高校一年生の石井太陽は父親が捕まり、母親に大事なピアノを売られてしまう。時期も悪く、事故で祖父が入院してしまい、石井一家は貧乏まっしぐら。太陽は必死にアルバイトしてお金を入れるも、両親は外食三昧だ。アルバイト先には同級生の黒須賀大月が入って
楽しく働いている。しかし、太陽の両親に対するストレスは相当なものだった。そんな毎日を変えようと風神美優に相談。すると音楽で、お金の稼げる世界に来ないかと誘われる。
音楽が一世を風靡する、月影と呼ばれる怪物を倒して肉片や血液を金貨に変えるという世界だった。
ある日、妹の桜歌が半分、月影化することになり、太陽は治す方法と金持ちになる方法を巡って奔走することになったのだった。
日曜日更新です。ゴールデンウィークも出没する日があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 10:26:17
481385文字
会話率:58%
広島県尾道市にある山陰月影高校で事故が連続で発生した。いずれも階段を昇っている生徒が足を滑らせて怪我をするという事故だった。奇妙な事に同じ事故が3ヶ月で3度も起きていた。ただの偶然という声に交じって、奇妙な噂も出回っていた。それは「誰かが足
を引っ張っている」という噂だった。興味を持った女子生徒・琴崎おとねは密かに調べ始めた。学校で起きる怪 調査ファイル 001折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 14:08:25
733文字
会話率:0%
ラロシェル大陸は、かの戦火から復興しつつある。
大陸の北部にいる大国・メルフィーナ帝国。
魔導工学が優れるメルフィーナ帝国は、その技術に頼られ、大きく発展した。
軍事だけではなく、生活の中でも、魔導技術に基づいたものが色々ある。
鉄道、照
明、娯楽。そしてついに近年、遠距離通信技術も。
帝都の近郊、クリス。
そこは、帝都近郊にいながらも、自然が豊かんだ土地。
そして、帝国随一の学園、メルフィーナ魔導学園の所在地でもある。
時は春。
かのクリスの地に、学園の新入生たちがやってくる。
北の辺境伯の息子 レーベル
由緒正しい名門の令嬢 メインフィナ
彼たちは、学園で色々な人と出会う。
生真面目な生徒会長 エリセ
穏やかで、頼れるお姉さんみたいな三年生 シルフィ
不良らしき、だが頼れる二年生 アストリア
寮長を務める三年生 ユーリシア
そして、この地に眠るシークレット…
運命の渦の最中に投げられた彼たち、その行方は…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 11:09:46
45582文字
会話率:54%
クリスマス。
それは、家族団円の日もあって、互いに思う人たちが自分の気持ちを確かめる日もある。
そんな日、一人の少年が改めて自分んp気持ちと決意を確かめる。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――
もっと時間があれば、よりよい文章を書けると思うのですが、今日中発表しなかったら、書いた意味がなかった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 22:41:05
7360文字
会話率:68%
これは、あるパーティーでの出来事。
そこには、一人の少年と一人の少女の過去が紐解かれる――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
このままじゃ以前書いたものを書き直さなければ…
最終更新:2022-11-20 09:07:34
14882文字
会話率:58%
10年前。この世に生を受けたばかりの1人の赤子に顕現した、忌まわしき力を示す暗く紅き刻印。
その力を手に入れようと赤子に迫る者達と、赤子を…ひいては世界を守る為に奮闘する若き守護者達。
その戦いの軌跡の物語。
同時執筆:エブリスタ、アル
ファポリス折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 14:59:08
19029文字
会話率:47%
戦争によって大切な人達を失ったウィロ・グラベルは、その戦争を起こした帝国へ復讐を誓う。
十年後、成長したウィロは帝国と敵対する連合国の諜報員となり、兵士として帝国内に潜入していた。
そんな彼の潜入先に奇妙なものが護送されてくる。
最重要
機密とされたそれは、かつて失った大切な人によく似た少女だった。
さらに何故か彼女に諜報員だとバレたウィロは、黙っている事を条件にあるお願いをされる。
「私を・・・ここから連れ出して欲しい」
そうして彼女の手を取ったウィロは、銀色の光を巡る戦いに巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 21:26:38
16444文字
会話率:27%
蠍座の赤い一等星の名前を知っているか?
