生したトラに、女神は心配してお供をつける。
天界でも最高位の天使が、ケットシーの姿で地上に下ろされた。
人間の希望として、聖王国の面々は勇者トラを受け入れる。
勇者トラはとても純粋に、猫だった。
最強の勇者であると同時に、人間としての常識を持たないトラに、聖王国の人々が振り回される。
果たして、勇者トラは魔王を倒せるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 15:05:33
156595文字
会話率:46%
太陽の神と月の女神の争いで命を懸けて人類を守ったことにより英雄になったオルテガ。
太陽の神から2度の転生が約束されていたので、400年後転生を果たすが、なんと女になって転生してしまう。
太陽の神と月の女神の争いは3回勝負である、この先どうや
って戦えばいいのか途方に暮れる。それでもなんとか兄弟たちの力も借り、七つの権能を駆使して戦っていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 12:53:19
42638文字
会話率:41%
何も無い人生で事故死。
幼子として転生し、両親に愛され、生を感じる日々。
ひとつの出会いが全てを変える。
魔法に魅入られ、魔法を極めんと発起する幼子は……
気が付けば村生まれの幼子から大陸最大国である神聖国の神子になっていた!?
教皇と聖女に並び立つ100年空席の神子の座に座り、幼子は何を成すのか。
空想のお友達を作ってしまうほど、小心者な幼子は神子の圧倒的な権力と神の権能を与えられ、神子のお勤めを果たそうとする!……のかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 10:28:48
736350文字
会話率:44%
【毎週金曜日 17時投稿予定】
(※もし投稿されていない場合は予約ミスだと思うので、ツイッターの方にご連絡いただければ対応できると思います。→https://twitter.com/kuroyonosuke)
【あらすじ】
目覚めるたび
、幼いころの夢を見ることに悩まされる少年、天名夜凪(アマナヨナギ)。
彼は『四方界(シホウカイ)』と呼ばれる異能をその身に宿し、世界を維持する力を持つ『巫女』と呼ばれる権能を宿した存在を影から護っていた。
そして、この世界の『巫女』、皆方彩音(ミナカタアヤネ)を狙う手もまた存在している。
世界と『巫女』を手中に収めようとする一族、『ナイギ』が送り出す先兵を迎え撃ち、終わらない戦いに終止符を打つため。
少年は一人、日常に迫りくる災厄に立ち向かうためその力を振るう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 23:00:32
1099870文字
会話率:57%
勇者パーティーが旅に出て半年後、勇者は死んだ。
そして勇者の権能はパーティーの一人だった盗賊の男に受け継がれるのであった。
勇者が死すれども旅は続く。
「なぜなら俺が勇者だからだ」
最終更新:2023-06-27 23:07:33
3649文字
会話率:23%
授業中居眠りをかましていた主人公[夏目勇一]、が次の瞬間光が突如現れた。勇一は気づくことも無く起きた時には別世界に飛ばされていた。そこは剣や魔法が物を言う世界、運動も勉強もイマイチパッとせず、ずば抜けて何か出来る訳でもない愚図みたいな主人公
がチート能力も権能も何もなしで生き抜く!いや生き抜けるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 21:36:31
167396文字
会話率:53%
西暦2100年。
地球温暖化が深刻化し氷の大地は溶け海面水位は上昇。国土を失った弱小国と未だ広大な大地を持つ強大国の間では国際問題が起き、その結果人類は三度目の世界大戦へと突入する。
国力の差は大きく誰もが強大国の勝利を確信していたそん
な最中、一つの弱小国が天使と言われる未知の存在の亡骸からとある物質を発見した。
それは『アルス』。
研究の末、弱小国はアルスに適合する子供達への人体投与に成功。『アルスチルドレン』と呼ばれる子供達は異能の力である『権能』を操り強大国を蹂躙。
戦争は弱小国連合の勝利で幕を閉じ、アルスチルドレンは英雄として崇められ世界は平和へと向かった。
そしてその戦争から100年が経ち、平和になった神国二ホンに住むアルスチルドレンの少女、花宮サクラは世界に7つしかない『神立』の名を冠す最高峰の学校、神立アルフィアス高等学校へと入学を果たす。
サクラは突如消えた親友レイが学園に居ることに気付き彼女を探すために進学したものの、本人の意図しない様々なことに巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 13:30:43
3287文字
会話率:40%
ブラック企業に勤める会社員、田中和彦は地獄の30連勤を乗り越え、疲れた身体の中自宅で深い眠りにつく。しかし、突如として起こった頭痛と共に【空間魔法使い】を手に入れる。
そして、再び深い眠りから目が覚めると、地球は一変していた。通じない電話
、付かない電気に疑問を持ちながら外に出ると廊下の先にいたのはゴブリンだった。
何もわからず、その場から逃げだした田中和彦はある時、自分の身に起こった権能を知る。
※本作で登場するキャラクター、及び名称は現実の企業・団体・個人とは一切関係がありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 05:01:45
118190文字
会話率:43%
魔物に襲われ、母を失った事故により感情が希薄となり、「フォーデルハイドの呪われた人形」と呼ばれるリディアーナは、王命により王太子との婚約を解消して老辺境伯の元へ嫁ぐことになる。しかし辺境に向かう途中で護衛団に夜の平原に置き去りにされ、白銀の
魔狼フェンリルに襲われる。
「脆弱な肉体に、愚鈍な精神――ようやくあなたを見つけ出したというのに……」
嘆くフェンリルに殺されそうになったリディアーナは、思い出す。自分の前世が魔王であったことを。そして権能【女王の氷華(オートデバフ)】に目覚め、フェンリルを服従させる。
「我が《氷の魔女》……! このヴァルター、今度こそ命尽き果てるまで、あなたをお守りいたします……!」
(この従魔、忠誠心が強すぎる……!)
そして人の姿となったフェンリルと共に、冒険者として魔物を倒したり、疫病を治したり、魔王城を攻め落としている内に、辺境の英雄となっていくリディアーナだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-09 19:15:48
105117文字
会話率:38%