最終更新:2024-02-17 07:00:00
245文字
会話率:0%
めんどくさい事がとにかく嫌いな「月影」は、入部する部活を探していた。足を止め、何故か惹かれたその部活の名前は『天体観測部』。
月影は試しに部室に入っていった。しかし、その部活には大きな問題があった。
最終更新:2024-02-06 19:46:04
12060文字
会話率:34%
前世で平凡か平凡よりも少しいいかのスクールカーストの中間あたりにいたオタクな主人公が、気が付いたら主人公がいた世界で流行っていた人気作品、正義と悪の組織と怪獣が織りなすファンタジー作品『終末の終幕』に出てくる、異能力が粒子操作の悪の組織の幹
部直属の部下で嚙ませ犬な存在のコードネーム『統禦(とうぎょ)』こと尾崎花月になっていた、そして、まさかの原作主人公は妹的存在な幼馴染で、上司である『月影』はまさかの幼少期から一緒にいた幼馴染で…
そして、初登場時に倒されなかったことでストーリーにも大幅な変化が生じてきて…
異能力と怪獣と正義の味方と悪の組織の現代ファンタジー×SFものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 15:42:01
740文字
会話率:13%
アリの王子さまが住む家は砂糖菓子のお城。
兵隊さんも料理長さんも庭師さんも砂糖菓子でできている。
森に住む三匹の虫たちはアリの王子さまのお友達。
みんなで仲良くくらしていました。
けれどもアリの王様が亡くなってしまってから、哀しんだ王子さま
は友達を遠ざけてお城に籠もってしまいました。
そんな時アリの王子さまは一つの夢を見ます。
その夢とは……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 12:51:04
5647文字
会話率:12%
満月が煌々と輝く夜、京都のとある山中で事件は起こった。多数の死傷者が出たのだが、それは決して世間には知られることはなかった。それから十五年後――――冬馬(とうま)は四年前に親友を亡くして引き籠っていたが、何とか立ち直って高校卒業後に就職する
こととなった。その仕事とは、冬馬が幼少の頃に他界した父が関わっていた仕事だという。何も知らずに働くことになった冬馬だったが、その仕事とはとんでもなく特殊な業種だった。なんと、守護師(しゅごし)という霊気を使って悪霊を退治するという呪術者のことだったのだ。冬馬は下宿先に向かった早々にいきなり悪霊との戦いに巻き込まれてしまい、そこで陰陽師や他の守護師たちと出会うことになる。急転直下に展開されていく状況下で、次第に冬馬の体に流れている血の素性が明らかになっていく。これは偶然ではなく、全ては十五年前に起こった事件からすでに動き始めていた運命でもあったのである。 ※守護師には一人一人に過去があり、それぞれの想いを抱いて生きています。異能力バトルがメインですが、人間模様もじっくりと描いていますので、そこを注目して頂けると幸いです。また、登場する戦国武将や歴史ついては個人的見解や仮想を含みますのでご了承ください。尚、この物語はフィクションです。登場する人物名や団体名等は架空のものであり、実在のものとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-02 14:14:33
379531文字
会話率:45%
エレメンター、神話時代から存在する、神が魔力の使用を認めた者の総称。
彼等は精神と物質を繋ぐ力、魔力によって元素、現象をはじめとした森羅万象を操作し、悪魔撲滅を天命として戦い続ける。
そんな中、クロノス暦4096年、地球では西暦20
20年。
山滉穎達は、暗黒世界と自然休戦中の魔境に召喚された。そこは、かつて神話時代での戦争により、創らざるを得なかった第二の地球。
魔境に召喚された滉穎達は地球への未練もないため、魔境で生涯を終えることやエレメンターとして生きることを選択する。
しかし、八年後暗黒世界との大戦争を終結させる彼等には当然の様に困難が待ち受けていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 00:00:00
352974文字
会話率:21%
本編『月影のエレメンター』の設定を書きました。設定だけが煮詰まり、ストーリーが遅々として進まない私の自己満足のために用意したものです。
投稿は私の気分次第となりますが、要望があれば優先的に書かせていただきますのでよろしくお願いします。
また、本編が進むにつれ、明かされる情報も有るので、そういった類いのものは追加で関連する単語の解説に行間を空けて挿入することになります。
ご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 01:00:00
93848文字
会話率:1%
今から四十一世紀も昔、遠く離れた異世界で。
軍団をもって大河を渡り、大軍を率いて砂漠を踏破し、大山脈を超えた一人の男がいた。
男は、圧倒的な武力でもって異民族を支配し、蛮族を征討した。
男は、長く続いた動乱の時代を終焉に導き、旧体制
の破壊を実現させ、新しい秩序を創造した。
その男の名を、フレイマー・フェニックスという。
後に、「原初の皇帝」、「炎帝」と呼ばれ、畏れられ、そして敬われた男であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 08:00:00
2266文字
会話率:2%
類稀なる音楽の才を持つ少年・エルムは、ある時突然に聴覚を失ってしまう。失望した親に体良く追い出され、各地を彷徨う彼の終末とは?
『アイオライト〜五つの石と真実の旅〜』、『ぺーレ・ディ・チェマリュの百科事典』、『月影のレクイエム』、『混沌』の
Shiryuが描く、波乱万丈な大作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 09:51:47
22283文字
会話率:57%
ある晩、忽然と姿を消した侯爵令息-。公子、シリル・ド・アグナルは、その怪事件の捜査を第一王子に頼まれ、渋々引き受けた。
しかし捜査は難航し、王宮内にも不穏な空気が漂い始め⋯⋯。
さて、国の運命と、捜査の行く末はいかに⋯⋯!?
ツッコミどこ
ろ満載!波乱万丈!
苦労人貴族と奔放な王子の絆を描く、ドタバタで不可思議な物語!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 17:10:18
6450文字
会話率:56%
近未来の東京に降り立った一人の狼人間が仲間との出会いを通し、月に思いを抱きお話。。。
最終更新:2023-12-02 04:58:25
21171文字
会話率:28%
グラン王国を牛耳るのは、赤の女王。その国民は、赤の女王の悪政に苦しんでいた。
そんな中、レジスタンスを結成していたアレスの父ジャンと仲間たち。クーデターを起こそうと意気込んでいた。それに反対するジャン。武力ではなく、対話が必要だという。
そんな言い争いの中、アレスは病気に臥せっている母の元へいくと、今にも息を引き取りそうな状態。アレスは父を呼びに行くが、そこに姿はなく、王宮へ訴えに行った後。アレスは、追いかけたが、そこにあったのは殺された父の姿だった。
それを見て、アレスは決意する。
赤の女王を殺してやる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 11:46:18
74637文字
会話率:40%
憧れる上司との出会いと別れ。女性から女への変化。上司に連れて行ってもらったストリップ劇場での衝撃。上司と別れた後ストリッパーになり、いつの日か小屋に来る上司を待ちながら今日も踊り続ける女の物語。
最終更新:2023-11-16 22:29:35
40043文字
会話率:60%
ひよこ女子なぴよ、転生して新たな冒険に旅立つ
最終更新:2023-10-24 00:55:13
2390文字
会話率:30%
―「君は、伝説を超えられるか?」―
神々の期待と野望を一心に受けながら、その剣士は"血の原罪が生まれた地"へと向かう。
彼はまだ、微塵も予感していなかった。戦いの果てに待ち受ける、自らの宿命について――。
『太平の世界・アンダーヘブン』を救った"転生勇者・吹雪征夜"。
女神の命を受けた彼は仲間と共に、破壊者を探し求めて『戦乱の世界・ストラグルアリーナ』へと歩みを進める。
新たな大地に降り立つと、そこは巨大な戦場。
様々な人種や国が入り乱れる、"戦国の様相"を呈していた。
価値観や宗教観の違う者達は、分別なく同じ世界に転生した事で混乱し、戦う事でしか生を確かめられないのだ。
人類の歴史は、闘争の歴史である。
その現実を思い起こさせるように、彼らの前には凄惨な光景が突き付けられた――。
征夜たちは戦乱を収める為に、"平和維持軍精鋭部隊・rebellion wolf隊"に入隊。
この世界において最も危険な男、"覇王・神宮殿 雁月"の討伐を目指す事となった。
宇宙オタクで男嫌いな"天文学者"、宙道アメリア。
真面目だが絶妙に貧弱な"化学者"、宙道イーサン。
驚天動地で予測不能、無軌道な言動に走る"謎人間"、土屋蜜音。
その他にも、個性的なメンツが揃った部隊を率いる征夜は、仲間と共に戦火へ身を投じていく。
希望と絶望が交錯する過酷な戦場にて繰り返される、出会いと別れ。
絆と憎悪に染め上げられた一人の剣士は、戦いの果てに何を見るのか。
『運命で定められた敵』と出会い、『300年前から続く因縁』と、『自らが背負った呪い』の意味を知った時、吹雪征夜の人生は"宿命"に向けて加速する。
後の世に語り継がれる"無頼勇者の伝説"。
今ここに、新たな冒険が始まった――。
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※今作は、『無頼勇者シリーズ』の第二部です。
※確実投稿(高頻度で休む)です。
※基本的に三人称視点です。
※アルファポリスでも連載中です。
※3部作で一区切りです。その後の話は、オムニバス形式で完結編に統合します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 07:21:43
146833文字
会話率:37%
FPSゲームの世界で頭角を現していた男トールの正体は、引きこもりの少年――月影透だった。
過去のいじめを乗り越える事が出来ず、ひたすら完全没入型VRゲームに溺れる毎日。
しかし、そんな日々は突然終わりを迎えた。
――現実とゲーム世界の融合
。
本来ならば絶対にあり得ないことが起きてしまったのだ。
そこをきっかけにゲームは第二の現実世界、いわば異世界となり、かつて透に傷を負わせた現実世界は、人間の文明を嘲笑うかのように呆気なく崩壊した。
現実しか知らなかった者は世界の崩壊に巻き込まれたが、ゲームを自分の居場所としていた者は、そちらに逃げることができた。
斯くして月影透は、トールとして第二の人生を送ることとなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 07:14:45
42683文字
会話率:40%
手違いで異世界へ召喚された落ちこぼれ高校生ショウマ。
彼は一緒に召喚された【全てを断ち切る】スキルの少女と行動を共にしていたが、突如として魔物の襲撃を受ける。
暴行され、遂に皆殺しというその時、彼は頭の中から覇王を名乗る声を聞いた。
『貴
様――死にたくないのなら、その小娘に【俺】の封印を断ち切らせろ』
声に導かれるまま、彼は腕に浮かんだ枷を少女に断ち切らせ、覇王の封印を解く。
覇王に覚醒める彼の身体。桁違いの力で魔物を瞬殺し、彼は言い放っていた。
「最強の覇王である俺に軽々しく触れるなど、万死に値する!」
覇王を宿す少年とその封印を断ち切る少女による、壊れかけた世界を救う戦いが始まる。
※本作はカクヨム様、ノベルアッププラス様へも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-15 19:19:22
325762文字
会話率:40%
闇夜の中で、白い布に身を包んだ少女は『恐ろしい何か』から逃げていた。
しかし街の中を駆けていた彼女はついに捕まり、追手によって無残にも殺されてしまう。
一方、普通の高校生、御影宗谷はある日、
電車の迫る線路の上で助けを求める中年男性の姿を
目撃する。
彼は男性を助けようとするが、周囲の人間に男性の姿は『視えて』いなかった。
何故なら、その男性は『数日前に電車に飛び降り自殺を図り、既に死んでいた』から。
やがて宗谷は気付く。
自分は『他の人間には見えないものが視える』のだと。
『視える』のは、死んだ人間が死の間際にその場に遺した『残留思念』
しかし、『視える』のはそれだけではなかった。
――無数の触手、巨大な体躯、裂けた口から覗く無数の牙――
彼は月夜の中で、黒く異形な化け物の姿を『視る』
※本作はノベルアッププラス様へも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-10 17:35:54
138848文字
会話率:38%
「あの女の人、もうすぐ人を殺すわよ」
“どんな秘密でも知ることのできる”紫色の髪の少女。
“どんなものでも断ち切ることのできる”青い髪の少女。
普通の人間にはない特殊な能力を持つ、二人の少女。
ある日、彼女たちは偶然にも、道端ですれ違っ
た女が恋愛のもつれから「これから殺人を犯そうとしている」ことを知ってしまう。
少女たちは女に話しかける。
しかしその内容は、自分たちが特殊能力をつかって殺害を代行するという提案だった…!?。
本作品は作者ブログ『水面に浮かぶ古き書庫』 https://cross-age.hatenablog.com/ にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-01 19:31:27
4300文字
会話率:44%
学力エリートや富裕層に支持されている、名門氷輪紅高等学校に通う望月華淋16歳は、日本人特有の黒髪ではなく、黒髪なのにキラキラとラメのように輝き、中側の髪はラピスラズリの美しい輝きを放つ色をしていて、化け物の子と囃し立てられていた。それに付け
加えて物心がついた頃には『妖精』という非現実的な生物を視て、会話を交わし、彼らがくれる莫大な魔力を制御できず、非科学的な不可思議現象を起こし、先生やクラスメイト、自宅や学校周辺の人達までもが恐れ、気味悪がられ、最初はいじめられていたが『関わると祟られる』と、近づかなくなった。
自宅に帰っても気が休まることはなく、両親はそれぞれ別の思い人を作っては自分を邪魔扱いをした。それだけではなく、ストレスの捌け口にされ、暴力、ネグレクトなどを受けていた。家庭は借金を抱えて貧困しているにも関わらず、見栄を張り、外面だけは良く見せていたため警察などには通報されることもないまま毎日をただただ、ロボットの様に過ごして生きているのか死んでいるのか、分かるわけもなかった。
唯一、いつも味方でいてくれた幼馴染であり親友の本田理沙が彼らが原因で死んでしまい、彼女の残してくれた言葉を頼りに学校を飛び出し、家にも帰らず、ただひたすら走って走って力のある限り現実から逃げ出した。
そのたどり着いた場所は辺鄙で神聖的な森に住むルラスィオンと名乗る魔法使いに出会い、運命は180度変わっていくのだった。
「望月華淋ちゃん、君がここに来ることを僕は知っていた。これは運命なんだ。僕の弟子にならないか?」
「は・・・・?ごめんなさい、誰か分からないんですけど・・・・ストーカーですか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-21 01:32:12
21350文字
会話率:40%